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尾瀬ヶ原にいたノビタキの幼鳥

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涼しさを求めて足を運んだ尾瀬ヶ原でしたが、異常気象と言われるほどの今年の夏ですから、ここでも猛暑に見舞われてしまいました。8月5日(日)から6日(月)にかけて山小屋に泊まり、木道歩きを楽しんで来ることを計画しましたが、標高1,400メートルの高原でも昼間の暑さは平地とあまり変わりなく、日陰を歩かないと頭がクラクラして熱中症になってしまいそうでした。尾瀬ヶ原の野鳥の出具合はどうであったかというと、それでなくても昼時は出が悪くなる野鳥達ですから、日差しの強い草原では、暑さのため直射日光を避けて、草むらの中に潜り込んだまま一向に出てくる気配がありません。尾瀬小屋に到着した時は、ガッカリした気持ちもとともに、暑さで身体は完全にグッタリしてしまいました。冷たいビールの喉越しの良さだけが、身体の疲れを癒してくれる、そんな状況になっていました。
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尾瀬小屋に到着すると、午後4時のお風呂の時間まで、まだタップリ時間がありましたから、カメラを担いで尾瀬小屋の周辺を、散策して見ることにしました。
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日が傾いて、次第に涼しさが感じられるようになってきました。山野草を求めて木道を歩いていると、涼しさに誘われるようにノビタキが出てきてくれました。
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木道脇のアシにも止まってくれましたから、すかさず撮影してきましたが、頭部から背面にかけて、たくさんのまだら模様が認められるところから、ノビタキの幼鳥であることが分かります。
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夕方で人通りも無くなった木道の上に、たくさんのノビタキが出てきてくれました。今年生まれの幼鳥達が、ここに集まって戯れて遊んでいるようでした。
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この時、持っていったカメラはオリンパスの E-M1mk2 + M.40-150mmF2.8 + MC-14 でした。最大で換算420mm相当になりますから、野鳥写真の撮影にもそこそこ威力を発揮してくれました。
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尾瀬で繁殖を終えたノビタキは、秋の訪れとともに間も無く南の国を目指して渡っていくことと思います。その途中に、東京周辺でも観察できることでしょうから、その時の再会が楽しみです。
by coffeeto-p2 | 2018-08-27 06:00 | 自然
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