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三毳山で秋の山野草観察

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我が家の食卓に、いつもミカンが載せられている季節になりました。冬の間の貴重なフルーツになりますから、これからの季節は食事の後の楽しみで、今もミカンを食べながらこのブログの書き込みをしています。
先日カミさんが買ってきた小粒のミカンは、とても甘くてとても美味しいものでした。でも、今食卓に乗っている少し大きめのミカンは、それに比べたら甘さがいまいちと言った感じです。大きくて甘みの強いミカンであれば申し分ありませんが、大きさと甘さは必ずしも一致しないようです。例えは悪いですが、夏ミカンはあんなに大きいのに、少しも甘くなくて、酸っぱいばかりです。また、見た目の色合いも、青い色をしたものから黄色いもの、オレンジ色の強いものとさまざまありますが、色合いと甘さは必ずしも一致している訳ではないようです。さらに、皮のむき易いミカンがあれば、上手くむけないものもありますが、それも甘さと相関関係があるかと言えばそんなことも無さそうです。
食べて見なければ甘いかどうか分からないのですが、上手く見分ける方法があったら教えてもらいたいもの。
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さて、今回紹介している写真は、10月28日(土)に三毳山で撮影した山野草です。最初に紹介しているこのピンク色の花は、シュウメイギクであるようです。万葉庭園に咲いていましたから、植栽されていたものと思われます。
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こちらは春の野山を彩っているオオジシバリですが、これから冬へと向かう今の時期は、春先と同じような気候となっているため、咲き始めたようです。日当たりの良い散策路に沿って、たくさん咲いている場所がありました。
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独特の花の形をしているこちらはホトトギスです。これも万葉庭園の中で撮影したものですから、植栽されたものと思われます。とても大きな株となっていました。
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黄色い筒状花が集まって、頭花を形作っています。これはコセンダングサですね。花の後はイガグリ状のそう果となり、平たいそう果は衣服に引っ付く厄介者になります。
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こちらの白くて小さい花はイヌホオズキです。目立たない花ですが、夏の終わりから秋口にかけて、野原でよく見かける山野草です。
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万葉庭園から西口広場を経由して、車を停めた東駐車場へ戻ろうと山道へ足を進めたところ、雨が降り出してしまいました。慌てて傘を広げたところ、足下にコウヤボウキが花を咲かせえていました。
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コウヤボウキは、花弁の一つ一つがリボン状の面白い形をしています。花の後は、タンポポの綿毛のようなそう果となりますが、その昔、高野山の僧侶が綿毛状のそう果を集め、箒の代わりに使ったということでこの名前が付けられたようです。
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これも万葉庭園で撮影したものですが、季節外れのサクラの花が咲いていました。十月桜ともいわれるものですが、この時期に咲く桜の花は色々なところで見られるようです。
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春先と間違えて咲き始めたのはサクラばかりではありません。このタンポポも花を咲かせて、白い綿毛のそう果もできていました。春が来たと間違えて花を咲かせてしまったのでしょうか。
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季節を間違えたと言えばこちらのホトケノザも同じです。これも春先にたくさん咲いている山野草ですが、陽当たりの良さそうな散策路の脇にたくさん咲いていました。
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最後に紹介するこのアザミは、識別に自信がありませんがモリアザミで良いでしょうか?図鑑によれば9月~10月が花期とされていますから、これは春と間違えたのではなさそうです。

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by coffeeto-p2 | 2017-11-06 06:00 | 自然 | Comments(0)

