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オオヨシキリ親子の餌渡し

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朝起きて、NHKのテレビでニュースを見ていると、Jアラートの緊急通報として、日本の上空を北朝鮮のミサイルが通過したと繰り返し伝えていました。最近になって彼の国のミサイル発射の頻度が高まっているような気がして、内心穏やかではいられません。戦時中ではあるまいし、平和で安全な我が国の領土内に、ミサイルが飛んでくるとは思いもしていなかったのですが、現実問題となると気に掛かります。何とかしてもらいたいところですが、こればかりは他国の思惑によりますから、如何ともしがたいところです。今後、我が国の領土内に何も起こらなければ良いのですが....。
さて、今回は葛西臨海公園で撮影した野鳥写真の中から、オオヨシキリ親子が餌の受け渡しをしていたシーンを紹介します。
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このオオヨシキリの写真が撮れたのは、上の池の観察窓のところです。数名のカメラマンが取り付いていましたから、私も覗かせてもらったところ、アオアシシギの他にこのオオヨシキリやコムクドリ、そしてカワセミなどたくさんの写真を撮影することが出来ました。思い掛けない収穫となりました。
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足を運んで来たのは8月26日(土)のことでした。8月に入って野鳥観察に出掛けることが少なかったですから、ブログで紹介できる写真を撮影してこようと思いました。山の鳥も撮りたいし、海辺の鳥も撮影したいところです。悩んだ末に28日(月)に夏休みを取って、土曜日は葛西臨海公園へ、そして日曜日から月曜日にかけては奥日光と計画しました。
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このオオヨシキリ親子が直接餌を渡すシーンは写っていなかったですが、もう親と見分けがつかないほど成長した若鳥でも、まだ餌をねだっている姿を見て、親の脛をかじる親子関係は人間世界と同じだと妙に納得しました。
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観察窓からアオアシシギなどの写真を撮影していたら、葦原の中にオオヨシキリの動きがありました。カメラを向けると、そこに親子の餌渡しシーンを捉えることが出来ました。
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実際のところ、葛西臨海公園ではあまり多くの写真は撮れないだろうと踏んでいたのですが、終わってみれば予想以上にたくさんの野鳥を撮影できました。お陰で、しばらくはこのブログのネタが途切れる事もありません。

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by coffeeto-p2 | 2017-08-31 06:00 | 自然 | Comments(0)

臨海公園のキアシシギ

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先週末は奥日光へ遠征して、赤沼駐車場で車中泊して来ましたが、朝方に寒くなって目が覚めてしまいました。標高1400mの高原では朝夕の気温が下がり、都内より2,3ヶ月は季節が進んでいるという状況で、夏用のシュラフ1枚だけでは対応しきれなかったようです。しかし自宅に戻ってきたら、都内に熱帯夜が戻っていましたから、就寝時はエアコンをつけっぱなしにしておかなければ寝られません。愛犬チョコちゃんも私のベッドの上でスヤスヤと気持ちよさそうに寝ていますが、奥日光の涼しさに比べたら、都内の熱帯夜が嘘のようです。今朝の出勤時も職場に着くまでに汗だくで、そのギャップの大きさに身体が順応しきれていませんが、ひところの暑さに比べたら、吹く風に秋の気配が漂うようになり、こんなところからも季節の移ろいを感じさせてくれます。
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シギチの渡りシーズン真っ盛りの8月26日(土)に、葛西臨海公園へ出掛けて来ました。暑さに身体がふやけてしまうような環境の中で、汗を拭きながら撮影して来たキアシシギの写真を見てやって下さい。
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この日キアシシギの写真を撮影したのは、葛西臨海公園の西なぎさの護岸の岩の上と、下の池の中でした。特に西なぎさでは野鳥の姿が殆どありません。東なぎさには砂浜にたくさんの野鳥が降りているのが見えましたが、とても撮影できる距離ではありません。それでも堰堤の上を歩いて見たら、東なぎさの方から飛んで来た野鳥がいました。それがこのキアシシギでした。
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こちらは葛西臨海公園の下の池の中で撮影したキアシシギです。岩屋の中に作られた観察窓から観察していたら、すぐ下を歩き回っていました。これは近いです。カメラを持ったまま思わず後ずさりしながら撮影しました。
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この撮影に使用した機材はオリンパス E-M1mkⅡ + M.300mmF4 + MC-14 という組み合わせで、35mm版換算840mm相当でした。このカメラは5軸手振れ補正が優秀で、こんな超望遠でも手持ちでブレなくシャープな写真が撮影できます。
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ここで何か餌となるものを見つけたようです。啄もうとする瞬間を撮影することが出来ましたが、ここではトリミングしないでも入りきらないような近距離から、活き活きしたキアシシギの姿を撮影することが出来ました。

