ネット上のカメラ情報を見ていたら、オリンパスから OM-D シリーズの新型機種が発売されるというニュースがありました。E-M1X という名称で、私が今メインで使用している
E-M1mk2 より機能がアップして、かなり高額になるようです。しかも高機能化されるためかなり大型化して、価格も30万円を越えると予想されています。おいそれとは購入出来ませんが、これまで小型軽量が謳い文句になっていたマイクロフォーサーズですから、そのメリットが阻害されるような大型化は、諸手を上げて喜んでいられません。でも、プロ向けのフラッグシップ機ということであれば、ある程度の大型化も仕方ないところなのでしょうか? 個人的には小型軽量のまま、オートフォーカスの速度と精度が向上して、明暗差が大きい状況でも、黒潰れしたり白飛びしないような、ラチチュードというかダイナミックレンジが広がってくれることを期待するのですが、どんなものでしょうか。もう一つ今回の発表では、テレコンバータの MC-20 が発売されるというニュースもありました。300mmF4 に付ければ換算1,200mm相当になります。オリンパスには強力な手振れ補正機能がありますから、これが手持ち撮影できれば野鳥写真の撮影には、大きなアドバンテージとなります。
オリンパスの新機種には手持ちハイレゾショットが搭載されるようです。これは1回のシャッターで8枚の写真を撮り、1枚の写真を合成する機能で、1/60秒で完結するようです。フォーサーズは、受光素子の面積がフルサイズの半分しかありませんが、これにより遜色ない写真が撮れるということです。でも、動く野鳥写真では活用できそうもありません。さて、前置きが長くなってしまいましたが、今回紹介しているのはベニマシコの写真です。11月4日(日)に渡良瀬遊水地で撮影したものですが、今シーズンの初認となりました。
広い葦原を歩いていると、フィッ、フィッとあちらこちらからベニマシコの声が聞こえて来ました。旧谷中村役場跡の近くで、声のする茂みの前で暫く待っていたら、枝先にこのベニマシコが出てきてくれました。
11月に入りましたが、昼間の気温が20度を超える日が続き、比較的過ごしやすい陽気が続いていました。でも、このところ少し気温が下がる傾向にあり、出勤のため朝家を出るとヒンヤリ感じるようになってきたました。街中では薄手のアウターを着用する人も目に付くようになりましたから、私も今朝はスーツの上に薄手のパーカーを着て、出勤することにしました。もともと寒いのはあまり好みませんから、これ位の体感がちょうどよく思えます。もうそろそろコートを着用するなど、冬支度を始める頃合いになってきました。今朝は荒川鉄橋を渡る電車の中から、河川敷の芝生の上にたくさんのユリカモメが降りているのが見えました。冬の到来が一歩また一歩と、確実に近づいているのが感じられるます。
11月4日(日)に、渡ってきているであろうタカの仲間を観察しようと、栃木県の渡良瀬遊水地へ行ってきました。これまでは、谷中湖を周回するコースを歩くのが定例でしたが、今回は今まで歩いたことのない、葦原の中を中心に歩いてみることにしました。
旧谷中村役場跡地から、北側へ伸びる葦原の中の道を進むと、途中から東向きに折れ、途中でカシラダカやモズなどの写真を撮りながら、ぐるっと南側へ回り込むようにして進むと、渡良瀬川へ行き着きましたが、そこで
ミサゴの写真も撮れました。
谷中湖畔を歩きながら、途中のテラスでお昼を食べ、雷電神社跡を経由して役場跡へ戻りましたが、戻ったところでこのシメをはじめ、ツグミ、
ジョウビタキ、
ベニマシコなどたくさんの野鳥写真を撮影することが出来ました。
シメは今シーズンの初認です。旧谷中村役場跡では、立木に留まっている姿を下から見上げるように撮影してきましたが、枝が混み合っていたり、まだ葉が残っていたりで、撮影できるアングルを探してウロウロしてしまいました。
立木の上からピシッ、ピシッと鳴く声が聞こえてくると、シメが来ていると分かります。冬の季節によく聞かれる鳴き声ですから、秋の深まりとともに季節の移り変わりを実感してきました。
毎日の通勤にウォーキングが欠かせません。体重管理の意味合いもありますが、健康第一志向で、年とともに衰えていく体力を少しでも維持していこうと、もう10年以上継続しています。今は職場の3駅手前から、朝夕ともに約30分間のウォーキングが日課です。始めた頃は少し早めに歩くことを心掛けていましたが、今では自分の歩速をキープして、無理なく歩くようにしています。ところが、最近感じるようになったのは、若い人に抜かれることが多くなってきたことです。朝の時間は、駅までの道を急いで早足になっていることもあるでしょうが、年齢的にも歩速が落ちているのは否めません。何もしなければ、どんどん衰えていくと思いますから、今の体力を少しでも維持するように、今日もウォーキングをしながら帰ります。