羽鳥湖で自然観察~その1

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天気の悪い日が続きます。それに気温も低いですから、服装にも気をつけなければなりません。毎日傘を持って出掛ける日が続き、気持ちが滅入ってしまいます。東京周辺では一週間近く晴れ間がありませんから、早く秋晴れのスッキリとした青空が見たいところだと思っていたら、今日は久し振りに晴れてくれました。でも、明日からまた雨模様の天気が続きそうです。アメリカのカリフォルニア州では、過去最悪の山火事が発生しているようですから、この連日の雨を彼の地に降らせてあげたいと思うくらいです。それにしても、逃げ場のない現地の人たちは、さぞかし大変な思いをされていることでしょう。心からお見舞い申し上げます。
さて、今回紹介するのは、羽鳥湖高原で撮影してきた山野草の写真です。まず始めはアキノキリンソウです。特に珍しくはありませんが、秋の野山を彩る代表選手ですね。
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ピンク色尾の花穂を立てていたこちらはカワミドリです。シソ科の山野草で、これまで意識して見たことがありませんでしたから、名前も知りませんでした。今回写真に撮影して図鑑を調べてみたところ、初めてこの名前が分かりましたが、何だか人の名前のようですね。
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こちらはキバナアキギリです。ダム湖周辺に付けられた散策路を歩いていると、その姿がたくさん観察できました。口唇形の薄黄色の花を咲かせる、これもシソ科の山野草ですが、秋口にはよく観察することが出来る山野草です。
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花茎の周囲に車状に葉を広げた子の山野草はクルマバハグマです。こちらはキク科の山野草になりますが、私が写真に撮影したのはこれが初めてではないかと思います。
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足元の草むらの中に、可愛くて小さい白い花を見つけました。小さい花が一輪だけでしたが、花が終わった後の雌しべが大きく伸びた形から、直ぐにゲンノショウコであることが分かりました。初夏の頃から目に付く山野草で、花期が長いですね。
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この時期は、キクの仲間がたくさん咲いていますが、いずれも同じような花姿ですから識別が難しいです。これは細長い花弁を並べている姿から、タテヤマギクではないかと思うのですが如何なものでしょうか?
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これはキキョウの仲間になりますが、ツリガネニンジンであるのかソバナになるのか難しいですね。茎の下の方に咲いている花は輪生していますからツリガネニンジンのようですが、上の花は互生しています。ソバナになるのでしょうか?
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ピンク色の花を一方向に揃えて咲かせていたナギナタコウジュです。上で紹介したカワミドリととてもよく似ています。今回、ブログで紹介しようとカワミドリのフォルダーに整理した写真を見ていたら、その中に紛れ込んでいたこの写真を見つけたくらいです。
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こちらはニガナでしょうか? 春先に咲く花という印象ですが、この花も花期が長いのでしょうかね。
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こちらもまたキクの仲間ですが、種類がよく分かりません。ノコンギク、シロヨメナ、イナカギクなどいろいろ候補が上がりますが、はてさてこれは何でしょう?
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多分これはノコンギクで良いのだろうと思います。しかし、いつまでも〇〇だろうでは済まされませんから、今度機会を見つけてキク科の花について、しっかり勉強しておきたいと思います。
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丈が低いアザミを見つけました。ノアザミは初夏に咲きますが、秋口のこれはノハラアザミですね....といいつつ、これもキク科の花になります。アザミの仲間も識別が難しいですから、これも今後の勉強対象です。

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by coffeeto-p2 | 2017-10-19 06:00 | 自然 | Comments(0)

