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田んぼに見つけたキジのペア

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今年のゴールデンウィーク期間中は、5月1日が “即位の礼” の祝日となりました。その前後が祝日と祝日に挟まれた日ということで “国民の祝日” となり、10連休という、これまでにない長期のお休みが続くことになりました。元号が変わるなどの変化があり、おまけに私自身が新しい職場に就いたばかりで戸惑いもありますが、バータドウォッングをする好機に、長く休めるというのはとても有難い話です。しかし、この期間はどこへ出掛けても、道路が渋滞するし観光地は人で一杯です。おまけに宿泊料金も高くなりますから、おいそれとは出掛けることができません。
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そんな時に有効なのが、車中泊をしながらアウトドアライフを満喫してくることです。野鳥観察でも山野草観察でも、一番良い時期ですから、野山に繰り出す絶好のチャンスです。車中泊であれば予約は要らないし、予定変更も自由にできます。
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ワンボックスの愛車に寝袋やクーラーボックスなど、車中泊に必要な道具は全て積み込んでいますから、あとは食料品が調達できれば、2泊から3泊程度の山籠りは全く苦になりません。あとはどこへ出掛けるか、行き先地の選定に思いを巡らせるだけです。
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さて、今回紹介しているのは、埼玉県越谷市郊外の田んぼで撮影したキジのペアです。4月7日(日)に行って来ましたが、まだ田おこし前の田んぼですから遮るものがなくて、悠々と歩くキジの姿をしっかりと捉えてくることができました。
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こちらはキジのメスですが、手付かずの草むらに隣接した畔から離れることなく、この草むらと田の畦を行ったり来たりを繰り返していました。これから卵を産むための産座を探していたのでしょうか?
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こちらはオスの個体になります。体全体が七色の羽毛に包まれていて、見事な姿をしています。堂々と田んぼの真ん中を歩いて、まるで縄張り宣言のデモンストレーションでもしているかのようでした。
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この日は、田んぼに隣接した農道に車を止め、車中から撮影しました。E-M1 + 300mmF2.8 + EC-20(換算1,200mm相当)で撮影して来ましたが、E-M1mkII を修理に出しているので、これが今の主力機種になります。

# by coffeeto-p2 | 2019-04-20 06:00 | 自然 | Comments(0)

ギフチョウの交尾も撮れました

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春を迎えて菜の花やサクラが咲き、カタクリやスミレなどが野原を彩る時期になると、年一回だけ羽化する季節を迎えるギフチョウが、その優雅な姿を見せてくれます。「春の女神」と称されるその姿は、1年間の出現を楽しみに待ちわびていた、自然を愛する人に神様が与えてくれるご褒美です。氷河期を乗り越えて生き延びて来たギフチョウは、アゲハチョウの原始的な姿であると言われていますが、近年その数を減らし、絶滅危惧種にも指定されています。昔は東京近郊でも見られたそうですが、今の関東地方では、神奈川県の石砂山(標高578m)周辺だけにしか生息していないようです。現地では天然記念物に指定されて、手厚く保護されていますが、絶滅を食い止めるためには食草であるカンアオイを増やしたり、自然環境を守ってやらなければなりません。そんな貴重なギフチョウを今年も観察することができました。
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この写真は、山肌を覆い尽くす枯れ葉の上を、優雅に舞うギフチョウの姿です。偶然撮影できたものですが、狙ってもなかなか撮れない瞬間です。もう10年近く通っていますが、こんな写真が撮れたのは初めてです。
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こちらの個体は、林床に落ちた枯枝に止まっていますが、よく見るとその下に交尾しているもう1個体のギフチョウがいるのが分かります。こんな姿を撮影できたのも、初めての経験でした。
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山頂にはテーブルが設置され、ハイカーが食事や休憩に利用していますが、その広場は日当たりが良くて、よくギフチョウが日向ぼっこに降りてくれます。この時は、地面で交尾しているところへ、もう一頭のギフチョウが飛来したものです。しかし、交尾をするとオスは特殊な液体を出して、メスの交尾口を塞いでしまい、他のオスと交尾ができないようにするそうです。そこにはオス達の、熾烈な争いがありそうです。
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こちらの写真は麓に下りた後で、農家の脇の畑に置いてあったネットに止まったギフチョウです。特に意図があるわけではありませんが、色合いが綺麗だと思い紹介しました。
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今回紹介している写真は、オリンパス  E-M1 + 40-150mmF2.8 + MC-14(換算112-420mm相当)で撮影しています。石砂山に登りながら、ギフチョウと山野草を撮影して来たので、このくらいのシステムが手頃でした。