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by coffeeto-p2 | 2017-08-30 06:00 | 自然 | Comments(0)

下の池のコアオアシシギ

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今年も秋のシギチの渡りシーズンが始まりました。8月から9月にかけては、水辺から目が離せませんが、この時期の水辺は暑いこと暑いこと、出掛けようと思っても二の足を踏んでしまいます。それでなくても、この頃は休みが取れると涼しい山へ出掛けていますから、暑い水辺はできれば避けて通りたいところです。でも、せっかくシギチに出会えるチャンスをみすみす潰してしまうのは勿体ない話です。
そんな訳でシギチ観察はどこへ出掛けようかと迷いましたが、結局近くてお手頃な葛西臨海公園に足を運んでみることにしました。あそこなら若干の日影があるし、そこそこのシギチに出会うことが出来ます。
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葛西臨海公園の駐車場に車を停めて、園内の周回コースを歩いてみましたが、森の中は暑いばかりで野鳥の姿はありません。汗を拭き拭き西渚に立ち寄って、そこでキアシシギの写真を撮りましたが、それ以外はさっぱりでした。お目当ては下の池です。
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鳥類園のウォッチングセンターに立ち寄り、お昼を食べながら情報収集してみると、下の池にはコアオアシシギが入っているようです。これは願ってもないお客様です。下の池の岩屋の観察窓へ向かってみることにしました。
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この日は、アオアシシギもたくさん入っていましたが、下の池の水辺のアシ原の脇に、コアオアシシギが固まって休んでいるのが見つかりました。アオアシシギと一緒にいると、体の小さいコアオアシシギはすぐに分かります。
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コアオアシシギのくちばしは、針のように細くて真っ直ぐです。同じ仲間のアオアシシギのくちばしは太めで上に反っていますから、そこが識別ポイントになります。
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この日の葛西臨海公園では、数種類の野鳥が撮影できれば嬉しいなと思っていましたが、終わってみれば15種類の野鳥を撮影することが出来ました。その結果については、追い追いこのブログで紹介することにします。

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by coffeeto-p2 | 2017-08-29 06:00 | 自然 | Comments(0)

