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戦場ヶ原の山野草

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この時期は、冷たい缶ビールを飲むことが毎晩の楽しみとなっています。そして、ツマミはもちろん枝豆が美味しいですね。この夏はとりわけ暑いですから、カミさんも火を使った料理をしたくないということで、夕飯がわりにトウモロコシを電子レンジでチンしてもらって食べています。まさに手抜き料理ですが、皮ごと電子レンジに入れてチンしますが、これがまた絶妙の茹で加減(?)となって、旬の食材としてはこれ以上のものはないと思えるほどです。食事時はワンコのチョコちゃんが足元に来ておこぼれをねだりますが、流石に枝豆とトウモロコシでは、おこぼれ頂戴というわけにはいきません。
缶ビールを1本半開けて(半分はカミさんが飲んでいます)、その後は保冷用のタンブラーに氷を一杯入れて、ウィスキーのハイボールを飲むのが毎晩のパターンになっています。娘がAmazonでペットボトルに入った炭酸飲料を箱買いしてくれますから、これがまたやめられない理由の一つになっています。
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さて、今回は奥日光で観察した山野草を紹介します。一番上の写真はピンク色の普通のノアザミですが、こちらは花の色が白い珍しいノアザミです。戦場ヶ原を往復するように歩いて来ましたが、白いのはこれだけでした。
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黄色くて、割合大きめな花を咲かせていたこちらはトモエソウです。花弁が少し曲がっていて、上から見ると巴模様に見えるところからこの名前が付いています。横から見ると蕊がビッシリと密生していて、ちょっとゴージャスな雰囲気です。
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立派な穂状花序を立てていたこちらはハナチダケサシです。草丈も結構ありましたから、よく目立つ存在になっていました。
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草原の中にたくさん咲いていたのは、ピンク色の花弁を広げていたこのハクサンフウロです。点々と花を咲かせていましたから、どれを撮ろうかと迷ってしまいましたが、これが一番色が出ていたように思います。
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大きな花序が立派なバイケイソウです。草原の主というわけではありませんが、一際目立つ花姿です。
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薄紫色の穂状花序はクガイソウです。葉が何層にも輪生することからこの名前が付けられたようです。これも夏の高原を彩る定番の山野草ですね。
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オレンジ色の大きな花を咲かせていたコオニユリです。同じ仲間のクルマユリは茎の周りに葉が輪生しますが、コオニユリは輪生しませんからそこが確認できれば間違うことはありません。
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こちらはイブキトラノオです。ブラシ状の白い花穂が特徴的な花姿です。ワタスゲが終わった草原には、代わりにこのイブキトラノオの白い花がたくさん咲いていました。
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小さな黄色い花を咲かせていたのはサワギクです。この時期に山へ登ると、谷筋などでよく見かける花ですが、ここ戦場ヶ原では林床に咲いている姿がよく見られました。
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薄紫色の釣鐘型の花を咲かせているツリガネニンジンです。同じ仲間にソバナがあり、茎に沿って咲かせますが、こちらは花茎に沿って花を輪生させますから、そんな姿が確認のポイントです。
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水辺に咲いていたこちらは、球状花序が特徴的です。セリの仲間になりますが、図鑑で確認したところ、ドクゼリになると思います。

by coffeeto-p2 | 2018-08-17 06:00 | 自然
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