二子山のサンコウチョウ

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梅雨入り前後の鬱陶しい天気が続くこの頃ですが、自然観察に出掛けて様子を見ておきたい、この時期ならではの対象を幾つか挙げることが出来ます。その中で一番のお楽しみとして挙げられるのは、あの「ツキ、ヒ、ホシ、ホイホイホイ」と鳴くサンコウチョウの声を聞きながら、その姿を撮影してくることです。上手くいけば、巣作りやヒナへの給餌などの繁殖の様子が観察できるかもしれない。そんな期待を抱きながら、5月最後の週末を利用して出掛けてみました。
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今回足を運んでみたのは、逗子市の二子山を流れる森戸川周辺です。私が野鳥観察を始めて間もなくのころ、憧れのサンコウチョウが見られるということで案内してもらった場所ですから、思い入れの強いところでもありました。期待を込めて足を運んだところ、巣で抱卵するサンコウチョウ♀の姿も確認することが出来ました。
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鬱蒼としたスギ林の中を「ホイホイホイ」と鳴きながらサンコウチョウの♂が飛来してくれました。あの声を聴きながら、長い尾をヒラヒラさせて舞い飛ぶ姿は、何回見ても嬉しいものです。
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暗紫褐色の目立たない色合いですが、30cmはあろうかという長い尾羽と、コバルトブルーのくちばしと同じ色のアイリングがとてもよく目立ちます。エキゾチックな雰囲気満々の野鳥ですね。
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お蔭様で、これまでに何ケ所かで観察させてもらっているサンコウチョウですが、遠くから聞こえてくる声を聴いて、その出現を待つ間のあのドキドキ感は、いつも変わることのないお楽しみとなっています。
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このような鬱蒼としたスギ林の中が、サンコウチョウが繁殖するための好適地となっているのでしょう。これまでに観察してきたポイントは、いずれもこのように少し薄暗いスギ林の中かその隣接地であったと記憶しています。

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# by coffeeto-p2 | 2017-06-13 06:00 | 野鳥 | Comments(0)

戸隠森林植物園でこんな野鳥も

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関東地方にも梅雨入り宣言が出されました。しばらくは鬱陶しい天候の日が続くことになります。田んぼの稲作も、畑の作物も雨が降らなければ実ってくれません。四季の移ろいの中では、梅雨時の雨がもたらしてくれる自然の恩恵は、欠かすことが出来ない大切なものであることは分かります。でもその反面、雨が降ればその間、カメラを持って自然観察に出掛けることは出来なくなってしまいますから、週末のアウトドアライフを楽しみにしている私にとっては、あまり有難くない季節になります。これから梅雨明けまでの一月半は、天気予報と睨めっこしながら予定を立てなければなりません。
さて、今回は戸隠森林植物園へ行って撮影してきた結果紹介の最終回になります。これまで “キバシリ天国” から始まって、野鳥写真を中心に紹介を続けてきましたが、今回は紹介しきれなかった野鳥をまとめてみました。
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こちらはクロツグミです。園内を散策している間、遠くの方からクロツグミの囀る声が聞こえてきました。これは撮影するチャンスもあるだろうと期待していたのですが、実際にカメラに捉えたのはこの時1回だけで、それも数枚撮影したところで、すぐに飛び去ってしまいました。
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カケスも何回か姿を見せてくれました。この鳥は、ジェイ、ジェイと喧しく鳴きながら飛び交っていましたから、近くに飛来したことは直ぐに分かるのですが、葉陰に止まることが多くて、上手く撮影することが出来ません。
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ホーホケキョの囀りもずいぶん耳にしました。個体数は多いのですが、この鳥もあまり目立つところには出てきてくれません。散策路から遠く離れた枝先で囀る姿を、何とか捉えることが出来ました。
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頭上の高い枝先に飛来したアカハラです。森の中からキョロン、キョロン、ツィー という囀りの声が聞こえてきますが、なかなかその姿を捉えることが出来ません。かろうじて撮影できたのがこの写真でした。
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シジュウカラの仲間で、山の鳥としてよく観察できるのがヒガラ、コガラ、ヤマガラなどです。今回訪問した戸隠森林植物園では、以前に “茂みの中のヒガラ” として紹介していますが、このコガラも観察することができました。
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植物園の中のミズバショウ園を横切る木道を歩いていた時、探鳥会の御一行様と遭遇しました。ちょうどその時 「真上の梢にニュウナイスズメがいる。」 との声が上がりました。カメラを向けてみたところ、この写真を撮影することが出来ました。

