人気ブログランキング | 話題のタグを見る

尾瀬ヶ原で観察したチョウとトンボ

尾瀬ヶ原で観察したチョウとトンボ_f0372177_18164579.jpg
今年は異常気象と言われるほど暑い日が続いていますが、標高1,400mを超える尾瀬ヶ原でも、日中は熱中症を心配するほどの暑い陽気でした。木陰が恋しい気持ちで木道を歩いていると、青空の中に至仏山(標高2,228m)や燧ヶ岳(標高2,356m)の姿がクッキリと見えますから、登ってみたいという衝動に駆られてしまいました。でも、写真撮影を目的に来ているうえ、暑さが半端ではありませんから、とても登山ができる状況ではありません。見晴の尾瀬小屋に到着する頃にはかなり疲労していましたから、無理して登っていたら、間違いなく熱中症で倒れてしまったことだと思います。
尾瀬ヶ原で観察したチョウとトンボ_f0372177_18165187.jpg
とても暑かった尾瀬ヶ原でしたが、今回はそこで観察したチョウとトンボの仲間を紹介したいと思います。
一番上とこの写真はミドリヒョウモンになります。
尾瀬ヶ原で観察したチョウとトンボ_f0372177_18165932.jpg
暑かった尾瀬ヶ原ですが、トンボは気持ち良さそうに舞っていました。草原の至る所で翅を休める姿を見て来ましたが、ここでもニッコウキスゲの花が咲き終わったさく果の上に止まっていました。
尾瀬ヶ原で観察したチョウとトンボ_f0372177_18170172.jpg
こちらはアキアカネでしょうか? 夏の間は高原で過ごし、秋になると里へ下って、赤とんぼの大きな群れを形成しているようです。
尾瀬ヶ原で観察したチョウとトンボ_f0372177_18170514.jpg
ヒツジグサの葉が浮かぶ池塘の上を、少し大きめなトンボが停空飛翔していました。ギンヤンマかと思ったのですが、写真を見返して見ると、他のヤンマの仲間のようです。
尾瀬ヶ原で観察したチョウとトンボ_f0372177_18170866.jpg
東電小屋で昼食をとり、見晴の尾瀬小屋に向かっていた途中、東電尾瀬橋を渡る手前付近でこのヒメキマダラヒカゲが何頭か姿を見せてくれました。翅が痛んでいるものもいましたが、この個体は綺麗な翅を見せてくれました。
尾瀬ヶ原で観察したチョウとトンボ_f0372177_18171132.jpg
上で紹介したヒメキマダラヒカゲと同じ場所で撮影したクロヒカゲです。個体数としては、クロヒカゲの方が多く見られました。こちらは平地でも観察できる蝶になります。

by coffeeto-p2 | 2018-08-26 06:00 | 昆虫
<< 尾瀬ヶ原にいたノビタキの幼鳥 尾瀬ヶ原にはホオアカもいた >>