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尾瀬で観察した山野草~その4

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尾瀬には宿泊できる山小屋がたくさんありますが、その中で尾瀬小屋を選んだのはモンベルの会員であれば一泊500円の割引が受けられるという利点があったからです。でも、尾瀬戸倉の駐車場から鳩待峠へ向かうバスに乗った後で、車にモンベルのカードを忘れて来たことを思い出しました。今から引き返して撮って来るわけにはいきません。どうしようかと思いましたが、ザックに会員に送られて来るピンバッヂを付けていたので、これを見せれば割引してもらえるかもしれない。そう思って尾瀬小屋に到着しました。山小屋の人にその旨を説明してバッヂを見せたのですが、残念ながら割引してもらえませんでした。忘れたのが悪かったのですが、会員バッヂでもカートでも見せるだけだから変わりがないように思われますから、ガッカリさせられてしまいました。
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さて、今回紹介しているのは8月5日(日)〜6日(月)にかけて散策した尾瀬ヶ原で観察した山野草の紹介の4回目です。山野草の紹介は今回で最後になります。
はじめに紹介しているのは、スゲの仲間でカヤツリグサ科のミカヅキグサです。池塘の周りに群生していましたが、小さい花でそんなに目立つ存在ではありません。
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こちらはマルバダケブキです。尾瀬ヶ原周辺ではあちらこちらで見ることが出来ましたが、この写真を撮影したのは竜宮小屋の手前の、沼尻川に近いところだったと思います。
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紫色の涼やかな花を咲かせていたミズギボウシです。ユリ科で同じ仲間のコバギボウシはよく目にしますが、ミズギボウシはこのように花の数が少ないものになるようです。
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こちらは平地でもお馴染みのミゾソバです。沼尻川の付近で見つけたのですが、尾瀬では初めて見つけたので珍しく思い撮影して来ました。
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星型で金平糖のような形状の果穂が特徴のミタケスゲです。尾瀬ではどこにも沢山あって、草原を覆い尽くしていました。これもカヤツリグサ科になります。
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尾瀬の湿原といえば忘れてならないのがこのモウセンゴケです。これは葉が長い種類でナガバノモウセンゴケと言います。私が見る限り、尾瀬ではこちらが主力であったように思います。
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こちらは葉の形が丸っこい普通のモウセンゴケです。こちらの方が数が少なかったように思います。葉の表面に粘液を出す腺毛がたくさんあり、虫を捕らえる食虫植物です。
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さて、こちらは鳩待峠から山の鼻の間で撮影した花ですが、ヤマアジサイで良いでしょうか? それともノリウツギになるのでしょうか? 自信はありませんが、個人的にはヤマアジサイであると思います。
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今年の尾瀬は特に花の開花時期が早まっていて、例年より2週間ほど早まっていたようです。ワタスゲも既にシーズンが終わっていますが、一部にまだ残っているものもありました。
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暗紅色の穂状花序が特徴的なワレモコウです。この花を見ると、夏も終わりかけていると感じます。
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最後に紹介するのはヤマキツネノボタンです。平地でも観察できるキツネノボタンですが、こちらはその変種になるということです。

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by coffeeto-p2 | 2018-08-24 06:00 | 自然 | Comments(0)

