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ルリビタキが活き活き

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先週末の2月4日(土)に、山の仲間で作っている “登友会” の定例登山として、雪山トレッキングを楽しんできました。コースは八ヶ岳山麓の渋の湯から賽の河原を経由して高見石小屋に至り、中山(標高2.496m)を目指します。中山展望台で雄大な景色を見ながら昼食をとり、天狗岳との間にある黒百合ヒュッテに下って、渋の湯へ戻るというコースを歩いてきました。本格的な雪山トレッキングでしたが、風のないとても良いお天気に恵まれて、快適な登山を楽しんでくることが出来ました。でも、お天気が良すぎてスッカリ日焼け、いや雪焼けしてしまいました。
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当初の予定では、2月5日(日)に登頂予定でしたが、直前の天気予報で日曜日は雪が降る荒れた天気になるようでしたから、1日前倒しにして天気の良い土曜日に決行しました。それが大正解で、大変気持ちの良い山行になりました。
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翌日の日曜日は、天気が悪いのは分かっていましたが、せっかく長野県まで足を伸ばしたわけですから、オオマシコが出るポイントまで様子を見てこようと、諏訪湖サービスエリアで温泉に浸かって車中泊をしてきました。翌日、起きたばかりの早朝はまだ良かったのですが、現地に到着すると間も無く雪が降りはじめ、撮影どころではなくなってしまいました。
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見る見るうちに辺りは真っ白になってきました。これはかなり積もりそうです。帰りのことも考えて、早々に撤退してくることにしました。そんな訳で、狙ったオオマシコは見事に外れてしまいました。たまにはこんな事もあるものです。
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さて、今回紹介するのは、1月29日の日曜日に足を運んだ、都内近郊の公園で撮影したルリビタキの写真です。この写真の個体は腰から尾羽にかけて青色の羽が見えますが、上面はオリーブ褐色の♀タイプの個体です。
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こちらの個体は、上面にブルーの羽が出ていますがまだ褐色の羽が残っています。第二回冬羽の♂の個体ですね。ルリビタキは綺麗な青色の成鳥になるまで3年かかると言われていますが、なるほど2年目の冬はこんな羽衣をしているわけですね。
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メーテルリンクの童話にチルチルミチルの青い鳥の話がありますが、このルリビタキがそのモデルであると聞いたことがあります。そんな話を聞いてから、ルリビタキと出会うのがとても楽しみになりました。


by coffeeto-p2 | 2017-02-07 06:00 | 野鳥
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