日影沢で山野草観察

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春の野山には、色々な山野草が花を開き始めています。春の儚い命として、スプリングエフェメラルとも言い表される、それらの花姿を見に行くのが、この時期の楽しみの一つです。自然観察も次第に対象が広がり、当初は野鳥見るだけの楽しみであったものが、今では写真を撮りながら野鳥ばかりではなく、山野草やチョウ、昆虫、そして野生動物とその対象はどんどん増えているように思います。そんな中から、今回は裏高尾の日影沢で撮影した山野草を紹介します。
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日影沢は、このハナネコノメの群生地があることから、これまでもよく訪れている場所です。大雨の影響で地形が変わり、以前の大群落は見られなくなりましたが、今年もまた可憐な花姿を撮影してくることが出来ました。
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小さな黄色い蕾が膨らみ始めている、こちらはヤマネコノメです。ネコノメソウの仲間ですが、ハナネコノメのような華やかさがなく、よく注意して見ないと見落としてしまうような、目立たない山野草です。
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こちらもネコノメソウの仲間のヨゴレネコノメです。カメラのホワイトバランスの設定がオートではなかったのに気がつかずそのまま撮影してしまいました。色合いが少し違いますが、シックな花姿は気に入っています。
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春先の谷筋を彩る山野草としては、忘れることができないユリワサビです。まだ開花したばかりですが、一斉に咲いてくれると見応えのある花姿になります。
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岩陰に隠れるように、ひっそりと蕾をもたげていたアズマイチゲです。ハナネコノメが例年より早めに咲き始めると知って、3月5日(火)に足を運びました。そうしたら、アズマイチゲも早めに花を開き始めていました。
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とても小さな白い花を咲かせている、これはセントウソウです。こちらも花を咲かせ始めたばかりですが、葉の形を見ると、この山野草がセリ科の植物であることが頷けます。
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こちらも渓流沿いにたくさん見つけることができたチャルメルソウです。ハナネコノメと同じユキノシタ科の山野草ですが、花の形状がラーメン屋台を引っ張っていたチャルメラの形に似ていることから、この名前が付けられたと聞いています。
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最後に紹介するこの山野草は、イラクサ科のカテンソウです。まだ、蕾が形成され始めた状態ですが、これから花を咲かせても、とても小さくて目立たない花です。蕾が色づき始めていましたから、撮影してきました。
今回紹介している山野草の写真は、いずれもオリンパス  E-M1 + 60mmF2.8マクロで撮影していたものです。搭載されている「深度合成」の機能を利用して撮影してきました。

# by coffeeto-p2 | 2019-03-19 06:00 | 自然 | Comments(0)

山中湖にて野鳥観察

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冬鳥が観察できる季節が残り少なくなってきました。ボヤボヤしていると、渡りのシーズンが始まってしまいますから、時間があるうちに出来るだけ足を運んでおきたいと思いました。山中湖の周辺でオオマシコやレンジャクなどの写真を撮ろうと、3月2日(土)〜3日(日)にかけて出掛けてきました。しかし、土曜日は天気が良かったのですが、日曜日は朝から雪に降られ、オマケに期待していた野鳥たちには振られてしまい、ガッカリの遠征となってしまいました。全くの空振りとするわけにもいかず、見られた野鳥にカメラを向けてきましたから、今回はそんな写真を紹介します。
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山中湖の周辺の立木に、カシラダカの群れが飛来してくれました。双眼鏡を向けたところ、オレンジ色の個体が混じっていました。急いでカメラを構えて、群れの中にいた数羽のアトリを撮影することが出来ました。
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山中湖の湖面にはオオバンやコハクチョウが目に付きました。期待外れでしたから、撮影意欲が失せてしまいましたが、沖合に双眼鏡を向けると、彼方にカンムリカイツブリの群れが浮かんでいました。
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とても距離があって、双眼鏡でやっとカンムリカイツブリであることが分かるほどでした。オリンパス E-M1mkII + 300mmF4 + MC-14(換算840mm相当)を手持ちで撮影した写真をトリミングしたのがこちらです。手振れ補正が強力ですから、こんな時は助かります。
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こちらはヤマガラです。都内でも撮影することができる野鳥ですが、収穫が少なく紹介できる写真が少なかったものですから、今回はアップする写真の中に入れることにしました。
# by coffeeto-p2 | 2019-03-18 06:00 | 自然 | Comments(0)

