草原のセッカ

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印旛沼の周辺で、初夏の草原を舞い飛ぶ野鳥達を観察してこようと、足を運んできたのは6月3日(土)のことでした。梅雨入り直前の週末で、お天気に恵まれ気温も高くなった日でした。まだ体が暑さに対応できていませんから、暑さ対策が必要であると感じさせられる1日になりました。午前中に長門川の河口周辺の葦原でオオヨシキリやヨシゴイの写真がたくさん撮れましたから、午後から甚平大橋の周辺でクロハラアジサシなどの、いわゆる沼アジサシの仲間を探してみようかと思い、場所を移動してきました。でも、残念ながらそこに沼アジサシの仲間は見当たりません。オオヨシキリの声が響き渡るばかりです。ダメだったかなと、半ば諦め気分になりかけていたところ、“ヒッヒッヒッヒッ、チャッチャッチャッチャッ”と鳴く声が聞こえてきました。
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その声は、聞き覚えのあるセッカの声でした。近くの草原の上空を、何度も何度も鳴きながら飛翔しています。真偽のほどは定かではありませんが、まるで縄張りを守るための警戒活動のようです。
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直射日光を遮ってくれるような日陰はありません。ジリジリするような日向に立って、セッカが一休みするであろう瞬間を待つことにしました。かなりの時間飛び回っていたセッカが、やがて枯れた茎に留まってくれました。羽を広げてバランスを取ろうとしています。
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やがてここでも口を開けて鳴き始めました。縄張り宣言といったところでしょうか? セッカが大きく開けた口の中は、何と真っ黒なんです。近くで鳴いているオオヨシキリの口の中は赤く、コヨシキリの口の中は黄色ですから、そんな所を確認するのも面白いですね。
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何度も何度も鳴きながら飛翔を続けていたセッカは、やっぱり疲れるのでしょう。時折枯れた草の茎などに留まりながら、羽を休めていました。そんな撮影チャンスを何回か狙ってみましたが、思いの他に暑くて体力を消耗します。日向に立っていた私の方が、先に参ってしまいました。

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by coffeeto-p2 | 2017-06-18 06:00 | 野鳥 | Comments(0)
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