# by coffeeto-p2 | 2019-04-19 06:00 | 自然 | Comments(0)

今年も石砂山で山野草観察

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我が家から数軒先のお宅には、庭先に見事なヤエザクラの木があります。都内のソメイヨシノは散っていますが、こちらは今が満開です。駅に向かう途中なので、毎日拝見させてもらっていますが、このヤエザクラはボリューム感がいっぱいで、その風景は圧巻です。今年もまた青空をバックに、見事な花姿を見せてくれています。道路に面して立っていますから、花が散るとピンク・カーペットの通路となって、歩く気分も最高です。このご近所花見ポイントは、私の毎年の楽しみになっています。
さて、今回は神奈川県の石砂山(標高578m)で撮影した山野草をまとめて紹介します。まず最初に紹介するのは、葉の形が特徴的なエイザンスミレです。薄いピンク色の花を咲かせていました。登山道にとりつく前に撮影しました。
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今回紹介している山野草は、麓から歩いて撮影した順番に並べています。薄い水色の花を咲かせていた、この可憐なヤマルリソウは、登山道に入ってすぐのところに咲いていたものです。
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山の斜面の林床に、このヤブレガサの群落がありました。柔らかい毛に覆われた破れ傘を、今まさに開こうとしているところです。これは山菜としても知られていて、このくらいの時にとって湯がいたら、美味しいおひたしになるようです。
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木漏れ日のさす林床に、ヒトリシズカが並んで花開こうとしていました。もっとたくさん群生しているところもありましたが、ヒトリシズカという名前の印象から、このくらいのところが、一番似合っていると思います。
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スミレの仲間の中では、このタチツボスミレが一番多く咲いていました。背景を整理して撮影できないかと、何枚か撮ってみましたが、なかなか思うような写真は撮れませんでした。
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登山道を登り、概ね中腹を過ぎたあたりで、少しだけでしたがシュンランの花を見つけました。春先には、しっかりと確認しておきたい、ランの仲間の山野草の一つです。
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これが天然記念物ギフチョウの食草であるカンアオイです。これがあるからギフチョウが繁殖できるわけですが、初めて来た時に比べると、ずいぶん減ってしまったように思います。中央に暗褐紫色のツボ型の花がありますが、分かりますか? ギフチョウについては、吸蜜しているところと、交尾しているところも撮影できましたから参照してください。
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こちらは、下山途中に撮影したスミレサイシンです。もちろん登る時にも目について、撮影もしていましたが光線状態が悪く、こちらの方が良い状で撮れていました。
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さて、こちらは麓に下って来てから撮影した、ノジスミレの写真です。畑の土手の日当たりの良い草むらに咲いていました。我が家の近所の歩道の隙間でも、咲いているものを見ています。
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山の麓には、白い花弁のスミレも咲いていました。円形の葉が特徴的な、これはマルバスミレです。花弁にも丸みがあって、見るからにふくよかな感じがするスミレです。
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最後に紹介するのはミミガタテンナンショウです。マムシグサと同じサトイモ科の仲間ですが、仏炎苞の基部が耳たぶ状に広く張り出しているところが特徴です。石砂山では、登山道の途中でたくさん観察することが出来ました。

