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春の蓮田にタシギが集結

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しばらく夏日に近いような陽気の日が続きましたが、昨日は3月下旬頃の陽気ということで、かなり冷え込みました。帰り道は上着を着ていてもヒンヤリとしてコートがあっても良いなと思うほどでしたが、家に帰ったらストーブが焚かれていて、ちょっとびっくりしました。今日はというと、雨模様の予報もあり良い天気ではないと思っていたのに、一転晴れ渡り、気温もぐんぐん上昇しました。外に出る仕事でしたが、上着なんか着ていられない陽気になりました。体が順応しきれないようで、全身にダルさを感じてしまいました。
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都内では、すでに夏日となった日もありましたが、今年は猛暑の夏になるのでしょうか? 気になるところですが、連日うだるような暑さが続くことだけは勘弁してもらいたいものです。
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さて、今回紹介しているのはタシギの写真です。ソロソロ繁殖地に向けて渡去しようとするタシギが、一枚の蓮田の中にたくさん集結しているところに遭遇しました。
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足を運んだのは3月17日(土)のことでしたが、この蓮田の中には30羽を超えるタシギがカウントできました。驚くほどの数ですが、群れを作って渡りをする準備なのでしょうか? この写真の中だけでも7羽のタシギが写っています。
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撮影した場所は、茨城県稲敷市にある蓮田ですが、例年この辺りでは早い時期から渡り途中のツルシギが観察できるものですからそれを狙って来たのですが、今回遭遇したのはこのタシギの群れでした。
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これから春の渡りシーズンにはタシギをはじめとしてオオジシギ、チュウジシギ、ハリオシギなどのジシギ類が混在して、識別が難しいですね。以前には識別眼を磨こうと頑張った時期もありましたが、今では見つけることだけで満足するようになりました。(^_^;)

# by coffeeto-p2 | 2018-04-07 06:00 | 自然

草地のタゲリ

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職場への行き帰りは、いつも3駅手前で地下鉄を降りて30分ほどウォーキングをしています。職場での仕事はデスクワークが殆どですから、意識しないと体を動かすことがありません。そのため1日1万歩を目標に歩くことにしてこのウォーキングを続けていますが、往復30分歩くことで丁度目標がクリア出来る状況です。今の職場に勤めるようになって、早くも4年になりますが、雨の日以外欠かすことのない日課になりました。
歩くことによって、街中で生起する四季折々の変化を感じることが出来ますから、そんな事も楽しみで長く続けられるルーティンワークとなっています。
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今の時期は朝夕の空気が爽やかで、ウォーキングを楽しむには最適な気候です。芽吹き始めた木々の緑を楽しみながら、今日も職場への道を歩いてきました。
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さて、今回紹介している写真は、草原の中に見つけたタゲリです。撮影したのは3月17日(土)のことですが、この日は春の渡りが早いツルシギが来ているんではないかと思い、利根川から霞ヶ浦の周辺を巡ってきました。
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お目当のツルシギを見つけることはできなかったのですが、利根川沿いの香取市周辺を車で流していた時に、草地の中にうずくまるタゲリの姿を見つけることができました。
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長い冠羽をピッと上に立てて、精悍な姿を見せてくれたこの個体はタゲリの♂になります。この草原の中で、3羽のタゲリの姿を見つけることが出来ました。でも、警戒心が強いようで、あまり近づくことが出来ません。
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こちらの個体は、上の写真の個体に比べると冠羽が短いです。顔面も褐色味が強いですから、♀の個体であることが分かります。この個体はあまり動き回らず、ジッとしていた時間が長くありました。

# by coffeeto-p2 | 2018-04-06 06:00 | 自然

谷戸山公園で自然観察

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4月に入って、連日のように気温が20度を超える日が続いています。今日の最高気温も25度の予報ですから、春を飛び越えて、初夏のような陽気になってきました。北海道では雪が降る予報も出ていましたが、都内では上着を着て外を歩いていると、汗をかいてしまいます。この3月の平均気温は、記録的な暖かさであったようですが、その影響が4月に入った今でも続いているようです。寒さで縮こまっているより良いのですが、平年と比べて余りにも変化が大きいですから、自然界には異常気象の影響が出てくるんじゃないかと気になってしまいます。
次の土曜日に地元の人と誘い合って、自然観察に出かける予定を立てていましたが、東京周辺では雨の予想になってしまいました。これは異常気象の影響ではありませんが、こちらも困ったものです。
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さて、今回紹介しているのは、神奈川県座間市にある谷戸山公園を散策してきた時に撮影した写真です。これはキブシになりますが、野山を歩くと春先に花を咲かせてくれる定番ですね。
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この公園に足を運んだのは3月11日(日)のことでした。午前中に綾瀬市の蟹ヶ谷公園でたっぷり野鳥観察ができましたから、午後から場所を変えて様子を見てくることにしました。ギギーッと鳴きながら木の幹を突いているコゲラも撮影できました。
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公園内には湧き水が多く、そこから流れ出した水が池となって、その中にこのアズマヒキガエルがたくさんいました。まさに蛙合戦を繰り広げているところでしたから、これが面白い被写体となってくれました。
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公園の散策路脇で、上方にレンズを向けているカメラマンが2人いました。「何がいますか?」問いかけると、木の枝に止まっているオオタカの存在を教えてくれました。思わぬところで遭遇しましたからすぐに撮影させてもらいましたが、間も無く飛び去ってしまいました。
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湧き水が作った池の周辺に、ヒメリュウキンカの群落がありました。遠くから見ても、大変よく目立つ黄色い花を咲かせています。この池のほとりでは、上で紹介したアズマヒキガエルとともに、格好の撮影対象になってくれました。
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太い木に止まって、ギギーッと鳴きながら幹を突いていたコゲラの写真を撮っていました。何枚か撮影しましたが、後から確認したら、何か餌となる獲物を見つけたようです。この写真には、嘴に何か咥えているところが写っています。
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最後に紹介するこの花は、アブラチャンです。公園の駐車場近くの広場に咲いていました。よく似た花にダンコウバイがあります。ちょっと見にはなかなか区別がつきませんが、アブラチャンには花柄がありが、ダンコウバイにはありませんから枝から直接咲いているように見えます。ここにはアブラチャンと表示した看板が立っていましたから、間違いようもありません。(^_^;)