尾瀬で観察した山野草~その3

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今回の尾瀬ヶ原周遊は、鳩待峠から入って北回りコースを歩き、見晴の尾瀬小屋に宿泊して、2日目は南回りコースを歩いて戻って来ました。初日は良いお天気で、長い木道歩きは暑さとの戦いであったのですが、2日目は途中から雨に降られてしまいました。暑さは回避できたのですが、雨降りは行動が制約されてしまいますから、アウトドアでは有難くありません。そんな中で、宿泊した尾瀬小屋で、夕食後のひと時を談話室で尾瀬を紹介する本や植物図鑑などを見ながら、見て来た山野草などの確認をしていました。小さめのペットボトルに入れたウィスキーを持っていったので、山小屋の水で水割りを作りましたが、これが驚くほど美味しくて、マグカップに2杯も飲んでしまいました。氷もなかったのですが、美味しかったのは水の違いであると思います。尾瀬の素晴らしい自然環境は、景色や動植物を鑑賞させてくれるだけではなく、美味しい水も提供してくれました。まさに自然の恵みです。
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さて、今回も尾瀬ヶ原で観察して来た山野草の紹介を続けますが、まず最初はヒツジグサです。たくさんある池塘のいくつかは、水面がヒツジグサの葉で覆われていました。その中に小さな白い花を見つけました。名前の由来は羊の刻(午後2時)ころに花が咲くことから名付けられたということです。
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こちらはジャコウソウになります。前回も紹介していますが、これを撮影したのは2日目に沼尻川を渡り、竜宮小屋に至る間のことです。そこにジャコウソウの群生地があったので、夢中になって何枚も撮影して来ました。
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初日に山の鼻から牛首分岐へ向かう途中、川上川を渡る橋の上から、水面に林立する水草が目に留まりました。見慣れない風景で、何かわからなかったので写真に撮り、後から調べて見たらスギナモであることが分かりました。
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鳩待峠から山の鼻へ下って来る途中、山道の脇にソバナが咲いていました。いくつかあった花の中から、一番たくさん花をつけていた株がこちらです。
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花茎の先にいくつも花を咲かせていますが、その花柄が白色の特徴的な花姿をしています。これはチョウジギクになりますが、花の形が、香料にするチョウジの花の形に似ているところから、この名前が付けられたということです。
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水辺に多く見られたドクゼリです。白い花を球状花序として咲かせていますから、分かりやすい花姿です。
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こちらの黄色い花はトモエソウです。花びらの形が巴形に曲がっているところから、この名前が付けられました。
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こちらも尾瀬ではたくさん見られた花です。アジサイのような花姿ですが、これはノリウツギですね。草原の中だけでなく、林縁にもたくさん見られました。
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広い草原の中に一本だけポツンと立っていました。よく目立ったこの黄色い花はハンゴンソウです。周りに群生している茶色い穂はアブラガヤです。
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対生する葉の付け根に、白くて小さい花を咲かせていたこちらはヒメシロネです。シソ科の山野草になります。
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最後はピンク色の花を咲かせていたヒヨドリバナです。頭花は散房状についています。これは草丈が低い小さい花でしたが、山小屋に着いて食事前に散策している時に撮影しました。


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by coffeeto-p2 | 2018-08-23 06:00 | 自然 | Comments(0)