坪庭の花と昆虫

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このところ野鳥観察に出かけることがありません。7月最後の週末に外房へ出掛けて以来、家族旅行や山登りなどで楽しんでいましたから、このブログで野鳥写真の紹介も滞っていました。忘れないうちに野鳥写真を撮ってこようと、8月最後の週末は野鳥写真を撮りに出掛けて来ました。色々な成果があがりましたから、その結果は次回から紹介させてもらいます。
さて、今回は八ヶ岳で撮影した写真の最後になります。坪庭で撮影した高山植物と昆虫の写真になりますが、まず最初はキバナノヤマオダマキを紹介します。高山植物と言えるかどうか分かりませんが、坪庭の中に咲いていたのは間違いありません。
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こちらは高山チョウのベニヒカゲです。標高1,200m以上の亜高山帯より上に生息しています。坪庭は標高2,200mですから、その生息域に入りますね。
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ヤマオダマキの花も咲いていました。最初に紹介したキバナノヤマオダマキ同様、高山植物と言えるかどうか分かりませんが、山に咲く山野草であることに間違いはありません。
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縞枯山(標高2,403m)に登って、また坪庭に戻って来ましたか、雨に降られてしまいました。でも、時折太陽も顔をのぞかせてくれます。そんな変わりやすい天候の中、雨が降ってもベニヒカゲは葉の上に止まって翅を休ませていました。
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テガタチドリも花を咲かせていました。もう盛りを過ぎていたようですが、こうして撮影することが出来ました。ボランティアの人の話では、本来はなかった種ですが、登山者の靴について入り込んで来たのではないかと言っていました。
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こちらはオトギリソウですが、これには種類がいろいろありますから、厳密に識別するのは難しいです。以前紹介したように、残念ながら私には見分けるだけの知見がありません。
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少し大きめなチョウが飛来したと思ったら、それがこのクジャクチョウでした。大きな目玉のようなジャノメ模様がよく目立ちます。赤い地色の大変よく目立つチョウです。
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ピンク色の花弁が綺麗なアサマフウロです。坪庭の草原の中に、点々と咲いている姿が確認でしました。チョウやハナアブの仲間が吸蜜するのによく利用しているようでした。
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チョウの仲間が吸蜜している状況ですが、これはクジャクチョウです。翅の裏側は暗色ですから、これを見ただけでは識別が難しいです。イブキジャコウソウで吸蜜していました。
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坪庭にはこのイブキジャコウソウがたくさん咲いていました。たまたま小さい株が岩の縁に並んで咲いていましたから、ちょうど良い撮影対象になりました。
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アザミの花にミツバチが集まっていました。アザミの花も色々な種類がありますが、識別が難しくてよく分かりません。私的にはオニアザミではないかと思いますが、間違っていたら教えてください。
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薄紫色の可愛い花を咲かせていた、こちらはヒメシャジンです。草むらの中のところどころに、その姿を見ることが出来ました。
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ランの仲間の高山植物です。ホソバノキソチドリだと思いますが、コバノトンボソウとよく似ていて区別が難しいです。距の部分が下を向いていますからキソチドリだと思いますが、上を向いていればトンボソウになります。
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最後に紹介するのはモンシロチョウです。これは高山チョウではありませんが、平地からこんな標高の高いところまで、生息域はとても広いようです。

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by coffeeto-p2 | 2017-08-28 06:00 | 自然 | Comments(0)

坪庭から縞枯山〜その5

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8月も後半に入り、いよいよ秋の気配が漂い始める季節となってきました。野鳥の世界では、秋の渡りのシーズンに入っています。この時期の干潟や田んぼは、渡りをしていくシギやチドリの仲間で賑わいますから、そんな様子を観察しながら足を運んで来るのが楽しみになります。でも、この時期の田んぼ巡りは猛暑との戦いにもなりますから、それなりの覚悟が必要ですが、シギチとの出会いの楽しさが優ります。
水辺の鳥たちの観察だけではなくて、山の鳥の動きも気になります。この書き込みがアップされるこの週末は、土日に分けてシギチ観察と山の鳥観察に出かけていることだと思いますが、どんな成果を上げることができるでしょうか? その結果については、またこのブログで紹介したいと思います。
さて、今回は八ヶ岳の坪庭から縞枯山(標高2,403m)を歩いて来た結果報告の続きで、登頂後に展望台に立ち寄り、坪庭手前の森林浴展望台で休憩するまでをまとめてみました。この写真は、縞枯山頂から下山途中にあった展望台への分岐路の標識です。