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# by coffeeto-p2 | 2017-06-12 06:00 | 野鳥 | Comments(0)

戸隠のキビタキ再び

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野鳥観察のために、私が足を運ぶ探鳥地は四季折々で色々変わりますが、野鳥たちの繁殖シーズンに訪れるとしたら、戸隠森林植物園は外せないポイントであると思っています。戸隠神社奥社の参道沿いに広がる樹林帯ですが、奥社があることで昔からこの樹林帯が保護されてきたようです。お陰で野生の動植物にとっては貴重な生息地となっているわけですが、森林植物園と名前が付けられているように、園内を歩き回るための散策路が、一部バリアフリーとして良く整備されています。野鳥の他にも自然の動植物がたくさん観察できますから、行くたびに色々な発見があって楽しめる場所だと思います。また、駐車場にはトイレも整備されていますから、車中泊ライフを楽しんでいる私には、他にこんなに良い条件の場所はあまりないと思っています。でも、観光シーズンには駐車場が満杯となって溢れかえりますから、そこが唯一困るところでもありますが.....。
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そんな戸隠森林植物園で、今回もたくさんの野鳥たちと出会い、写真もたくさん撮影してくることが出来ました。今回は、その中から2日目に撮影したキビタキの写真を紹介したいと思います。前回の写真は “戸隠のキビタキ” として紹介していますから参照してください。
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このキビタキの写真を撮影したのは、“森のまなびや” から “高台園地” に至り、鏡池へと続く “外周のこみち” 方向へ向かう途中の木道が整備されている辺りです。周囲にはミズバショウにやリュウキンカの小群落があって、少し開けた場所でした。
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歩いて行くと、数名のカメラマンが三脚を立てていました。周囲からはクロツグミやコルリの声も聞こえます。ここで待てば、何か出てくるかもしれないと、様子を窺ってみたところ、木道のすぐ上からキビタキの囀りが聞こえてきました。
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今シーズンはキビタキの写真を撮る機会が多くあります。埼玉県民の森でも、栃木の宮川渓谷でも、足を運ぶたびにたくさんの写真が撮影できました。そして今回の戸隠森林植物園でも、両日に渡り間近から撮影する機会に恵まれました。
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森の中からピップル、ピップルと鳴く声が聞こえてきました。声のする方に目をやると、そこにキビタキが姿を現れしてくれました。何回見ても嬉しい野鳥ですが、囀りのバリエーション(個体差?)が多いのもキビタキの特徴ではないかと思っています。

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# by coffeeto-p2 | 2017-06-11 06:00 | 野鳥 | Comments(0)