尾瀬で観察した山野草~その2

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尾瀬で山小屋に宿泊して嬉しいことは、お風呂が付いていることです。昨年、尾瀬沼を周遊した時には、長蔵小屋に泊まりましたがやはりお風呂付きで、汗を流すことが出来ました。今回宿泊したのは尾瀬ヶ原の見晴にある尾瀬小屋ですが、ここでもやはりお風呂がありました。標高1,400mの高原にある尾瀬といっても、この日はとても暑くなりましたから、長い木道歩きでかなり汗をかきました。お風呂は環境保全のため、石鹸やシャンプーを使うことが出来ませんが、夕食の前に汗を流すだけでもサッパリ出来ます。風呂上がりに飲んだビールの旨さが、これまた格別でした。
昼間は暑かった尾瀬ヶ原でしたが、日が落ちて辺りが薄暗くなってくる頃から、日中とは比べ物にならないくらい涼しくなってくれました。エアコンなしで味わえるこの涼味こそが、高原の一番の贈り物だと思います。
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さて、今回紹介する山野草の初めはサワギキョウです。青紫色の花がたくさん咲いていましたが、尾瀬植物研究見本園の木道を歩いていたら、この白い花がありました。これが何かわからなかったので、ビジターセンターに立ち寄って写真を見てもらったところ、白い花のサワギキョウであることを教えてもらいました。
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草叢の中に咲く青紫色のサワギキョウです。これが普通の花姿です。今年は花の咲く時期が昨年より2週間ほど早くなっていたようで、昨年は見られなかったのですが、今年はちょうど最盛期であったようです。
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こちらは黄色い花を咲かせていたオトギリソウです。初夏の頃から花を咲かせる山野草ですから、花期は割合長いと思います。今回も尾瀬ヶ原の各所で観察することが出来ました。
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白い花のシモツケソウです。図鑑で確認すると、普通はピンク色の花を咲かせますが、白い花を咲かせるものもあるそうです。オニシモツケというのは白い花を咲かせるようですから、これがそうなんでしょうか?
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キンコウカです。草丈は低いですが穂状花序の黄色い花を咲かせます。今年は花の時期が2週間ほど早まっていて、同じ日に訪れた昨年は最盛期であったのに、今年は咲き終わったものばかりで、既に花期が終わろうとしていました。
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こちらも黄色い花のキンミズヒキです。高原でなくても普通に見られる山野草ですが、木道の脇に咲いていましたから、これも撮影対象になりました。
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尾瀬植物研究見本園の木道を進むと、草原の中に、薄紫色の小さい花の穂状花序がいくつも見つかりました。輪生した葉が何層にも重なるところから、クガイソウと名付けられています。
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オレンジ色の鮮やかな花を咲かせていたコオニユリです。この写真を撮ったのは竜宮小屋のすぐ前でした。私が写真を撮っていたら、通りがかりの人がここでコオニユリか初めて見られたと言っていましたが、尾瀬ヶ原全体で見られた数は少なく感じました。
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キク科の小さい花を散房状に咲かせていたゴマナです。撮影したのは竜宮十字路から牛首分岐に至る間であったと思います。これも秋の山野草ですね。
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ピンク色で細長い唇状の花を咲かせていたジャコウソウです。麝香の香りがすることからこの名前が受けられたということですが、確認してこなかったのが残念でした。東電小屋を過ぎて、川に架かる橋を渡る辺りで撮影しました。
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今回の最後はコバギボウシです。薄紫色の清楚な色合いがとても涼しげな花姿です。花茎に沿って、花の数が多いのがコバギボウシですが、同じ仲間のミズギボウシは花の数が少ないところが特徴になります。

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by coffeeto-p2 | 2018-08-22 06:00 | 自然 | Comments(0)

尾瀬で観察した山野草~その1

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ワンコの散歩をしていたところ、公園でワカケホンセイインコの小群を見かけました。つい先日も上空を飛翔する群れを見かていましたが、このところ数を増やしているのでしょうか? もう何年も前から、大田区の洗足池周辺では繁殖していますが、テレビのニュースによると川崎市でも数を増やしているようです。私が住んでいる足立区の竹ノ塚周辺でも、20年ほど前からその姿が確認できるようになりましたが、このところその数が増えているのではないかと思える状況です。外来種ではありますが、もう何年かすると普通種になって、そのうち野鳥図鑑にも掲載されるようになるかもしれません。
今回紹介する山野草とは関係ない話になってしまいましたが、今回から4回に分けて、尾瀬ヶ原で観察した山野草を紹介します。
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まず最初に紹介するのはオゼミズギクです。花だけを見るとタンポポのように見えますが、草原の中に長い花茎を立てて、たくさん咲いていました。8月5日(日)から6日(月)にかけて歩いて来ましたが、イワショウブとともに草原を彩っていました。
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秋の花という印象が強いトリカブトですが、こちらはオゼトリカブトという名前が付いているようです。観察したのは立秋の前でしたが、尾瀬ヶ原には既に秋の気配が漂っているようでした。
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広い草原を横断する木道を歩いていると、すぐ傍に背の高いこのオオカサモチが立っていました。名前の通り傘を差しているような花序を広げていました。
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竜宮十字路でベンチに座って休んでいた時に、すぐ傍に咲いていたこのエゾリンドウの花が目に付きました。広い尾瀬ヶ原の中で、見つけたのはこれ一つだけでした。
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昨年は8月6日〜7日にかけて尾瀬沼を周遊して来ました。同じ時期に今年は尾瀬ヶ原を歩いてみましたが、花の開花時期が2週間くらい早まっていたようです。草原にたくさん咲いていたのはこのイワショウブの花でした。
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昨年は盛りであった黄色いキンコウカが見応えがありましたが、既に花期は終わろうとしていました。それと入れ替わるようにイワショウブが、穂状花序として花茎に白くて小さい花をたくさん咲かせていました。
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広い草原を覆うように茂っていたアブラガヤです。ススキやアシの草原とはちょっと異なる風情です。
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緑一色の草原の中に、濃いピンク色の花が目立ちます。アザミの花ですが、一本の花茎の先に花を咲かせる、これはノアザミで良いでしょうか? 茎の上に枝分かれするように幾つも花をつけるオゼヌマアザミもありました。
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花の直径が1cmにも満たないアカバナの花を見つけましたが、数は多くありません。同じ仲間にイワアカバナというのもあるようですが、その違いがよく分かりません。
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緑色の花を咲かせていたアオヤギソウです。草原の中で、花自体は目立ちませんが、草丈が1m近くもありますから、大きさで目立つ存在でした。
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こちらは特に目立つ存在でもないイヌトウバナです。尾瀬でなくてもたくさん観察できますが、宿泊した見晴周辺でたくさん観察できましたから、夕方の散策をしながら撮影して来ました。