白樺峠の風景と山野草

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各地から紅葉の便りが聞かれるようになり、日一日と秋が深まってきた今日この頃です。冬の到来を予感させるような寒気に包まれたり、夏日がぶり返して汗をかいたりと、気温の変化が大きい日が続きます。春先の天気の移ろいは三寒四温という言葉で言い表しますが、秋が深まりつつある今頃の天気も、これと同じことが言えるのではないかと思います。着る物についても先日の冷え込みで半袖シャツを仕舞ってしまいましたが、今日はそれが早過ぎたかなと思える暑さを感じています。
標高の高い山では既に紅葉の見頃を迎えていますが、今後は次第に高度を下げて紅葉前線が南下中だと思います。私が住んでいる東京周辺では、11月中旬以降が見頃になるでしょうか? 紅葉狩りに出掛ける人達で、週末の高速道路は大渋滞する状況になっているようです。
さて、今回紹介している写真は、9月25日(月)早朝に長野県の白樺峠にある鷹見台で撮影したのもです。前日の日曜日は座る場所もないほど混雑していましたが、平日の早朝ということもあって、この日は座る人もまばらです。
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桟敷席の一画に腰を据えて、さてこれからタカ渡りの観察に入ろうかと言う時ですが、眩しいほどの朝日を浴びて振り返ると、桟敷席の上段から向こうに綺麗な景色が広がっていました。
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こちらは白樺峠の駐車場から登ってきたところにある展望台から見た乗鞍岳(標高3,026m)の雄姿です。木の葉が色づき始めて秋の気配を漂わせています。この翌週に、登友会の月例登山で綺麗な紅葉の中をあの山頂まで登ってきましたから、その結果についてはまた紹介したいと思います。
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白樺峠で2泊目の車中泊をしたこの朝は、前日の日曜日のような人の集中はありません。駐車場も朝からガラガラでしたから、ノンビリと山道を登りながら山野草の写真撮影を楽しむことが出来ました。これはイナカギクと呼ばれるヤマシロギクでしょうか。
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白樺峠の駐車場から鷹見台まで登って来るのに20分ほど掛かりますが、桟敷席の周辺にはこのマツムシソウがたくさん咲いていて、晩夏から初秋への季節の移ろいを感じさせてくれます。前に紹介した “白樺峠のチョウ” は、このマツムシソウに吸蜜に来たチョウの仲間を撮影したものです。
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白樺峠から鷹見台まで登るコースは、池のすぐ上から車でも登れるコースと、トイレのある駐車場のところから登る歩き専門の山道コースがあります。2つのコースが合流するところに乗鞍岳の見える展望台がありますが、そこでピンク色の可愛い花を咲かせていたカワラナデシコです。
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最終日のこの日は天気に恵まれましたが、前日に2,000羽を超えるタカが渡りましたから、あまり成果が期待できません。午後3時前には帰路に就きたいと思いますが、帰りの山道に咲いていたこのアキノキリンソウも、少し寂しそうな姿をしていました。

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by coffeeto-p2 | 2017-10-11 06:00 | 自然 | Comments(0)