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登山道から展望台まで数分の距離でした。そこは大きな岩が積み上がっている場所で、目の前には隣の茶臼山(標高2,384m)が、そして眼下には諏訪市街地が見渡せるところでした。でも、天気予報通り雲行きが怪しくなって、ガスに巻かれがちで見通しが良くききません。
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流れる雲の間から、辛うじて向こう側の茶臼山(標高2,384m)の姿を捉えることが出来ました。もう少しユックリと周囲の景色を楽しみたいところでしたが、天候が悪くなりそうだし、他の登山者たちもやって来ましたから、早々に移動することにしました。
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登山道周辺には、前回も紹介したコバノイチヤクソウがたくさん咲いていました。足を止めて撮影していると、汗がドッと噴き出して来ます。
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この日は、坪庭から雨池峠を経由して縞枯山(標高2,403m)に登り、茶臼山方向に下山して五辻の分岐から坪庭へ戻るコースを歩いて来ました。登りは結構急登でしたが、下りの登山道もこんな感じで、岩がゴロゴロした山道でした。
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ここは縞枯山と茶臼山の中間地点になる鞍部です。ここから五辻の分岐まで下るわけですが、その途中でとうとう雨が降り出してしまいました。慌ててレインウェアを着用しましたが、汗で蒸れますから、着用していてもいなくても、濡れてしまったことに変わりありません。(^^;;
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ここでまたコバノイチヤクソウの写真を紹介しますが、とにかくたくさん咲いていて、よく目につきましたから、山歩きの印象として紹介します。
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ここに並んでいる樹木の向こう側は、枯れ木が繋がる縞枯帯です。ここにも縞枯山の名前の由来を見てくることが出来ました。
先ほどまで強く降っていた雨は、この辺りでは小降りとなりました。暑くて蒸れますから、レインウェアの上だけ脱ぐことにしました。
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ここが五辻の分岐です。正面奥が降って来た登山道になります。ここを右方向に進めばメルヘン街道と呼ばれる、麦草峠を越える国道に行き当たります。ここからロープウェイ山頂駅方向を目指しますから、左側に道をとります。
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登山道の両側は、ササ原に埋め尽くされていましたが、その中にこのヒメシャジンの花を見つけました。先ほどの雨に濡れて、筒形の花弁には水滴が付いています。
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ヒメシャジンの花期は始まったばかりのようです。こちらには、蕾の状態の株を見つけました。夏から秋の山を彩るキキョウ科の山野草です。
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こちらが森林浴展望台です。登山道に沿って、小さなウッドデッキが作られていました。坪庭には、ここまで往復1時間の散策ができる旨の案内が出ていました。坪庭に戻る前に、私はここでお昼の食事を食べることにして、大休憩を取りました。
この日のお天気は晴れたり雨が降ったりを繰り返しましたが、晴れると日光が暑いくらいで日陰が恋しい状況です。雨が降るとレインウエアでは暑いので、傘を差して歩くことにしました。

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by coffeeto-p2 | 2017-08-27 06:00 | 自然 | Comments(0)