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by coffeeto-p2 | 2018-08-21 06:00 | 自然 | Comments(0)

尾瀬に行ってきました

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8月に入り、この時期のアウトドアライフはどこで楽しもうかと、思案を巡らせていました。猛暑の都内を離れて、少しでも涼しい所で過ごしたいと思います。野鳥の繁殖シーズンもほぼ終わりになってきましたが、高山植物や山野草はまだ楽しめるはずです。昨年は8月5日〜7日にかけて尾瀬沼へ行ってきましたが、山野草の観察には大きな成果を上げることが出来ました。その時の結果は “尾瀬沼周遊〜その1” から “その2” そして “その3” として紹介していますから参照してください。尾瀬沼を周遊した時から、いつかは尾瀬ヶ原も歩いてみたいと思っていました。そんなことも思い出して、そうだ涼しい環境の尾瀬ヶ原へ行って、昨年と同じ時期だから山野草も楽しめると考えていました。
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昨年は、桧枝岐村の七入駐車場から歩いて登りましたが、今年は尾瀬ヶ原ですから鳩待峠から入って、見晴の尾瀬小屋に宿泊してくるコースを計画しました。マイカー規制がありますから尾瀬戸倉の駐車場で車中泊をして、翌朝のバスで鳩待峠に向かいます。
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バスで到着した早朝の鳩待峠休憩所です。この時間はまだ人の姿がほとんどありません。建物の向こう側から登ってきた朝日が眩しいですが、露出補正をかけて撮影しました。
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鳩待峠から山の鼻に向かって1時間ほど山道を下ると、ビジターセンターの手前でこのマルバダケブキの花が出迎えてくれました。
涼しいと思ってやって来た尾瀬ですが、日向はとても暑くて日陰を歩かないとクラクラしてしまいました。
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木立の向こう側に見える建物が至仏山荘です。尾瀬ヶ原に入る前にその前を通り過ぎ、1時間ほどかけて尾瀬植物研究見本園を散策してきましたが、山野草観察に成果を上げることが出来ました。
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尾瀬ヶ原に入って振り返ると、木道の向こう側に至仏山(標高2,228m)の勇姿がクッキリと見えていました。まだ登っていませんが、いつか登れるチャンスはあるのでしょうか?
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草原に入って少しガッカリしたのは、今年は花の時期が去年より早まっていて、すでに花の盛りを過ぎてしまったことです。白い花はイワショウブでまだたくさん咲いていましたが、黄色い花のキンコウカは既に花期が終わり、寂しい状況でした。
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尾瀬ヶ原に入って木道を進むと牛首分岐があります。ここから右へ進むと竜宮十字路を経由して見晴へ至りますが、左へ道をとって1時間ほど歩くと、前方に東電小屋の建物が見えてきました。。
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東電小屋を過ぎた下田代に広々と広がる尾瀬ヶ原の景色です。この広い草原の中を歩きたくてやって来ましたから、とても感慨深い風景です。
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木道を進むと、前方に燧ケ岳(標高2,356m)の勇姿が見えてきました。この山もまだ登ったことがありませんから、いつかは挑戦してみたいと思います。
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ゆっくりと山野草の写真などを撮りながら、昼過ぎには見晴の尾瀬小屋に到着しました。チェックインしてから夕食までの時間を利用して散策きました。燧ケ岳をバックにして、左端に見える赤い屋根の建物が尾瀬小屋です。
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一夜明けた翌日の尾瀬ヶ原です。朝から曇り空で、前日とは打って変わってヒンヤリするような陽気です。曇りがちのこの日は、前方の至仏山も雲の中に霞んでいます。
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尾瀬ヶ原の中に一本だけ立っていたシラカバです。とても印象的でしたから、思わずカメラを向けました。
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見晴の尾瀬小屋を出発して、昨日は北周りの木道を歩いて来ましたが、帰りは南側の木道を真っ直ぐに山の鼻に向かいます。振り返って途中にあった竜宮小屋の建物を写して来ました。
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前日は、暑さで草原を歩いていても周囲の景色を眺める余裕もありませんでしたが、2日目は涼しくてじっくり鑑賞できました。池塘が広がる印象的な風景です。
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池塘が連なる尾瀬ヶ原の風景は、写真に残しておきたい印象的な眺めです。これは撮影しておかなければなりません。でも、途中から雨に降られてしまいました。かなり激しい雨ですから、雨具を着用しなければなりません。