唐沢山で観察した山野草です

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とても天気の良い日曜日でしたが、こんな日に私が自然観察へ出掛けないのはとても珍しいことです。というのも、この日は車の買い替えのために、ホンダの販売店へ出掛けてきたからです。発売になったばかりのステップワゴンのハイブリッドをお願いしてきました。納車されるまで2ヶ月ほど^_^かかりそうですが、何と言ってもリッター当たり25kmという燃費の良さと、ホンダセンシングという安全運転のための支援システムが充実していて、早く乗りたいところです。これで孫娘のちぃちゃんと一緒に、みんなで出掛けられるようになりますから、納車されるのが待ち遠しく感じます。さて今回は、9月18日(月)の敬老の日に足を運んできた、栃木県の唐沢山(標高241m)で観察した山野草をまとめて紹介いたします。
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まず最初はツリフネソウです。これまで奥日光へ行った時に、キツリフネの花をたくさん観察しましたが、どうした訳か、このピンク色のツリフネソウを目にすることがありませんでした。ちょっと寂しく思っていましたから、見つけた時には嬉しい出会いとなりました。
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今回唐沢山の登山道は、樹林帯の中で鬱蒼としていましたが、谷川沿いの少し湿気のある場所にこのミゾソバの花を見つけました。そんなに明るい環境ではありませんが、このピンク色の花の美しさが、ひときわ目に着きました。
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こちらは登山道の脇の草薮の中にひっそりと花を咲かせていた、ゲンノショウコの花ですね。フウロソウ科の山野草で、初夏のころから花を咲かせていましたが、秋の気配の漂う季節まで花期は長いようです。
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スギ林などが目立つあたりまで登ってきたところで、このヤブマオが目に留まりました。目立つ花ではありませんが、独特の形状をした花姿を見つけると撮影したくなります。
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唐沢山はもともと山城として利用されていて、山頂には石垣が残っています。今では唐沢神社として、参拝する人もたくさん見受けられますが、その神社に至る道の脇にこのヒガンバナが咲いていました。麓の田んぼの畦にたくさん咲いていて、稲穂の間の紅色も綺麗でしたが、ここではこのひと塊だけが、ひっそり咲いていました。
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登山道脇の崖から、しな垂れるように花を咲かせていたキクの仲間です。シラヤマギクかと思ったのですが、後から図鑑を見たらタテヤマギクではないかと思いました。自信を持って識別ができません。
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今回は、このホトトギスの花がたくさん咲いていたのが印象に残っています。晩夏から初秋にかけて山野を賑わせてくれる花ですね。図鑑を見るとユリ科の山野草で、この仲間にはただのホトトギスのほかに、ヤマホトトギスとかヤマジノホトトギスなどがあるようです。でも、残念ながらこの種類を特定することが出来ません。
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花茎に沿って、一直線に花を咲かせていたネジバナです。普通は茎に沿って右巻きや左巻きに、捻じれるように花を咲かせていますが、このように直線的に花を咲かせるものもありました。
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山道は、ハギの花が満開でした。ハギの実は冬になると野鳥の餌になりますから、この辺りは冬鳥観察に来ても面白いかもしれません。道端にヌスビトハギを見つけました。この実は衣服にくっつき、後から取るのが大変です。藪を歩く時には注意が必要ですね。
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綺麗なピンク色の花を咲かせていたシュウカイドウです。ここではそんなにたくさんの花を見ることはできなかったのですが、以前、宇都宮市郊外の古賀志山に登った時に、谷川沿いに大群落があって、撮影に夢中になったことがありました。
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こちらは、シソ科のキバナアキギリです。登山道のところどころに、小群落を見ることが出来ました。この花が咲くと、秋が来たなと実感させてくれますが、まだ暑さの残る初秋を彩る花であるという印象です。

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by coffeeto-p2 | 2017-10-02 06:00 | 自然 | Comments(0)

奥日光で観察したチョウ

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8月最後の週末に、奥日光へ遠征して撮影してきた野鳥写真や山野草写真などの紹介を続けてきましたが、他に撮りためた写真の紹介が滞っているので、奥日光シリーズは今回紹介するチョウの仲間の写真で終了したいと思います。それにしても、奥日光は毎回足を運ぶたびに、紹介しきれないくらいたくさんの写真が撮れますから、私的にはとても気に入った場所の一つです。無理をすれば日帰りでも楽しんで来られますが、一度行ったら2、3日はゆっくりと滞在しなければ勿体無いと思います。春から秋のシーズン中はもとより、冬に雪が降ってもスノーシューを履いて歩き回れば、普段見られない野鳥が出てくれるのも嬉しいところです。そんな訳で私の場合、車中泊ながら奥日光の年間宿泊日数は、他の探鳥地に比べて格段に多くなっていると思います。
さて、今回の奥日光シリーズの最後としてチョウの仲間の紹介をしますが、まず始めはホザキシモツケで吸蜜するミドリヒョウモンです。前回 “花畑のノビタキ” を紹介していますが、ノビタキだけではなくチョウの仲間もたくさんやって来てくれました。
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こちらは、ホソバオグルマの花で吸蜜するミドリヒョウモンです。上手い具合に翅の裏側の模様が分かる状態で撮影できました。表側とは全く様子が異なります。後翅にうっすらと緑色味があるところからこの名前が付けられているものと思います。
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赤沼から小田代ヶ原へ向かう途中に、戦場ヶ原展望台があります。ここで休んでいたら、柵の木杭にこのヒオドシチョウが止まってくれました。もともと大きめなチョウですが、間近に止まってくれましたから、画面一杯に撮影することができました。
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こちらは小田代ヶ原にあったホソバオグルマの花畑です。ミドリヒョウモンの写真を撮っていたら、少し模様の違うチョウがいました。カメラを構えたまま追いかけてみたところ、ホソバオグルマで吸蜜するオオウラギンヒョウモンの写真が撮れました。
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ケヤマウコギの花で吸蜜するヒメキマダラヒカゲです。この木に咲く花に、ミドリヒョウモンがたくさん集まっていました。夢中になって撮影していたら、端っこの方で控え目に吸蜜しているこのヒメキマダラヒカゲが目に留まりました。
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アザミの花で吸蜜していたイチモンジセセリです。アザミの仲間は良く分かりません(ニッコウアザミ?)が、アザミの花にもたくさんのチョウが集まっていました。特にセセリチョウの仲間が、好んで集まっていたように思います。
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こちらはオオチャバネセセリです。やはりアザミの花で吸蜜していました。上のイチモンジセセリと比べると、翅の色がずいぶん黒っぽいことが分かります。
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最後はジャノメチョウです。後翅がずいぶん痛んでいてボロボロですが、前翅にある2つの大きな目玉模様でジャノメチョウであることが分かりました。これもやはりアザミの花で吸蜜していました。