コサメビタキが輝いてます

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車中泊をしながらフィールドへ出て野鳥観察をする時は、いつも食事のメニューをどうするかが思案のしどころです。今回は、5月19日(金)〜21日(日)にかけて戸隠森林植物園へ出かけてきましたが、金曜日の午後に半日休みを取り、買い置きのレトルト食品と登山用のアルファ米などを準備して、コンビニでその日の夕食と食パン1斤、ハム、チーズ、レタス、キャベツなどを購入して出発しました。朝食はホットサンド、昼食はアルファ米とレトルト食品を組み合わせ、夕飯はスパゲティという具合にメニューを変えて食事の準備をしました。野鳥観察や自然観察もさることながら、簡単便利で美味しい食事を準備することで快適な車中泊ライフを堪能することが出来ました。
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今回は2泊3日の日程でしたが、現地に到着したのは午後8時を回っていて、ビールを飲みながら夕食を済ませて寝るだけでしたから、正確には2泊2日の日程と言った方が当たっていたかもしれません。でも、観察するフィールドの中にいて、早朝から夕暮れまで時間をたっぷり使えますから、期待通りの成果を上げることが出来ました。
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明るい昼間は、撮影対象を求めて園内を歩き回ってきますから、暗くなってビールを飲みながら夕食をとると、直ぐに眠くなってしまいます。真っ暗になった夜の空には、文字通り降るような星が輝いていて天の川もよく見えますが、酔いとともに寝袋に入ると朝まで気持ち良く熟睡できました。
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さて、今回紹介するのはコサメビタキの写真ですが、たくさんいる野鳥の中でもとりわけ個体数が多いのではないでしょうか、戸隠森林植物園の中でたくさんの写真を撮ることができました。
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子育てのための餌運びに忙しいのでしょうか、活き活きとした動きが目立っていたコサメビタキたちが、良いお天気にも恵まれてキラキラと輝いているように感じました。
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この時期の戸隠は、昼間は結構暑くなりますからTシャツ1枚で十分ですが、朝夕は涼しくなりますから、上着を着ないと寒いくらいです。でも、寝袋にくるまって寝るにはちょうど良い気候です。きっと野鳥たちもこんな環境の中で子育てするのが、一番適していると思っているのでしょう。

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# by coffeeto-p2 | 2017-06-10 06:00 | 野鳥 | Comments(0)

アカゲラもいました。

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雷が鳴って雨に降られるという、夏型の夕立みたいな天候になりました。まだ梅雨入り宣言は出されていませんが、このところの天気予報を見ていると、傘マークと曇りマークがたくさん並んでいますから、もしかしたらこの書き込みがアップされる頃には、梅雨入り宣言が出ているかもしれません。季節の移り変わりは本当に早いもので、これまで自然界が活発に活動を始める春の訪れを楽しませてもらってきたのに、それも終わりを告げて間も無く梅雨入りで、今度は梅雨明けと夏の到来を待つばかりとなりました。
でも、梅雨入りしたって自然界は動きを止めることがありませんから、家の中に閉じこもっていられません。時間があったらフィールドの様子を見に行きたいと思っています。どんな変化があるのか、何を見てくることが出来るのか、そんなことに思いを馳せながら、季節の移り変わりを楽しみにしているこの頃です。
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さて、今回紹介するのはアカゲラの写真です。5月20日(土)〜21日(日)に、長野県の戸隠森林植物園へ行って撮影してきたものです。ここは行くたびに色々な収穫があって、年間スケジュールから外すことが出来ない、私のお気に入りポイントです。
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今回の戸隠では、既に紹介してきた “キバシリ天国” をはじめ、“囀るノジコ” や “キビタキ” などを確認してくることが出来ました。でも、同じ仲間の “間近なオオアカゲラ” とともに、このアカゲラも撮影できたのは嬉しいところでした。
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このアカゲラの写真を撮影したのは、森林植物園から鏡池へと続く散策路の途中にある、天命稲荷の周辺でした。そこに巣穴があったわけではありませんが、枯れた立木に飛来して、何度もタララララ〜というドラミングの音を響かせてくれました。
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しばらくアカゲラのドラミングの様子を撮影して、鏡池へと向かうと、散策路に沿った梢を移動して行くアカゲラと一緒に移動するようになりました。ここでもまた撮影チャンスが生まれました。
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私の進む方向に合わせるように、立木伝いに移動していくアカゲラは、格好の撮影対象となりました。サービス満点のアカゲラに感謝しながら、気が付けばたくさんの写真を撮影させてもらいました。

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# by coffeeto-p2 | 2017-06-09 06:00 | 野鳥 | Comments(0)