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尾瀬で観察した山野草~その4

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尾瀬には宿泊できる山小屋がたくさんありますが、その中で尾瀬小屋を選んだのはモンベルの会員であれば一泊500円の割引が受けられるという利点があったからです。でも、尾瀬戸倉の駐車場から鳩待峠へ向かうバスに乗った後で、車にモンベルのカードを忘れて来たことを思い出しました。今から引き返して撮って来るわけにはいきません。どうしようかと思いましたが、ザックに会員に送られて来るピンバッヂを付けていたので、これを見せれば割引してもらえるかもしれない。そう思って尾瀬小屋に到着しました。山小屋の人にその旨を説明してバッヂを見せたのですが、残念ながら割引してもらえませんでした。忘れたのが悪かったのですが、会員バッヂでもカートでも見せるだけだから変わりがないように思われますから、ガッカリさせられてしまいました。
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さて、今回紹介しているのは8月5日(日)〜6日(月)にかけて散策した尾瀬ヶ原で観察した山野草の紹介の4回目です。山野草の紹介は今回で最後になります。
はじめに紹介しているのは、スゲの仲間でカヤツリグサ科のミカヅキグサです。池塘の周りに群生していましたが、小さい花でそんなに目立つ存在ではありません。
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こちらはマルバダケブキです。尾瀬ヶ原周辺ではあちらこちらで見ることが出来ましたが、この写真を撮影したのは竜宮小屋の手前の、沼尻川に近いところだったと思います。
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紫色の涼やかな花を咲かせていたミズギボウシです。ユリ科で同じ仲間のコバギボウシはよく目にしますが、ミズギボウシはこのように花の数が少ないものになるようです。
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こちらは平地でもお馴染みのミゾソバです。沼尻川の付近で見つけたのですが、尾瀬では初めて見つけたので珍しく思い撮影して来ました。
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星型で金平糖のような形状の果穂が特徴のミタケスゲです。尾瀬ではどこにも沢山あって、草原を覆い尽くしていました。これもカヤツリグサ科になります。
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尾瀬の湿原といえば忘れてならないのがこのモウセンゴケです。これは葉が長い種類でナガバノモウセンゴケと言います。私が見る限り、尾瀬ではこちらが主力であったように思います。
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こちらは葉の形が丸っこい普通のモウセンゴケです。こちらの方が数が少なかったように思います。葉の表面に粘液を出す腺毛がたくさんあり、虫を捕らえる食虫植物です。
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さて、こちらは鳩待峠から山の鼻の間で撮影した花ですが、ヤマアジサイで良いでしょうか? それともノリウツギになるのでしょうか? 自信はありませんが、個人的にはヤマアジサイであると思います。
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今年の尾瀬は特に花の開花時期が早まっていて、例年より2週間ほど早まっていたようです。ワタスゲも既にシーズンが終わっていますが、一部にまだ残っているものもありました。
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暗紅色の穂状花序が特徴的なワレモコウです。この花を見ると、夏も終わりかけていると感じます。
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最後に紹介するのはヤマキツネノボタンです。平地でも観察できるキツネノボタンですが、こちらはその変種になるということです。

by coffeeto-p2 | 2018-08-24 06:00 | 自然
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