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by coffeeto-p2 | 2017-09-21 06:00 | 自然 | Comments(0)

奥日光で晩夏の山野草観察~その1

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今日から9月18日(月)の敬老の日に続く三連休が始まりますが、どうも天気が良くないようです。宮古島を暴風雨圏に巻き込んで、中国大陸の手前まで進んだ台風18号が東へ向きを変えて、日本列島を縦断するコースをとりそうです。この三連休では、渡りシーズン真っ最中の野鳥達を観察する良い機会だと思っていましたから、三日間とも雨マークが出てしまったことは、期待外れもいいところです。せっかくの三連休だったのに、どうやって過ごそうかと、今は思案のしどころです。三日間とも家にジッとしていられないと思いますから、無駄に過ごさないように、新しい予定を検討しているところです。
さて、今回紹介しているのは、先月終わりに訪問した奥日光で観察した山野草です。たくさん観察できましたから、2回に分けてまとめて紹介します。
まず始めはキツリフネです。小田代ヶ原の木道伝いに、たくさん咲いているのが見られました。
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今朝は出張先のホテルでテレビを点けたら、ジェイアラートで北朝鮮のミサイル発射されたと報道されていました。前回に続き、我が国の上空を飛翔していったようですが、不安を感じさせる以外の何者でもありませんから、止めて貰いたいものです。
話が逸れてしまいましたが、こちらの花はシロヨメナですね。
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こちらの黄色い花はアキノキリンソウです。戦場ヶ原や小田代ヶ原の草原地帯だけでなく、笹原に覆われた樹林帯の中でも、林床に咲いているのを見ることができました。
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薄紫色の涼しげな花を見つけました。泉門池から湯川沿いの木道を少し下ったところにある、ベンチが設置された休憩所のところに咲いていたソバナの花です。
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こちらは目立たない花ですが、小田代ヶ原から泉門池に向かう遊歩道の途中で、ミヤコザサの林床の中に咲いていたイワアカバナです。花の大きさは5〜6mmくらいしかありませんから、うっかりすると見落としてしまいそうですが、薄いピンク色の花弁の中の、丸くて小さい雌しべが可愛いですね。
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小田代ヶ原の木道を歩いていたら、樹林帯に入ったところでこのキオンの花の見事な群生を見つけました。キオンは夏の後半に咲く高原の花で、今回も至る所で観察することができました。
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5枚の白い花弁の上に、黄緑色の可愛い水玉模様が並んでいます。これはアケボノソウですね。初めて見たのは赤城山の覚満淵での事ですが、この花姿に思わず見惚れてしまいました。今回は、戦場ヶ原の木道を歩いていたら、たくさん確認することができましたが、名前の由来を知りたいところです。
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ピンク色に穂状の花を咲かせていたホザキシモツケです。7月中旬に来た時には既に咲いている花がありましたから、花期が随分長いですね。今回は、この花の上に止まるノビタキの写真を撮るのも、お目当ての一つでした。
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アキノキリンソウやクサレダマなど、黄色い花がたくさん咲いていましたが、このキンミズヒキもそんな仲間です。この写真は、青木橋から戦場ヶ原の開けた草原に出るまでの、樹林帯の中で撮影しました。
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戦場ヶ原の開けた明るい草原の中に、たくさん咲いていたウメバチソウです。夏から秋にかけて咲く花ですが、清楚な花姿が気に入っています。4年前に登った白馬岳でも、標高2,800メートルの白馬山荘の近くで、同じ仲間のコウメバチソウを撮影しています。
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戦場ヶ原の広い草原の中に、点々と花を咲かせていたクサレダマです。遠くから見るとアキノキリンソウと見分けが付けにくいですが、こちらは5弁のやや大きめな花です。花の名前だけを聞くと“腐れ玉”かと思ってしまいますが、マメ科のレダマに似ていることからこの名前が付けられているようです。
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ハクサンフウロも花期が長いですね。これも7月中旬に来た時に、既にたくさん咲いていました。8月中旬に登った八ヶ岳の坪庭でも、このピンク色の花がたくさん咲いているのを見ることができました。

