ハマゴウとホウジャク

f0372177_21281558.jpg
渥美半島の先端にある、伊良湖岬の恋路ヶ浜駐車場でタカ渡りの観察をして来たのは、10月最初の週末でした。例年、このシーズンになるとタカも渡りの観察ポイントへ出掛けているのですが、今年はお休みの日に悪天候が続き、これまで出そびれていました。しかし、そろそろ足を運んでこなければ、今シーズンのタカ渡りを観察するチャンスを逃してしまいそうです。先月末の日曜日が仕事が入ってしまった代休を利用して、三連休にすることが出来ましたから、天気予報は良くありませんでしたが、思い切って出掛けてくることにしました。
f0372177_21275762.jpg
伊良湖岬では案の定、雨混じりの不順な天候が続き、全くの空振りではなかったものの、観察できたタカ類はほんの少しだけでした。待ちわびる時間の退屈しのぎに、伊良湖岬の灯台まで散歩に出かけて見たところ、海岸のハマゴウの花にホウジャクがいくつも吸蜜に集まっていました。
f0372177_2128692.jpg
花から花へと吸蜜しながら渡り歩くホウジャクの姿は、あのハチドリの吸蜜シーンのようで興味深いのですが、写真に撮ろうと思ったら、その姿を追いかけきれず、無駄撃ちの連続となってしまいました。こんなに動き回る対象を至近距離から撮影することに慣れていませんから、これは野鳥写真を撮るよりも、ある意味難しい撮影になりました。
f0372177_21282754.jpg
このハマゴウという海浜植物は、シソ科に属するということですが、なるほど花の形は唇状で、まさにシソ科そのものです。私が持っている山と渓谷社の「野に咲く花」の図鑑には収録されていないものですから、当初は花の名前を特定するにも困ってしまいました。
f0372177_21281159.jpg
それから、この花に吸蜜のために飛来したホウジャクは、分類上はチョウ目の蛾の仲間になりますが、図鑑を見るとホシヒメホウジャクになるのではないかと思えるような姿かたちをしています。
[PR]
# by coffeeto-p2 | 2016-10-14 06:00 | 昆虫 | Comments(0)

チゴハヤブサとオオタカ

f0372177_20402053.jpg
伊良湖岬へタカ渡りの観察に行って来ました。10月最初の週末のことでしたが、雲が低く垂れ込めて、時折雨も降る生憎の天候となってしまいました。それでも、そんな悪天候の中を渡って行こうと、上空を通過するサシバなどのタカ類を少数だけですが観察することが出来ました。しかし、丸一日観察している間に、その3分の2は途中で諦めて戻って来ていたようです。伊勢湾の対岸にある伊勢志摩の様子が、微かでも見えれば渡ることが出来たのでしょうが、恋路ヶ浜から伊良湖ビューホテルが霞んで見えなくなるような状況ですから、戻ってくるのも仕方がないことです。
今回は、そんな悪天候の中で、僅かに撮影できたタカの仲間を紹介します。初めはチゴハヤブサの写真です。
f0372177_20402721.jpg
現地では、雲が低く霞んでいて視界が悪く、上空を飛ぶタカ類の識別もままならない状況でした。このチゴハヤブサの写真を撮った時も、トビではないことは分かりましたが、それが何かは分からないまままシャッターを押していました。後から写真を確認していたら、お腹から足にかけて赤色の羽が確認できたので、チゴハヤブサであると分かった次第です。
f0372177_20403841.jpg
次に紹介するこちらは、オオタカの写真になります。この写真を撮った時も、トビではないことが分かってシャッターを押していましたが、その時はサシバかオオタカか、はたまたハチクマかの判定も微妙な状況でした。
f0372177_20411546.jpg
写真に撮影しておくと、このブログで紹介するネタに使えるのは勿論ですが、もう一つ大変便利なところは、その場で観察した鳥の種類が識別できなくても、後から写真を見ながらじっくり判定することが出来るところです。お蔭で、現地では不明なタカの種別も、ある程度識別することが出来ました。
f0372177_20412019.jpg
今回は、伊良湖岬のタカ渡りのカウントをしている皆さんと、直接話をすることも出来ました。雲が低く垂れ込める生憎の天気でしたが、こんな日でも風向きが逆風であれば、渡っていく猛者のタカもいるそうです。順風では飛ばないということですから、上昇気流がなくても、逆風で生じる揚力を上手く使って飛翔するのでしょう。
[PR]
# by coffeeto-p2 | 2016-10-13 06:00 | 野鳥 | Comments(0)

