二子山で自然観察

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神奈川県逗子市に所在する二子山へ、サンコウチョウの写真を撮りに行ってきたのは、5月最後の日曜日(5月28日)のことでした。その結果については、前回 “二子山のサンコウチョウ” として紹介していますから参照してください。
その二子山の山懐を流れる森戸川の流域は、緑深い森に覆われていて、野生生物たちの住みかとして自然の状態がよく残されています。そんな環境の中でサンコウチョウなどの野鳥写真を撮影して来たわけですが、ここでは野鳥以外にも野生生物もたくさん生息していました。今回は、サンコウチョウの姿を追い求めながら、撮影してくることが出来た昆虫やチョウなどの写真を紹介したいと思います。まず最初に紹介するのは、ハンミョウの写真です。
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ハンミョウは「道おしえ」という別名を持っているということですが、山道を歩いていると先へ先へと飛んで、まるで道案内をしているようであるところから付けられたようです。背面は彩り豊かな 配色でキラキラしていますから、撮影対象としては楽しめる存在です。
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薄暗くなっていた山道を歩いていた甲虫を見つけました。辺りが暗かったので、黒っぽい色合いの甲虫だとばかり思っていましたが、撮影した写真を整理してみたら、このようにメタリックグリーンの美しい色合いをしていました。手持ちの甲虫図鑑で調べてみたところ、オオルリオサムシであるようです。
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詳しくは知りませんが、オオルリオサムシには背面の色合いが異なるものもいるようです。撮影した写真を見る限り、この個体はさしずめ緑色タイプと言ったところになるのでしょうか。
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山道の脇の草むらの中に降りていた、蛾の仲間を見つけました。蛾の仲間は何千種類もいて大変多いですから、名前を調べるのも大変です。翅の模様と形から、シャクガの仲間であろうと見当をつけて調べてみたところ、ツマキシロナミシャクであることが分かりました。
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こちらはミノムシですね。これも蛾の仲間ですがミノガという正式名称が付けられています。蓑を纏った幼虫が、羽化に向けての準備をしているところでした。でも、道の真ん中にぶら下がっていましたから、ちゃんと成虫に羽化できるのか心配でもあります。
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サンコウチョウが営巣していた場所で、カメラを構えていたらチョウの仲間が飛来して、葉の上に留まりました。高い位置に止まったので翅の全面を写し取ることが出来ませんが、翅の色合いからジャコウアゲハではないかと思います。
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山道の直ぐ脇に、高さが40cmほどもある立派なサイハイランが咲いていました。周辺は緑一色で、その中に一本だけ白っぽい花穂を立てていましたが、ウッカリすると見落としていまいそうです。通過しようと思った時にハッと気が付き、撮影してくることが出来ました。

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by coffeeto-p2 | 2017-06-14 06:00 | 昆虫 | Comments(0)
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