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by coffeeto-p2 | 2017-09-16 06:00 | 自然 | Comments(0)

坪庭から縞枯山〜その3

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都内に夏の暑さが戻ってきました。8月に入ってからぐずついた天気が続いていて、梅雨の季節に逆戻りしたような感じでしたが、昨日今日の都内は茹だるような暑さが蘇えってきました。涼しい気候を好むのが当然ですから、暑さの復活を喜んでいるわけではありませんが、これがないと夏が来たという感じがいたしません。
さて、今回紹介しているのは、八ヶ岳の坪庭で観察した高山植物などの山野草ですが、この写真は坪庭の中の遊歩道脇にあった溶岩柱です。私の背丈よりはるかに高いものですが、今から約2,000年ほど前に北横岳(標高2,473m)が噴火して、流れ出た溶岩によってこの坪庭の盆地状地形が形成されたとのことで、この溶岩がまさにその時の噴火の名残になります。
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溶岩台地となっている、坪庭の中に咲いていたヤマハハコです。エーデルワイスと呼ばれているウスユキソウと同じ仲間で、これも高山植物の一つです。雌雄異株ということですが、これは雌花になるのでしょうか?
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オトギリソウも今がちょうど花の見ごろを迎えたようです。あちらこちらでその姿を観察することが出来ました。
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こちらは縞枯山(標高2,403m)です。雲の動きが早くて見ているうちにその姿が隠れたり見えたりします。ちょうど晴れた瞬間を撮影することが出来ました。これからあの山頂にアタックします。
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高山植物の実がなっていました。これは実の色が白くありませんが、シラタマノキの実になるのでしょうか? それともこれから黒くなるクロマメノキの実でしょうか? このピンク色の実には悩まされてしまいます。
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溶岩の上で翅を休めていた赤とんぼです。おそらくアキアカネの♀になると思いますが自信はありません。
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こちらは立派な花穂を立てていたウドになります。坪庭に咲いていましたから、これは間違いなく山ウドですね。(^^;;  でも、高山植物と言えるかどうか....
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坪庭の中に一本だけ立っていました。風が強いため、枝が風下方向にだけ伸びています。厳冬期はこんな立木がスノーモンスターに変身します。その頃は、エビの尻尾が見られます。水蒸気が凍って木の枝などに張り付いて、風上方向へ伸びますから、この木の枝とは逆方向に伸びることになります。
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キバナノヤマオダマキも咲いていました。ヤマオダマキは、赤紫色が目立ちますが、こちらは薄いクリーム色の花を咲かせます。
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キンロバイです。バラ科の落葉低木の高山植物です。でも、低地でも生育できるほと順応性が高いということです。ちょうど花の時期に当たっていたようで、たくさん見ることができました。
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坪庭の中を進んでいくと、溶岩台地の中に着けられた散策路が続きます。午後から雨模様の天気予報が出ていましたから、この辺りは少し足を速めて縞枯山(標高2,403m)の山頂を目指すことにします。
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坪庭を周回する散策路から、雨池峠方向へつながる登山道に出ようとしたところで、コケモモの実を撮影しました。赤く熟すまでまだ暫らくかかりそうな状況です。この実が美味しいジャムになります。
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コケモモの実を撮影していたら、その脇にこんなキノコも生えていました。溶岩の隙間からよくこれだけのキノコが育ったものだと、感心しながら撮影しました。