# by coffeeto-p2 | 2018-04-05 06:00 | 自然

ルリビタキをもう一度

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オトギの世界のお話ですが、チルチルとミチルの兄妹が青い鳥を探して旅をするというメーテルリンクの童話がありました。幸せの青い鳥を探しに方々を探し回ったのに見つけられなかった2人ですが、自宅に戻ってみたらそこに幸せの青い鳥がいたということです。探し回ってもなかなか見つからなかった幸せが、実は身近なところにあったと言う話ですね。周りのことに惑わされず、もっと身近なものを大切にしなさいという教えであろうと思います。
以前、何かの本で読んだか、どこかで聞いたと思いますが、この物語に描かれていた青い鳥が、実はルリビタキがそのモデルであったと言うことです。定かに覚えていませんが、今となってはその真偽のほどは確かめようもありません。
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さてそのルリビタキですが、冬の間は里に降りて越冬しています。公園の中などでも観察することが出来ますが、このような♂の綺麗な個体にはなかなか出会うことが出来ません
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間も無く繁殖地である山へ向けて移動していくことでしょう。初夏の高原では、立木の天辺から爽やかな囀りの声を響かせてくれます。漂鳥として1年を通して観察することが出来る野鳥ですが、ルリビタキはどこで見つけても嬉しい存在です。
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今回紹介しているこの写真は、3月11日(日)に神奈川県綾瀬市の蟹ヶ谷公園で撮影したものです。数年前までアリスイが越冬していた公園ですから、今でも年に一度は様子を見にいっています。
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このルリビタキは綺麗な成鳥♂の個体ですが、このように青色の綺麗な羽衣になるまで3年掛かるということです。第一回冬羽の♂の個体は、見た目で♀と区別することが難しいです。成鳥♂を見る機会はそんなに多くありませんから、見つけたら嬉しいですね。
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立木に止まっていたルリビタキ♂を撮影していたら、偶然飛び立つ瞬間を撮影することが出来ました。躍動感溢れる写真になったと思いますが、今度は高原で爽やかな囀りの声を聞かせてください。
# by coffeeto-p2 | 2018-04-04 06:00 | 自然

春に踊るモズ

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今日から新年度が始まります。私の職場にも新人さんが2人入ってきました。新人といっても、定年退職した第2の職場ですから60歳になります。それでも、新しい人が加わると、職場の雰囲気が変わって、何か良いことがあるんじゃないかと期待感が高まります。私はと言うと、一昨日の山登りで足に筋肉痛がきて、それでなくても動作が緩慢になっているのに、余計に動きが悪くなってしまいました。先が思いやられる新年度のスタートです。
でも、街を歩いていると、街路樹に若葉が萌えだしてきて、気持ちはやはりウキウキしてきます。自然界が躍動してきますから、私はこれからの季節が一年のうちで一番好きな時期になります。
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都内で見事な満開の桜を見せてくれたサクラの花が、もう花びらを散らして葉ザクラへと変貌しています。早いものです。季節はどんどん進んで行きますから、ウカウカしてはいられません。
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今回紹介しているのはモズの写真ですが、3月11日(日)に神奈川県綾瀬市の蟹ヶ谷公園で撮影したものです。
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公園内の散策路を歩いていると、植え込みから飛び立った鳥が、近くの立木に止まりました。それがこのモズであったわけですが、よく目に付く存在でした。
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冬の間は♂の個体も♀の個体も縄張りを持って生活していますが、これから繁殖期を迎えて、ペアリングして何処かで巣作りをすることでしょう。モズにとっても忙しい季節の到来です。
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ニシキギの植え込みの上に止まったこの個体は、過眼線が茶色であることと、胸に網目模様が認められることから、メスの個体であると思われます。心なしか可愛い表情をしていると思います。

# by coffeeto-p2 | 2018-04-03 06:00 | 自然