坪庭から縞枯山〜その4

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甲子園で繰り広げられた今年の高校野球は、埼玉県の花咲徳栄高校が優勝して熱戦の幕が閉じられました。地元の代表校や自分の生まれ故郷の代表校などの勝敗が特に気になりますから、テレビ観戦はできないまでも、その結果についてはニュースを見ながら一喜一憂していました。高校野球は今や夏の風物詩そのものになっていますが、これが終わってしまうと、そろそろ秋風が吹き始める季節を迎えることになります。まだまだ暑い日は続きますが、日ごとに夕暮れの時間が早くなると、季節の足音が一歩、また一歩と前に進んでいることを実感させられます。これで秋の風が吹いてくると、また自然界にはいろいろな変化が生まれます。フィールドへ出て、四季の移り変わりを見てくるのは、飽きることのない楽しみであると思います。
さて、これまで八ヶ岳を歩いてきた結果紹介をしていますが、4回目の今回はその続きで、坪庭から縞枯山(標高2,403m)の登頂までをまとめてみたいと思います。坪庭から登山口である雨池峠までは木道が整備されて、とても歩きやすいコースになっていました。
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これが縞枯山荘です。樹林帯を抜けると広い草原が広がり、その中にこの山小屋が建っていました。気持ちの良さそうな山小屋です。この日は午後から雨が降る予想でしたが、ここまでは晴れたり曇ったりの空模様で、青空も見ることが出来ました。
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バイケイソウの花が咲いていました。でもその葉を見ると、よほど美味しいのでしょう、虫達に食われて穴だらけです。
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雨池峠に向けて、ササ原の中を歩きやすい木道がずーっと続いています。高原ハイキングには、もってこいの場所であると思います。
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ここが登山口になる雨池峠です。峠という名前が付いているのに、水溜りでぬかるんでいる状態でした。左奥へまっすぐ進めば雨池に至りますが、私は右奥の森の中へ続く道を辿って縞枯山の山頂を目指します。
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森の中へ踏み込むと、倒木にこんな粘菌が張り付いていました。綺麗なオレンジ色ですから、離れたところからでもよく目立ちました。
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縞枯山は坪庭から見た時には、森の中に包まれた穏やかな山のように見えましたが、登山道に取り付いてみるとこんな風に岩がゴロゴロしていて、おまけに登りも大変に急な山道です。頂上へ着く前に息が上がるし、汗もびっしょり掻いてしまいました。
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山道を登っていくと、コバノイチヤクソウが咲いていました。初めはパラパラと咲いていたものが、登るに連れてとてもたくさん目につくようになりました。
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ここが縞枯山(標高2,403m)の山頂です。周囲は樹林帯に囲まれていて、見通しが全く利きません。標識が立っていなければ、とても山頂とは思えない場所ですが、登頂記録として写真撮影は欠かせません。
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縞枯山の山頂で汗を拭きながら休憩をとりました。次に向かうのは展望台を経由して五辻の分岐方向ですが、歩き始めると薄暗い林床に、またたくさんのコバノイチヤクソウが咲いていました。
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尾根道の途中に、枯れ木が目立つ場所がありました。縞枯山の名前の由来となっている縞枯れ現象の中に入ったようです。山の樹木が帯状に枯れて、また再生していくことを繰り返しているようですが、学術的にはその理由が解明されていないとのことです。
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展望台へ向かう尾根道も、殆ど樹林帯の中で少し薄暗い道です。その中に、ギンリョウソウの群生地がありました。一面にたくさんのギンリョウソウが生えています。これもまた面白い風景です。
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薄暗い樹林帯の林床です。葉緑素を持ちませんから、花姿は白一色です。これを上手く撮影するには、露出の補正が難しいですね。最近のカメラは性能が良くなっていますが、私の腕ではこんな感じに撮るのが精一杯でした。
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登山道からちょっと離れた林床に、見慣れない姿のこんなキノコを見つけました。まるで盃を置いたようですが、中に入っているのはお酒ではなかったようです。(^^;; 後から調べてみたのですが、フジウスタケという名前でしょうか? 毒キノコであるようです。

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by coffeeto-p2 | 2017-08-26 06:00 | 自然 | Comments(0)

坪庭から縞枯山〜その3

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都内に夏の暑さが戻ってきました。8月に入ってからぐずついた天気が続いていて、梅雨の季節に逆戻りしたような感じでしたが、昨日今日の都内は茹だるような暑さが蘇えってきました。涼しい気候を好むのが当然ですから、暑さの復活を喜んでいるわけではありませんが、これがないと夏が来たという感じがいたしません。
さて、今回紹介しているのは、八ヶ岳の坪庭で観察した高山植物などの山野草ですが、この写真は坪庭の中の遊歩道脇にあった溶岩柱です。私の背丈よりはるかに高いものですが、今から約2,000年ほど前に北横岳(標高2,473m)が噴火して、流れ出た溶岩によってこの坪庭の盆地状地形が形成されたとのことで、この溶岩がまさにその時の噴火の名残になります。
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溶岩台地となっている、坪庭の中に咲いていたヤマハハコです。エーデルワイスと呼ばれているウスユキソウと同じ仲間で、これも高山植物の一つです。雌雄異株ということですが、これは雌花になるのでしょうか?
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オトギリソウも今がちょうど花の見ごろを迎えたようです。あちらこちらでその姿を観察することが出来ました。
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こちらは縞枯山(標高2,403m)です。雲の動きが早くて見ているうちにその姿が隠れたり見えたりします。ちょうど晴れた瞬間を撮影することが出来ました。これからあの山頂にアタックします。
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高山植物の実がなっていました。これは実の色が白くありませんが、シラタマノキの実になるのでしょうか? それともこれから黒くなるクロマメノキの実でしょうか? このピンク色の実には悩まされてしまいます。
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溶岩の上で翅を休めていた赤とんぼです。おそらくアキアカネの♀になると思いますが自信はありません。
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こちらは立派な花穂を立てていたウドになります。坪庭に咲いていましたから、これは間違いなく山ウドですね。(^^;;  でも、高山植物と言えるかどうか....
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坪庭の中に一本だけ立っていました。風が強いため、枝が風下方向にだけ伸びています。厳冬期はこんな立木がスノーモンスターに変身します。その頃は、エビの尻尾が見られます。水蒸気が凍って木の枝などに張り付いて、風上方向へ伸びますから、この木の枝とは逆方向に伸びることになります。
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キバナノヤマオダマキも咲いていました。ヤマオダマキは、赤紫色が目立ちますが、こちらは薄いクリーム色の花を咲かせます。
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キンロバイです。バラ科の落葉低木の高山植物です。でも、低地でも生育できるほと順応性が高いということです。ちょうど花の時期に当たっていたようで、たくさん見ることができました。
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坪庭の中を進んでいくと、溶岩台地の中に着けられた散策路が続きます。午後から雨模様の天気予報が出ていましたから、この辺りは少し足を速めて縞枯山(標高2,403m)の山頂を目指すことにします。
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坪庭を周回する散策路から、雨池峠方向へつながる登山道に出ようとしたところで、コケモモの実を撮影しました。赤く熟すまでまだ暫らくかかりそうな状況です。この実が美味しいジャムになります。
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コケモモの実を撮影していたら、その脇にこんなキノコも生えていました。溶岩の隙間からよくこれだけのキノコが育ったものだと、感心しながら撮影しました。