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by coffeeto-p2 | 2017-08-25 06:00 | 自然 | Comments(0)

尾瀬沼のトキソウ

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この週末は、カミさんとワンコを連れて福島県の裏磐梯へ家族旅行へ行っていました。避暑旅行のつもりで計画した訳ですが、都内ではこの8月に連続19日間降雨があったということで40年ぶりの記録になったようです。都内もぐずついた天候が続いていて、あまり暑くならず、過ごしやすい夏になっていますから避暑旅行もあまり意味がない気がします。でも、自宅にいるよりは、少しでも自然に触れ合ってくるほうが楽しいですね。
さて、今回はトキソウの写真を紹介していますが、8月最初の週末に夏休みを絡めて、尾瀬沼へ出掛けてきました。周辺の湿原に咲いている花を観察するのが目的でしたが、このトキソウも咲いているのではないかと期待を持っていました。
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絶滅が心配される植物ですから、早く見に行かなければ見れなくなってしまうと、以前危機感を持って探したことがありました。その頃、高山植物を観察しようと足を運んだ池の平湿原の近くにあった、群馬県の鹿沢園地で始めてトキソウを観察することが出来ました。
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今回足を運んだ尾瀬沼では、沼尻平周辺の木道を歩いていた時に、たくさん咲いているのを観察できました。一つ見つけると、次々に咲いているのが目に入ってきたのです。
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今回観察できたランの仲間は、このトキソウと同じ仲間のサワランでした。サワランは、大江湿原で一株だけ見ることが出来ましたが、それに比べるとトキソウは沼尻湿原でとてもたくさん観察できたのです。
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図鑑で確認したところ、トキソウと共にヤマトキソウが掲載されていました。花期はトキソウが5~7月であるのに対し、ヤマトキソウは6~8月ということで、小型で上向きに咲くのが特徴のようです。
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花の色を野鳥のトキになぞらえてこの名前が付けられたとのことですが、そういえばトキの姿を見たのは佐渡の保護センターだけで、野生のトキを見たことはありません。一度は野生のトキの姿を見ておきたいと思います。
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by coffeeto-p2 | 2017-08-21 06:00 | 植物 | Comments(0)

戦場ヶ原に響くアオジの囀り

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台風5号が日本列島に上陸して、日本海側へ抜けて行きましたが、各地に大雨や強風による被害が出ているようです。私の住んでいる都内では、夜半に風が強まったものの、今のところ大きな被害は出ていないようですが、お隣の山梨県では大雨の影響で冠水するなどの被害が発生しました。
また暑い朝が戻って来ました。これが本来の夏の天気ですが、昨日尾瀬から戻ったばかりの体は、この暑さにウンザリとしています。たまたま今日は親戚のお通夜がありますから、略礼服と黒いネクタイ持参で出勤です。暑苦しさが増しますが致し方ありません。
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さて、今回紹介するのは奥日光の戦場ヶ原で撮影したアオジの写真です。7月の三連休を利用して足を運んで来ましたが、あの涼しい高原の空気はとても気持ち良いもので、また再訪したいと思える環境でした。
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多くの野鳥は、あまり囀らなくなっていた時期でしたが、このアオジは小高い樹木の上で、精一杯の声を張り上げて囀っていてくれました。爽やかな声が高原に響き渡って、思わず足を止めてその姿を追い求めてしまいます。
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声はすれども姿は見えず....。これは何時ものことですが、注意深く探していると何とかその姿を見つけることが出来ました。そんな所にいたのか....何時ものことですが、見つけた時には嬉しいものです。
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赤沼駐車場から木道を抜けて、青木橋の手前の樹林帯に入るところに休憩テラスがあります。ノビタキやホオアカがよく観察できるポイントですから、しばらく様子を見ていたところ、近くの折れた立木の上にアオジが飛来して、大きな声で囀りを始めてくれました。
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戦場ヶ原に響くアオジの囀りは、夏の高原の爽やかさを増幅させてくれる大切なアイテムです。その声を思い出すだけで、高原の爽やかな空気に包まれたあの心地よさが蘇えり、また足を運びたくなってしまいます。