ハヤブサが元気でした

f0372177_22555520.jpg
10月1日(土)〜3日(月)に、タカ渡りを観察するため、車中泊で愛知県の伊良湖岬まで遠征に出かけて来ました。しかし、天候は9月の中旬から秋雨前線が停滞したままでしたから、今年は白樺峠へ出掛けるチャンスを逃してしまいました。当初から秋晴れの晴天は期待出来る状況ではありません。....かといって、このまま天気の回復を待っていては、タカ渡りを観察するタイミングを失ってしまう恐れがありました。仕方ありません、不順な天候をおして、取り敢えず出掛けてみることにしました。行けばなんとかなるだろうという、とても安易な考えで自宅を出発しました。
遠征初日はずっと雨降りで、とても観察できるような状況ではありません。この日は移動日と割り切って、昼近くに自宅を出発して、途中で2泊3日分の食料を調達しながら、夕方遅く恋路ヶ浜へ到着しました。
f0372177_22554396.jpg
到着したその日は、もう暗くなっていましたから、サラダスパゲティとおつまみだけで簡単に夕食を済ませ、直ぐに就寝体制をとりました。暗くなった頃には雨は上がっていましたが、翌朝の青空は期待出来そうもありません。(〃ω〃)
f0372177_22554950.jpg
2日目の朝に目覚めると、雲が低く垂れ込めていて、恋路ヶ浜の駐車場から伊良湖ビューホテルの建物が霞んで見えるような状況です。とてもじゃありませんが、サシバもハチクマも渡りは期待出来そうにありません。それでも恋路ヶ浜の駐車場には、望遠レンズやフィールドスコープを構えた熱心な人達が、結構な数集まっていました。
f0372177_22553762.jpg
朝のうちからトビがたくさん舞っていましたが、少し高度を上げると、雲の中に隠れて見えなくなってしまうような状況です。空を恨んでも仕方ありませんが、こんな空模様ではタカは渡ってくれないかな....諦め半分でいましたが、ふと見ると割合低空を元気に飛び回っているタカの仲間がいました。すごいスピードで飛び回るハヤブサです。
f0372177_22552455.jpg
他のタカ類が、殆んど飛んでくれない状況の中で、ハヤブサは嬉しい撮影対象になりました。渡りをしようと集まって来た、ヒヨドリの群れを追い掛けているようです。
この個体は何か獲物を捕まえたようで、足にぶら下げているのが分かります。
f0372177_22553140.jpg
そのハヤブサが、飛翔しながら足に捕まえていた獲物を食べ始めました。よほどお腹が空いていたのでしょうか? 偶然ですが、こんなカットも写すことが出来ました。渡りのタカ類が殆んど飛ばない状況の中で、このハヤブサの元気な姿を一日中観察することが出来ましたから、お陰で退屈することも無く、1日たっぶり観察に没頭することが出来ました。
[PR]
# by coffeeto-p2 | 2016-10-12 06:00 | 野鳥 | Comments(0)