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by coffeeto-p2 | 2017-08-25 06:00 | 自然 | Comments(0)

坪庭から縞枯山〜その2

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昼飯に、職場近くの立ち食いそば屋を利用しました。野菜かき揚げとイカ天をトッピングトッピングしてもらって510円ということですから、とてもリーズナブルな価格です。先週末に2泊3日の家族旅行で裏磐梯に出掛けてきましたが、3日とも昼食は天ぷらそばを食べていました。値段もそれぞれバラバラでしたが、初日に東北自動車道の下りの安積パ-キングエリアで食べた天ぷらそばが、一番美味かったと思っています。同じ天ぷらそばでも、続けて食べると美味さの比較が出来て面白いものです。
さて、今回紹介するのは8月最初の週末に足を運んだ八ヶ岳の坪庭から縞枯山(標高2,403m)にかけて歩いて来た結果です。今回は2回目ですが、坪庭を周遊した際に観察した山野草を中心に紹介します。最初に紹介している写真は、坪庭の第一休憩所からロープウェイ山頂駅を撮影したものです。
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花茎に沿って白い花を穂状に咲かせていました。基部に茶色のムカゴがまだらに残っています。これはムカゴトラノオですね。
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坪庭の散策路を歩いていると、葉の脇から花柄を伸ばして、小さなピンク色の蕾のような花を咲かせた、この花がいくつも目につきました。これはイワアカバナですね。
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この山並みの向こう側に、北横岳(標高2,473m)があるはずですが、坪庭からその姿を見ることはできません。
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コケモモです。とても小さい株でしたが、立派に実を付けていました。これがあの美味しいコケモモジャムになるんですね。下山後、山麓駅でコケモモのソフトクリームを食べて、お土産にコケモモのジャムと羊羹を買ってきました。(^^;;
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ヤマホタルブクロです。紅紫色で筒型の花弁が二つ並んで咲いていました。2000mを超える高山でなくても、見られる山野草ですが、ここでは高山植物の仲間と一緒に咲いていました。
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北八ヶ岳の坪庭は、今から2000年ほど前に北横岳が最後の噴火をした時に、流出した溶岩流で形成されたようです。盆地状の地形の中に大量の溶岩が堆積していますが、その中にあった第一休憩所がこの場所になります。
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坪庭から続く笹薮の中にイチヤクソウの花を見つけました。今回は、縞枯山(標高2,403m)に登ってきましたが、登山道の周辺にとてもたくさん観察することができました。この坪庭の周辺でも、その姿を確認することが出来ました。
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溶岩の大きな岩の間にひっそりと咲いていたオトギリソウです。この仲間にはイワオトギリとかサワオトギリとかいろいろあるようですが、私には識別できるだけの知見がありません。岩の間に咲いていたからイワオトギリというわけにはいきませんね。(^^;;