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by coffeeto-p2 | 2017-08-09 06:00 | 野鳥 | Comments(0)

奥日光で観察したチョウ達

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先週から都内の天候は雨や曇りの日が続き、まるで梅雨の真っ最中にいるような様相でした。戻り梅雨といっても可笑しくないような天候ですから、暑さに喘ぐこともなく過ごしやすい日々が続きとても助かりました。そんな折、たまたま関西から来た人と一緒に仕事をする機会がありましたが、関西では連日35度を超える猛暑が続いているそうで、東京のこの涼しさが信じられないという話をしていました。それはその通りで、誰だって暑さに喘ぐよりは、少しでも涼しい環境で暮らしたいと思っているのですから無理もありません。かくいう私も、週末は少しでも涼しい場所へ行って、そこで自然観察ができればこんなに嬉しいことはありません。
8月最初の週末は、月曜日に夏休みを取って、かねてから行ってみたいと思っていた尾瀬へ行って自然観察を楽しんできました。その様子はまた後日紹介することにしますが、家に戻って見るとそこにはまた暑い夏が戻っていました。また暫くは暑さに喘ぐことになりそうです。
台風5号が紀伊半島に上陸して、関西地方は大きな被害が出ているようで、今後の天気の変化がきになります。
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さて、今回紹介するのは、7月の三連休を利用して訪問した奥日光で撮影したチョウの仲間です。最初に紹介するのはコムラサキです。翅の表側は綺麗な紫色をしていますが、翅の裏側もシックな色合いですが綺麗な彩りです。
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翅の表側は紫色の綺麗な色をしていますが、これは構造色といって見る角度で色が変化します。
このコムラサキを撮影したのは2日目にハイブリッドバスで行った千手ヶ浜の岸辺のことでした。
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こちらはウラジャノメです。翅の表側に蛇の目模様がたくさん並んでいて、面白いなと思いますが、ウラジャノメという名前がついたのがまた面白いと思います。
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暗褐色の色合いをしたクロヒカゲです。葉の上に止まってくれましたから、ちょうど良い撮影対象になりました。樹林帯の少し薄暗い環境を好んで飛び回っていました。
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イブキトラノオの花穂で吸蜜するミドリヒョウモンです。前翅の中央付近にある条線の幅が広いところが識別ポイントになります。今回奥日光で観察したヒョウモンチョウの仲間は、このミドリヒョウモンだけでした。
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シモツケソウで吸蜜するフタスジチョウです。小田代ヶ原ではとてもたくさん観察できました。翅の表側は暗褐色の地色で、二筋の白い斑が名前の由来になっています。
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フタスジチョウが翅を閉じたところを撮影できました。翅の裏側は、暗いレンガ色の落ち着いた色合いをしています。
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アサマフウロの花で吸蜜するモンシロチョウです。これも小田代ヶ原のバス停の近くで撮影しました。
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ササの葉の上で翅を休めるルリシジミです。翅の表側は綺麗な瑠璃色をしていますが、なかなか翅を広げた状態で撮影することが出来ません。
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イブキトラノオの花穂で吸蜜するコチャバネセセリです。これは戦場ヶ原でも小田代ヶ原でもよく観察できました。
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最後に紹介するのはアサマフウロの花で吸蜜するイカリモンガです。翅の裏側のオレンジ色の斑が船のイカリの形をしているところからこの名前が付けられました。

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by coffeeto-p2 | 2017-08-08 06:00 | 昆虫 | Comments(0)