降雪の中にシカとリス

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週末は遠出して、自然観察のポイントを訪ね歩くことを楽しみにしています。でも、遠出をすると宿泊を伴いますから、車中泊により宿泊代を浮かせることにしています。目的地に滞在できる時間が長くとれれば、自然観察に没頭できる時間も十分とれますから、それに連れて自然に成果が上がってくれるように思います。もう10年近く、車中泊による遠出による自然観察を続けていますから、必要なグッズも一通りそろい、不自由は感じなくなりました。しかし、冬の間の寒さについては厳しいものがあります。特に寝ている時が大変です。外気温がマイナス10℃以下になると、寝袋だけでは寒くて目が覚めてしまいますから、そんな時には電気毛布を使って、ぬくぬくと寝られるようにしています。
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電気毛布の電源は、SUAOKI製で 120000mAh/400Wh のポータブル電源を使っています。これにより、1晩は電源を入れっぱなしでも使うことができますから、厳冬期の山の中でもスヤスヤと安眠を確保することが出来ます。とても有難い車中泊アイテムの一つです。
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今回は、3月2日(土)から3日(日)にかけて、山梨県の山中湖へ遠征してきました。レンジャクを撮影することが一番の目的でしたが、ヤドリギの実はたくさんあるのに、姿は全く見られずに残念でした。おまけに雪にも降られて散々の結果となりましたが、別荘地の中を歩いていたら、思いがけずシカの群れと遭遇することが出来ました。
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2~30mほどの距離から撮影してきましたが、野鳥写真を撮影するため、オリンパス E-M1mkⅡ + 300mmF4 + MC-14(換算840mm相当)で撮影しましたから、シカの全身が入らない状況でしたが、降雪の中であったせいか逃げ去ることもなく、暫く撮影対象になってくれました。
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同じ別荘地の中では、このリスも見つけることが出来ました。道路脇に佇んで動きを止めてくれましたから、ゆっくりと撮影することが出来ましたが、口には巣材とするのでしょうか、木の皮などを咥えているようです。
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この日は、雪に降られた山中湖の湖畔で車中泊をしてきましたが、夜間の外気温はマイナス10℃以下まで下がりました。野鳥写真では成果が上げられなかったものの、シカとリスが撮影できて、おまけに温かく寝ることもできましたから、私的には満足できる遠征となりました。

# by coffeeto-p2 | 2019-03-17 06:00 | 自然 | Comments(0)

今年もまたハナネコノメが撮れました

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随分と暖かくなってきたものです。日足も伸びて、来週には桜の開花宣言が聞かれるものと思います。春もたけなわとなってきました。この時期の楽しみと言ったら、なんと言ってもスプリングエフェメラルを探し求めて、フィールドへ繰り出すことです。今年も既にセツブンソウが観察できて、フクジュソウやザゼンソウも咲きました。アズマイチゲも蕾をつけて、カタクリやショウジョウバカマも間も無く咲いてくれるものと思います。次々と開花する春先のエフェメラルの中で、忘れてならないのがハナネコノメです。
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このイチゴが乗ったショートケーキのような花姿に魅せられて、ここ10年ほどは、毎年のように足を運ぶようになりました。
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例年3月中旬に開花しますが、今年は他の花の開花が早まっています。3月5日(火)に足を運んでみたところ、既に咲き始めていました。お陰で、今年もまた会うことが出来ました。
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撮影に使用した機材は、オリンパス E-M1 + 60mmF2.8マクロ でした。今回も “深度合成” の機能を利用して撮影していますが、とても小さい花ですから、こんな時はマクロレンズが威力を発揮してくれます。
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今回、ハナネコノメの写真を撮りに行ってきたのは、裏高尾の日影沢です。ここは、毎年のように足を運んできますが、初めて来た時のあの大群落は無くなり、寂しい状況になってしまいました。
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私がこれまで何か所かでハナネコノメを観察してきましたが、この日影沢が一番便利です。川苔山への登山口にある川苔谷や、景信山への登山口の小下沢などでも、観察してきましたが、車で手軽に近くまで来られるのはこの日影沢だけでした。
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このハナネコノメは、ユキノシタ科に属する山野草ですが、現地では同じ仲間のヤマネコノメやヨゴレネコノメなども観察できました。また、他の山野草も観察できましたから、次回以降にまた紹介できればと思っています。
# by coffeeto-p2 | 2019-03-16 06:00 | 自然 | Comments(0)