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山の鼻に到着しましたが、そこでこの紅葉が目に付きました。盛夏の8月6日(月)ですが、尾瀬の高原には既に秋の気配が漂い始めていました。

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by coffeeto-p2 | 2018-08-19 06:00 | 自然 | Comments(0)

戦場ヶ原の山野草

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この時期は、冷たい缶ビールを飲むことが毎晩の楽しみとなっています。そして、ツマミはもちろん枝豆が美味しいですね。この夏はとりわけ暑いですから、カミさんも火を使った料理をしたくないということで、夕飯がわりにトウモロコシを電子レンジでチンしてもらって食べています。まさに手抜き料理ですが、皮ごと電子レンジに入れてチンしますが、これがまた絶妙の茹で加減(?)となって、旬の食材としてはこれ以上のものはないと思えるほどです。食事時はワンコのチョコちゃんが足元に来ておこぼれをねだりますが、流石に枝豆とトウモロコシでは、おこぼれ頂戴というわけにはいきません。
缶ビールを1本半開けて(半分はカミさんが飲んでいます)、その後は保冷用のタンブラーに氷を一杯入れて、ウィスキーのハイボールを飲むのが毎晩のパターンになっています。娘がAmazonでペットボトルに入った炭酸飲料を箱買いしてくれますから、これがまたやめられない理由の一つになっています。
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さて、今回は奥日光で観察した山野草を紹介します。一番上の写真はピンク色の普通のノアザミですが、こちらは花の色が白い珍しいノアザミです。戦場ヶ原を往復するように歩いて来ましたが、白いのはこれだけでした。
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黄色くて、割合大きめな花を咲かせていたこちらはトモエソウです。花弁が少し曲がっていて、上から見ると巴模様に見えるところからこの名前が付いています。横から見ると蕊がビッシリと密生していて、ちょっとゴージャスな雰囲気です。
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立派な穂状花序を立てていたこちらはハナチダケサシです。草丈も結構ありましたから、よく目立つ存在になっていました。
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草原の中にたくさん咲いていたのは、ピンク色の花弁を広げていたこのハクサンフウロです。点々と花を咲かせていましたから、どれを撮ろうかと迷ってしまいましたが、これが一番色が出ていたように思います。
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大きな花序が立派なバイケイソウです。草原の主というわけではありませんが、一際目立つ花姿です。
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薄紫色の穂状花序はクガイソウです。葉が何層にも輪生することからこの名前が付けられたようです。これも夏の高原を彩る定番の山野草ですね。
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オレンジ色の大きな花を咲かせていたコオニユリです。同じ仲間のクルマユリは茎の周りに葉が輪生しますが、コオニユリは輪生しませんからそこが確認できれば間違うことはありません。
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こちらはイブキトラノオです。ブラシ状の白い花穂が特徴的な花姿です。ワタスゲが終わった草原には、代わりにこのイブキトラノオの白い花がたくさん咲いていました。
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小さな黄色い花を咲かせていたのはサワギクです。この時期に山へ登ると、谷筋などでよく見かける花ですが、ここ戦場ヶ原では林床に咲いている姿がよく見られました。
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薄紫色の釣鐘型の花を咲かせているツリガネニンジンです。同じ仲間にソバナがあり、茎に沿って咲かせますが、こちらは花茎に沿って花を輪生させますから、そんな姿が確認のポイントです。
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水辺に咲いていたこちらは、球状花序が特徴的です。セリの仲間になりますが、図鑑で確認したところ、ドクゼリになると思います。

