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羽鳥湖で自然観察~その1

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天気の悪い日が続きます。それに気温も低いですから、服装にも気をつけなければなりません。毎日傘を持って出掛ける日が続き、気持ちが滅入ってしまいます。東京周辺では一週間近く晴れ間がありませんから、早く秋晴れのスッキリとした青空が見たいところだと思っていたら、今日は久し振りに晴れてくれました。でも、明日からまた雨模様の天気が続きそうです。アメリカのカリフォルニア州では、過去最悪の山火事が発生しているようですから、この連日の雨を彼の地に降らせてあげたいと思うくらいです。それにしても、逃げ場のない現地の人たちは、さぞかし大変な思いをされていることでしょう。心からお見舞い申し上げます。
さて、今回紹介するのは、羽鳥湖高原で撮影してきた山野草の写真です。まず始めはアキノキリンソウです。特に珍しくはありませんが、秋の野山を彩る代表選手ですね。
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ピンク色尾の花穂を立てていたこちらはカワミドリです。シソ科の山野草で、これまで意識して見たことがありませんでしたから、名前も知りませんでした。今回写真に撮影して図鑑を調べてみたところ、初めてこの名前が分かりましたが、何だか人の名前のようですね。
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こちらはキバナアキギリです。ダム湖周辺に付けられた散策路を歩いていると、その姿がたくさん観察できました。口唇形の薄黄色の花を咲かせる、これもシソ科の山野草ですが、秋口にはよく観察することが出来る山野草です。
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花茎の周囲に車状に葉を広げた子の山野草はクルマバハグマです。こちらはキク科の山野草になりますが、私が写真に撮影したのはこれが初めてではないかと思います。
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足元の草むらの中に、可愛くて小さい白い花を見つけました。小さい花が一輪だけでしたが、花が終わった後の雌しべが大きく伸びた形から、直ぐにゲンノショウコであることが分かりました。初夏の頃から目に付く山野草で、花期が長いですね。
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この時期は、キクの仲間がたくさん咲いていますが、いずれも同じような花姿ですから識別が難しいです。これは細長い花弁を並べている姿から、タテヤマギクではないかと思うのですが如何なものでしょうか?
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これはキキョウの仲間になりますが、ツリガネニンジンであるのかソバナになるのか難しいですね。茎の下の方に咲いている花は輪生していますからツリガネニンジンのようですが、上の花は互生しています。ソバナになるのでしょうか?
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ピンク色の花を一方向に揃えて咲かせていたナギナタコウジュです。上で紹介したカワミドリととてもよく似ています。今回、ブログで紹介しようとカワミドリのフォルダーに整理した写真を見ていたら、その中に紛れ込んでいたこの写真を見つけたくらいです。
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こちらはニガナでしょうか? 春先に咲く花という印象ですが、この花も花期が長いのでしょうかね。
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こちらもまたキクの仲間ですが、種類がよく分かりません。ノコンギク、シロヨメナ、イナカギクなどいろいろ候補が上がりますが、はてさてこれは何でしょう?
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多分これはノコンギクで良いのだろうと思います。しかし、いつまでも〇〇だろうでは済まされませんから、今度機会を見つけてキク科の花について、しっかり勉強しておきたいと思います。
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丈が低いアザミを見つけました。ノアザミは初夏に咲きますが、秋口のこれはノハラアザミですね....といいつつ、これもキク科の花になります。アザミの仲間も識別が難しいですから、これも今後の勉強対象です。

by coffeeto-p2 | 2017-10-19 06:00 | 自然
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