曇り空のサシバ

f0372177_22501690.jpg
10月最初の週末に、伊良湖岬の恋路ヶ浜へタカ渡りの観察に行って来ました。今年は9月の敬老の日絡みの三連休か、秋分の日に続く飛び石連休に長野県の白樺峠へタカ渡りを観察に行こうと思っていました。それなりに、準備も進めていましたが、ところがいずれの連休も台風絡みの不順な天候のため、断念せざるを得ませんでした。このままでは、タカ渡りを観察できないまま今年のシーズンが終わってしまう。そんな焦りもあって、10月最初の週末に出掛けることにしたわけです。
9月25日の日曜日に出勤した代休を、10月3日(月)に取ることにしましたから、形なりにも三連休んすることが出来ました。今シーズン最後のチャンスになりますから、思い切って出かけてみました。。そんな訳で、天気予報は良くありませんでしたが、行けば何とかなるだろう....と、かなり大雑把な遠征旅行になってしまいました。
f0372177_22502613.jpg
連休初日は期待に反する雨模様となってしまいました。こんな天気では、早朝から頑張って出かけても仕方ありません。そんな訳で、この日は移動日と割り切って、ゆっくり自宅を出発することにしました。
f0372177_22503319.jpg
二日目は、朝からどんよりした天候でした。雲が低く垂れこめていましたから、これでは期待できないかと半分諦めながら、恋路ヶ浜の駐車場で、オリンパス E-M1 + ED300mmF2.8 + MC-20 を載せた三脚を据えました。
f0372177_2249854.jpg
雲が低く垂れこめていましたから、たまに飛んだタカを追いかけてカメラを向けましたが、霞んでしまって、上手く撮影することが出来ませんでした。この時は、サシバが飛んでくれましたが、コントラストの良い写真は望むべくもありませんでした。
f0372177_2250392.jpg
この日の恋路ヶ浜は、タカ渡りを観察する人の数はそんなに多くありませんでした。天候が良ければもっと来ていたのでしょうが、以前に見たあの混雑に比べれると、この日はちょっと寂しい感じもしました。
[PR]
# by coffeeto-p2 | 2016-10-11 06:00 | 野鳥 | Comments(0)

郊外の公園の山野草

f0372177_236623.jpg
季節は秋も深まってきて、ひところに比べるととても涼しくなってきました。暑い時期は、通勤時のウォーキングでは汗をかきますから、家を出る時はポロシャツ姿で出勤し、職場に着いてから下着から全部着替えて仕事に就いていました。今の職場ではこの10月一杯がクールビズということで、ネクタイも締めないでいられます。これまでは、半袖のワイシャツばかり着ていましたが、さすがにこの頃は長袖のワイシャツを着るようになりました。でも、この頃はとても涼しくなってきましたから、スーツを着て出勤しても、なんとかしのげるようになりました。着替え一式を持っていかなくても済みますから、その点では助かります。
f0372177_2361690.jpg
さて、今回紹介するのは、9月下旬に足を運んだ郊外の手賀の丘公園で観察した山野草です。緑の草むらの中に、このピンクの花を咲かせていたツルボがよく目立っていました。
f0372177_2362229.jpg
天候不順な日が続いていますが、この日も一日中スッキリしない空模様で、時折雨に降られることもありました。この公園にやって来た一番のお目当は、渡り途中の野鳥を観察することだったのですが、キビタキ♀がいたくらいでサッパリでした。仕方ありませんから、山野草や昆虫類の観察が中心になってしまいました。
f0372177_2362940.jpg
この白い花はイヌホオズキでしょうか。草むらの中にたくさん咲いていました。図鑑を見ると別名バカナスとされていて名前は良くありませんが、よく見るとなかなか可愛い花を咲かせているものだと思います。
f0372177_2363933.jpg
小さくて、とても小さい花を咲かせていたこちらは、キツネノマゴになりますね。普段はあまり見向きもしませんが、ツルボやイヌホオズキの写真を撮っていたら、自然に目に付いてしまいました。
f0372177_2365218.jpg
公園内の少し薄暗くなった場所に、白くて大きなキノコを見つけました。高さは20㎝ほどもある立派なキノコでした。秋の深まりを感じさせてくれますが、後から調べてみたら、タマシロオニタケという名前が付いているようです。
f0372177_236591.jpg
ヒガンバナもこの季節を象徴する山野草ですね。長い茎の先に、ゴージャスなオレンジ色の花を咲かせていますが、葉が全くみられないのも面白いものです。花とは別の時期に葉が出るのでしょうが、こんな姿の花は他にはありませんね。
f0372177_237663.jpg
そのヒガンバナは、一輪だけでもゴージャスな花姿をしていますが、だいたい群生して幾つもの花を並べてくれますから、少し離れたところからでも、とてもよく目立つ存在です。
f0372177_2371180.jpg
こちらはミズヒキです。この花は上から見ると赤く見えて、下から見ると白く見えることからこの名前が付けられたとのことです。なるほどと思いながらこの写真を見返していました。
f0372177_2381693.jpg
ツユクサもたくさん観察することが出来ました。春先から秋口まで長い期間観察できる山野草です。青紫色の花弁と、黄色の雄しべがとても調和のとれたコントラストを見せてくれていると思います。
[PR]
# by coffeeto-p2 | 2016-10-09 06:00 | 植物 | Comments(0)