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by coffeeto-p2 | 2018-08-17 06:00 | 自然 | Comments(0)

坪庭の高山植物~その2

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朝起きた時の外の気温が、既に28度にもなっています。出勤のため家を出る頃には30度近くになりますから、歩いて駅へ向かう間に汗ばんでしまうほどです。こんな調子では、今日も35度を超えるのは間違いなさそうです。それにしても、なぜ今年の夏はこんなに暑いのでしょうか? 子供の頃は30度を超えると暑い日になると思っていたのに、今や35度が当たり前になってしまいました。地球温暖化の影響で、これが当たり前になってしまうのでしょうか、これから先が思いやられるところです。
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さて、前回に続けて八ヶ岳の坪庭で観察した高山植物を紹介しています。最初に紹介しているのは、淡いピンク色の花を咲かせていたハクサンシャクナゲです。シャクナゲの木はたくさんありましたが、もう咲き終わっているものがあれば、これから咲こうとしているものもありました。
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海の日に続く7月の三連休を利用して行って来ましたが、初日の14日(土)は野鳥観察をしようと、麓の蓼科高原を歩き回って来ました。15日(日)は朝一番のロープウェイで坪庭に登り、1日かけてる北横岳などを巡りながら高山植物を観察して来ました。これは坪庭で撮影したテガタチドリです。
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坪庭には、このシラタマノキもたくさん咲いていました。名前の通り、白色の実をつけます。同じツツジの仲間ではアカモノというのもありますが、そちかは赤い実をつけますね。
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上の写真のシラタマノキと同じような花ですが、こちらはコケモモです。これも赤い実をつけますが、これがジャムになって市販されているほどです。以前、富士山の奥庭へ行った時に、コケモモジャムを買って来たのが、今では懐かしい思い出です。
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こちらもツツジの仲間ですが、花が小さくてあまり目立ちません。チョウジコメツツジという名前が付いていますが、そのいわれはよく分かりません。今回は、坪庭から北横岳、三ッ岳、雨池山と回って来ましたが、所々で観察することが出来ました。
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最後に紹介するこちらは、ムカゴトラノオです。同じ仲間のイブキトラノオは、戦場ヶ原などではとてもたくさん観察できますが、こちらはもう少し標高が高いところでないと観察できません。上部は穂状花序になりますが、下部にムカゴができるところが名前の由来になっています。

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by coffeeto-p2 | 2018-08-03 06:00 | 自然 | Comments(0)