長瀞の野鳥アラカルト

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2月24日(日)から25日(月)にかけて、長瀞の宝登山に登ったり、小鹿野の節分草園を訪問して、早春の秩父の自然を堪能してきました。前回は、そのとき長瀞で撮影した菜の花とツグミや、小鹿野のセツブンソウも紹介していますから参照してください。現地では、両日ともお天気に恵まれて、宝登山に登った時には、久し振りに汗を掻くような状況でした。でも、爽やかな早春の風に吹かれて、ハイキングを楽しんでくることが出来ました。また、2日目に長瀞の岩畳の端から蓬莱島の周辺まで、お弁当を持って1日掛かりで歩いてきました。2日間を通じて撮影した、野鳥たちを紹介したいと思います。
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まず最初は、アトリの写真です。長瀞の岩畳の上を端まで歩いてから、金石水管橋を渡り、蓬莱島公園まで足を伸ばしてきました。アトリとシメが群れで出迎えてくれて、荒川の中では集団で水浴びをする光景も観察できました。
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こちらはカシラダカです。岩畳から歩き始めると、まもなく立木に止まっていた野鳥の群れに気がつきました。急いでカメラを向けたわけですが、群れで飛来していたカシラダカを捉えることが出来ました。
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畑のそばを通り抜けると、頭上を少し大き目な野鳥の群れが通過していきました。その後を目で追うと、近くの立木に止まってくれましたから、来た道を少し引き返して撮影してきました。その時、撮影したのがこのイカルの写真です。
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こちらはコゲラですが、この写真も蓬莱島公園で撮影したものです。今回歩いてきた中で撮影した野鳥写真は、蓬莱島周辺で撮影したものが一番多かったように思います。
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こちらはシジュウカラですが、この野鳥は秩父に限らず、どこでも観察できます。ごく普通種ですから、この写真をどこで撮ったのか、はっきりと記憶には残っていません。(^^;;
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こちらはホオジロです。宝登山にも長瀞の荒川周辺にも、たくさんの個体を観察してくることが出来ました。この写真は長瀞不動寺の梅園で撮影したものですが、割合近い距離から撮影することが出来ました。
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目の周りが黒いことから、これはシメの♂であることが分かります。現地では、シメが何個体も観察できましたが、この写真は蓬莱島公園の駐車場の近くで撮影したものです。
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長瀞の岩畳の上を歩いてみたいと、以前から思っていました。今回、初めて訪れてその願いが叶いました。このジョウビタキ♂の写真は、その岩畳の上で撮影したものです。
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最後に紹介するのはヒヨドリの写真です。これは宝登山に登った時に、山頂近くの梅林で撮影したものです。宝登山では期待していたより野鳥は少なかったのですが、梅林ではこの他に、撮影できなかったものの、モズの姿も観察することが出来ました。
今回紹介している野鳥写真は、いずれもオリンパス  E-M1mkII + 300mmF4 + MC-14(換算840mm相当)で撮影したものです。

# by coffeeto-p2 | 2019-03-15 06:00 | 自然 | Comments(0)