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今年も日影沢でハナネコノメ

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今年の春分の日の祝日(3月21日)は、都内の私が住んでいる足立区内では朝から雨模様でしたが、どんどん気温が下がって、午後からは雪が混じるような天候になりました。箱根や奥多摩では季節外れの大雪となり、かなりの積雪となったようです。
先週まではこの休日を利用して、そろそろ渡って来ているであろうツルシギを観察しに、霞ケ浦周辺へ出掛けることを予定していましたが、一日中雨模様となってしまいましたから、当然のことながらどこにも出掛けられず、自宅待機を余儀なくされてしまいました。でも、今雨を降らせている南岸低気圧が通過していけば、翌日からは気温が一気に上がり、20度近い日が続くということです。サクラの花も一気に咲いてくれることでしょう。
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春の到来とともに、自然界は足早に歩みを進めていますが、フィールドでは山野草の開花が続いています。そんな変化を見流さないようにと、3月10日(土)に裏高尾の日影沢へハナネコノメの観察に出掛けてきました。
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現地に到着して驚いたのは、これまで数年続けて観察しに来ていますが、ハナネコノメが咲いている渓流沿いの地形がすっかり変わっていたことです。でも、群落がすっかり流されたわけではなく、今年もたくさん咲いていてくれました。
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これまでは、ハナネコノメの写真を撮るために、毎年のように朝一番にこの場所へきてしてきましたが、同じようにカメラを持って撮影に来る人でごった返していました。それで、今年は午後から足を運んでみましたが、比較的人が少なくてゆっくり撮影することが出来ました。
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花の直径は7~8mmほどの大きさです。とても小さい花ですが、白い花弁の中に赤い葯を付けていて、その姿はイチゴのショートケーキを連想させてくれます。
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今回、ハナネコノメの撮影に際しては、オリンパス E-M1mkⅡの深度合成(フォーカスブラケット撮影)の機能を利用しています。これは、シャッターを押すと自動的にピント位置を変えて8コマ撮影し、1枚の画像に合成して広い範囲にピントが合った写真を作成してくれる機能です。上から4枚目と1番最後の写真を除いて、深度合成により撮影した写真になります。

by coffeeto-p2 | 2018-03-22 06:00 | 自然
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