坪庭の高山植物~その1

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迷走した台風12号はやっと東シナ海を大陸方面へ向かっています。各地に大雨を降らせた台風が過ぎ去っだ後は、また猛暑の夏が戻ってきました。都内の気温がも35度になるといっても、実際にはもっと暑くなっているわけですから、外へ出るのも躊躇われてしまいます。
我が家では、平日の愛犬チョコちゃんのお散歩はカミさんの仕事になりますが、早く行って来ないと暑くてワンコが可哀想と、私が出勤するより前に散歩に連れ出すようになりました。寝坊助だったカミさんが、少しでも早く起きてくれるようになり、良いこともあるものだと思っています。
7月の三連休に、八ヶ岳の坪庭で高山植物の観察をして来ましたが、今回と次回の2回に分けてその結果を紹介したいと思います。標高2,200mの高山でしたが、昼間はとても暑くて、涼を求めて行っだはずなのに、ここも暑い夏になっていました。
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最初に紹介するのはオトギリソウになります。上の写真もそうですが、坪庭に咲くオトギリソウ属の仲間ですから、イワオトギリかシナノオトギリではないかと思いますが、残念ながら私には識別するだけの知見がありません。
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こちらはシロバナヘビイチゴですね。特に珍しい高山植物というわけではありませんが、登山途中に群生するのを観察することがあります。ここでは数は多くありませんが、目に付きましたから撮影対象となりました。
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こちらはタカネニガナになります。撮影したのは坪庭ではなく、三ッ岳の岩がゴロゴロする急斜面を登っている時でした。ちょうど上から降りて来る人がいたので、休憩かたがた腰を下ろして撮影して来ました。
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坪庭のロープウェイ山頂駅の前に広がる、草原に咲いていたハクサンフウロです。登山者ではなく観光客風の人達もたくさん来ていましたが、この花を見て「ハクサンフウロを初めて見ることが出来た」と喜んでおられました。
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ロープウェイの駅舎を出たところで、最初に目に付いたのがこのキンロバイでした。かたまって咲いていましたから、余計に目に付きやすい状況でした。坪庭を歩いていると、何ヶ所かで咲いていました。バラ科の矮性低木になるとのことです。
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草むらの中で花を咲かせていた、こちらはウツボグサでしょうか? 花の形だけを見ると、ホトケノザとよく似ています。これもロープウェイ山頂駅を出た周辺でたくさん観察できました。

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by coffeeto-p2 | 2018-08-02 06:00 | 自然 | Comments(0)

乙女高原の山野草

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車中泊用にアマゾンで購入した扇風機が、使い始めて1週間もしないうちに壊れてしまいました。とても暑い日で外から戻り、車内の温度は40度を超えていたと思います。サイドドアを開けたままで扇風機を回していましたが、突然止まってしまいました。暑さで扇風機もオーバーヒートしてしまったようです。それにしても購入してすぐのことですから、どうしようかと思いましたが、アマゾンにら連絡したところ、交換してくれることになりました。迅速な対応をしてくれて、とても感謝しています。今は快調に動いてくれていますから、良かったですが、いくら涼しい高原とは言っても、昼間は暑いですから車中泊ライフに扇風機は欠かせません。
さて、今回は山梨県の乙女高原で観察した山野草を紹介します。行って来たのは7月1日(日)のことです。前日の土曜日に涼を求めて西沢渓谷でトレッキングを楽しみ、そのまま車中泊をして足を運んで来ました。
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標高1,700メートルの高原ですから、吹く風は爽やかで、木陰に入ると快適です。でも、さすがに日が当たるところは暑いですね。草原にはちょうど花期を迎えたアヤメの花が、たくさん咲いていました。
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オレンジ色の綺麗な花を咲かせていたのはレンゲツツジです。これも高原の主役の1つですね。色取り取りの花が乙女高原を彩っていました。
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ピンク色でスラットした花姿のノアザミです。ノッポの花ですから、草原の中ではひときわ高く、よく目立つ花でした。
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こちらはキンバイソウです。蕾が開いたばかりでしょうか? 花期はこれからだと思います。わずかに開いた花を見つけて撮影して来ました。
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乙女高原から少し下ったところにある湿地帯へ向かう途中、山道を歩いていたら、小さい流れのそばにこのクリンソウの花が何輪か咲いていました。
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乙女高原の草原には、このハナニガナの群落も見られました。里でも見られる花ですが、ここにもたくさん咲いていました。
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ハナニガナの群落の中に、このシロバナハナニガナの白い花が咲いていました。周りが黄色い花ばかりでしたから、白い花はとてもよく目立ちました。
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ピンク色のシモツケソウは、ここにもたくさん咲いていました。奥日光では、ピンク色の絨毯を敷いたようにたくさん咲いていますが、ここではそれには負けますが、高原を彩る花として色を添えていました。
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こちらはヒヨドリソウです。名前の由来はよく分かりませんが、アサギマダラやヒョウモンチョウの仲間などがよく吸蜜に訪れて来ます。
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鬱蒼とした山道を歩くと、林床の所々にこのサワギクの清楚な花が目に付きました。小さな花ですが、花が終わると白い綿毛を付けます。
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数は多くありませんが、草原の中にこのヤマオダマキを見つけました。ちょっと嬉しくなる花です。
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長い花茎の上に白い花をつけていた、こちらはミヤマハタザオです。小さな花ですから、気をつけて見ないと見落としてしまいます。
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乙女高原の散策路を歩くと、道にはみ出すようにキンポウゲの花が咲いていました。アヤメの花とこのキンポウゲの花が一番たくさん見られたように思います。