さて、先日は渡良瀬遊水地へ出掛けて、広大な葦原を歩き回っていた時、上空を舞っていたミサゴを見つけて撮影してきましたから、その写真を紹介したいと思います。
葦原の中を歩いていた時は分からなかったのですが、2羽のミサゴが飛翔していたのは、渡良瀬川の上空でした。写真の上の個体は喉の部分の暗褐色帯が幅広いですからメスで、下の個体は幅が狭いですからオスであると思います。この他にもう1羽飛翔していましたが、そちらの性別は不明です。
旧谷中村役場跡地で、ツグミやシメなどの写真を撮影した後、北側に伸びる葦原の中の道がどこへ続いているのか歩いてみたところ、ぐるっと回って渡良瀬川に行き当たりました。そこを行ったり来たりするミサゴが、低空飛行を繰り返してくれましたから、今回紹介している写真が撮影できました。
川の中にダイブしたミサゴが、獲物の魚を鷲掴みにして、食事場所へ移動していきます。ダイブの瞬間はピントが合わずうまく撮れませんでしたが、辛うじて魚を運ぶ姿を撮影できました。
今回の渡良瀬遊水地では、他のワシタカ類については紹介できるような写真が撮影できませんでしたから、このミサゴが唯一のタカ類の写真になりました。
孫娘のチィちゃんが、ロタウィルスに感染して吐いてしまったということで、ここ1週間ほど我が家にやって来なくなりました。孫娘が来ると、何やかやで疲れてしまうと愚痴っていたカミさんも、流石に少し寂しくなってきたようです。日曜日に愛犬チョコちゃんのお散歩に出かけたら、途中で近所に住むチィちゃんの家に引っ張っていかれました。寝ていれば迷惑になるかなと思いましたが、立ち寄ってみることにしました。玄関のベルを押すとパパと一緒にチィちゃんが出てきてくれましたが、ママは吐いて寝込んでいるようです。チョコちゃんは喜んでじゃれついていましたが、早々におじゃましてきました。でも、チィちゃんの元気そうな姿が見られたから、ちょっと安心しているジィジでした。
ロタウィルス感染症について調べてみると、乳幼児に多くみられ、5歳までには大半の子供がかかるようです。感染力が強く、大人も感染するということですから注意が必要です。
さて、話が外れてしまいましたが、今回から紹介するのは、11月4日(日)に行ってきた、渡良瀬遊水地で撮影した野鳥たちです。谷中湖を見渡すと、少し離れた沖をマガモの群れが気持ち良さそうに泳いでいきます。
今回渡良瀬遊水地へ行ってきた一番のお目当ては、広大な葦原を飛翔する、チュウヒの写真を撮影することにありましたか、残念ながら不発でした。その代わり、ツグミや
シメ、ジョウビタキ、ベニマシコなどの冬鳥をたくさん撮影して来ることが出来ました。
とても穏やかな天候に恵まれました。鏡のような水面の谷中湖の上を、マガモの群れが移動していきます。まるでマーチングバンドが、ドリル演奏を披露しているみたいです。こんな時はスチールではなく、動画で撮影したら面白いですね。
車を運転しながら、ラジオの気象情報を聞いていたら、今年はまだ北海道に初雪が降らず、新記録になっているということでした。北海道では例年ならもうとっくに雪が降っているのに、10月初旬から中旬くらいの陽気だということです。これまで一番遅い初雪の記録は、11月2日ということですから、それから比べるとずいぶん遅れています。都内でもこの週末の気温は土日とも20度を超えていて、公園へ行ったら半袖で過ごしている人が何人も目につきました。歩いていると汗ばんでくるような陽気ですから、11月中旬とは思えません。それでも今週後半からは、朝方の最低気温が10度を下回るようになるようです。冬が一歩一歩近づいてきているのは間違いなきようですから、そろそろ冬物のコートを用意しておく必要がありそうです。
今年は南太平洋の海水温が高く、エルニーニョが発生したということです。これにより偏西風の軌道が変わり、暖冬になるのではないかと予想されています。今シーズンは新潟県下へマガンやヒシクイの観察に行きたいと思いますが、どうなることかと気になります。
さて、今回紹介しているのは、長野県の戸隠森林植物園で撮影したオオアカゲラの写真です。既にオ
オアカゲラと接近遭遇として紹介していますが、たくさん撮影できましたから、お蔵入りさせるのも勿体無くて、改めて紹介させてもらいます。
この写真は、中央園地からモミの木園地へ向かう木道を歩いていた時、直前の大きなモミの木に飛来したところを撮影したものです。
こちらは、初日の夕方にマミチャジナイの写真を撮っていた時、すぐ近くに出てくれたオオアカゲラです。薄暗くなっていた時間帯でしたが、補正して見られる写真になりました。
ここにはオオアカゲラの他に、アカゲラとアオゲラも集まっていました。どんな理由かわかりませんが、キツツキの仲間がこんなに集まっているのを確認したのは、私自身初めて経験したことでした。