# by coffeeto-p2 | 2019-04-18 06:00 | 自然 | Comments(0)

吸蜜するギフチョウ

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数百万年前から何度かの氷河期を乗り越えて、今でもその姿を見せてくれるギフチョウは、生きた化石とも言われる、原始的なアゲハチョウの仲間です。我が国では、ギフチョウとヒメギフチョウの2種が知られていますが、特にギフチョウは日本固有の種類で、本州の秋田県から広島県の範囲だけに生息し、近年絶滅危惧種として天然記念物に指定されるなど、手厚く保護されています。東京近郊ではほぼ絶滅したと言われていましたが、神奈川県の石砂山(標高578m)周辺に少数ですが生息しています。羽化は年一回で、春先のこの時期しか見ることができない貴重な蝶なので、ここ10年ほどは毎年その姿を確認するために足を運んできました。私にとっては名実ともに「春の女神」と言える存在です。
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石砂山でギフチョウが羽化するのは、だいたい3月下旬から4月上旬の頃であるようです。このタイミングを逃したら、来年まで見ることができませんから、この時期に訪問するのが私の年中行事になっています。
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ギフチョウが舞ってくれるのは、晴れた日だけに限られます。だから、天候を見合わせて行かないと、うまく観察することが出来ません。そんな意味でも、見られた時の感激はひとしおです。
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今年は天気予報を確認しながら4月6日(土)に行って来ましたが、到着して登山道にとりつく前から、農家の脇で観察することができました。登山道でも何回も姿を見せてくれて、山頂では交尾する姿も観察できましたから、この10年の中では最高の出現率になりました。
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石砂山に登る時には、牧馬峠(まきめとうげ)から登るコースと、篠原の里からのコースがありますが、車を止めるためには、駐車場がある篠原の里の方が利用しやすいと思います。
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この日のギフチョウは、何度も出現してくれましたから、撮影するチャンスが多くありました。日向ぼっこをするため、地面に翅を広げて止まりますが、それでは絵になりません。タチツボスミレで吸蜜するところを狙って、撮影したのが今回紹介する写真です。
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撮影に使用した機材は、オリンパス  E-M1 + 40-150mmF2.8 です。E-M1mkII を修理に出しているので、控えに回りがちなボディですが、十分に働いてくれました。

# by coffeeto-p2 | 2019-04-17 06:00 | 自然 | Comments(0)

那珂川町にイワウチワの群生地

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介護保険の自動引き落としを依頼するために、出勤前に郵便局へ立ち寄って来ました。午前8時半から開いていると思っていましたが、9時からということで少し待たされてしまいました。介護保険の保険料は結構高いですが、これから先お世話になることもあると思いますから、これも仕方のないことですね。郵便局では丁寧な応接をしてくれて、年金の振り込みに使ってくれていることで、御礼のお菓子まで頂いてしまいました。
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さて、今回紹介しているのはイワウチワの写真です。栃木県那珂川町にある富山の群生地は、植栽されているようですが、山の斜面全体に花を咲かせて、とても見事な眺めでした。
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これまでは、イワウチワを見るために、花の百名山である茨城県の高鈴山(標高623m)に登ったり、山梨県の坪山(標高1,102.7m)に登って観察して来ましたが、いずれも自生していたものでした。
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3年ほど前、カタクリの花を見たいと思い、那珂川町のカタクリ山公園にやって来た時、近くの富山にイワウチワの大群落があることを知り、それから毎年のように足を運ぶようになりました。
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今年も3月31日(日)に訪問して来ましたが、丁度満開でドンピシャリのタイミングでした。この富山の群生地から少し入ったところにも、別の群生地があるようです。いつかはそちらも訪ねてみたいと思います。
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この日撮影に使用した機材はオリンパス E-M1 + 40-150mmF2.8 です。カメラの “深度合成” の機能を利用して撮影しましたから、花全体にピントが合って、背景がほどよくボケてくれる効果が出てくれました。
# by coffeeto-p2 | 2019-04-16 06:00 | 自然 | Comments(0)