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by coffeeto-p2 | 2018-07-23 06:00 | 自然 | Comments(0)

西沢渓谷で自然観察

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私が今勤めている職場には、20人弱の職員が勤務していますが、昨日は暑気払いとして、全員参加で上野のビヤガーデンに行ってきました。ビヤガーデンは本当に久し振りです。30年ほど前の若い頃は、仲間と行って楽しんでいた記憶がありますが、ここ10年くらいビヤガーデンに行った記憶がありません。暑いさなか、外で汗を流しながら飲むより、エアコンの効いている涼しい室内で飲んでいた方が良いに決まっています。でも、昨夜のビヤガーデンは、不忍池などが見下ろせる高台で、見晴らしは良好でした。風は生ぬるかったのですが、それでも汗ばんだ体には涼風と感じられ、次々とジョッキを空にする皆さんに遅れないように、ずいぶんたくさん飲んできました。
さて、今回紹介しているのは、6月30日(土)に歩いてきた、山梨県の西沢渓谷で観察した動植物です。最初に紹介するのは、オオトラフコガネです。コガネムシの仲間ですが、特徴的な外形に目を奪われてしまいました。
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西沢渓谷の入口から入り、ネトリ大橋手前の休憩ポイントに辿り着く手前で、このミヤマオダマキの花を見つけました。散策路脇に咲く清楚な花姿が目にとまると、撮影せざるを得ない状況です。
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散策路の所々で観察できたこちらは、コアジサイの花です。とても小さな花の集合体ですが、このように並んで咲いていると、見応えのある立派な花姿になります。
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さて、こちらはガクアジサイのような花姿ですが、葉の形を見るとノリウツギのようにも思えます。アジサイの仲間は識別するのも難しいです。
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小さな黄色い花を咲かせていたこちらは、切れ込みの深い葉の形からサワギクであることが分かります。林床の所々に見ることが出来ました。
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チョウの仲間もたくさん観察することが出来ました。割合大きいこのチョウは、オレンジ色の翅の模様からヒオドシチョウであることが分かります。後翅後縁には青色の斑が出ますが、この個体は擦れているためか、確認することが出来ません。
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暗褐色の翅に白い斑が三筋に渡って出ています。その出方により、こちらはミスジチョウになることが分かります。
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花弁の形がカラマツの葉の形に似ているところから、こちらはカラマツソウと名付けられています。西沢渓谷を歩いている間、散策路の周辺でたくさん観察することが出来ました。
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今回のハイキングの終わりに近い、ネトリ大橋の手前でこの花を見つけました。上から撮影したものですが、ウツギの仲間であると思います。幾何学的な面白い形をしていると思います。
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最後に紹介するこちらの花は、ハナチダケサシでしょうか、それともトリアシショウマでしょうか?目立つ花ではありませんが、たくさん見られた花の一つです。

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by coffeeto-p2 | 2018-07-19 06:00 | 自然 | Comments(0)