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縞枯山に続く溶岩台地ですが、今では緑に覆われようとしています。
この日の天気予報は、午後から雨のマークが出ていましたから、雲の流れが気にかかります。
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こちらは近くにあった立て札にチョウジコメツツジと名前が記載されていましたから、間違いないと思います。落葉低木の高山植物であるようです。
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立派な花穂を立てていたアキノキリンソウです。高山植物は丈の低いものが多い中で、背丈の高いキリンソウは、この黄色い花穂とともに遠くからでもよく目立ちます。

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by coffeeto-p2 | 2017-08-24 06:00 | 自然 | Comments(0)

坪庭から縞枯山〜その1

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高速道路が大渋滞したり、新幹線では100%以上の乗車があるなど、お盆休みの喧騒は毎年のことですが、それもひと段落した感があります。私の職場ではカレンダーどおりに業務を行っていて、職員は交代で夏休みを取っていますから、このお盆の時期は通常の半分くらいしか人がいないような状況でした。事務室の中も閑散としていましたが、今週からはほぼ通常体制に戻って来ました。職場に人がたくさんいるだけで、何となく活気が出て来たような気がします....見た目だけで実際に仕事が捗っているかは分かりませんが....(^^;; ガランとした事務室にいるのは、なんとなく落ち着きません。やはり人が多い方が居心地が良いと感じています。
さて、8月の山の日の祝日から続く三連休は、八ヶ岳へ行って遊んできましたから、今回から続けてその結果を紹介したいと思います。
最初に紹介するこの写真は、北八ヶ岳ロープウェイの車内から撮影した八ヶ岳連峰の眺めです。
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高山植物がもうソロソロ見納めだから、今のうちに観察してこようと計画を立てました。足を運んで来たのは、北八ヶ岳ロープウェイで登った標高2,200mの坪庭です。車で山麓駅まで行けば、わずか10分で高山植物が咲く坪庭まで運んでくれますから、お手軽に観察できます。そして今回は、縞枯山(標高2,403m)にも登頂して来ましたから、その結果も合わせて紹介したいと思います。
山頂駅を降りて直ぐのところで目に付いたのが、この黄色い花をたくさん咲かせていたキンロバイでした。
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キンロバイは落葉低木の高山植物ですが、平地でも生育できるようです。環境適応能力が高いんでしょうね。写真を撮っていると、ヒラタアブの仲間が吸蜜に来ました。
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北八ヶ岳ロープウェイの山頂駅を降りたところです。目の前に坪庭の景色が広がっています。
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こちらはピンク色の可愛い花をたくさん咲かせていたイブキジャコウソウです。夏山登山に行くと必ず目にする高山植物ですね。ピンク色の絨毯のように咲いていますが、中には白色の花もありました。
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草むらの中で目立たない花を咲かせていたのは、ランの仲間のホソバノキソチドリです。コバノトンボソウとよく似ていて区別が難しいですが、トンボソウは距の部分が上を向いていて、キソチドリは下を向いているところで区別するようです。
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坪庭の中に続く散策路です。北横岳(標高2,473m)方向への登山道は、この道から続いています。4年前にここを通って登ってきましたが、その時は初めての雪山登山でした。スノーモンスターに囲まれた真白な雪原の中を歩くのが、とても新鮮な感覚であったのを覚えています。
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坪庭周辺には、アキノキリンソウがたくさん咲いていました。これも夏の高山を彩る山野草の定番です。
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こちらも山野草としては夏山定番のオトギリソウです。やはり黄色い花を咲かせていました。
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坪庭の中に祠が祭ってありました。のぼり旗を見ると「横岳神社」という文言と「諏訪大社」という文言が見えました。
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このひょろっとした小さい花は何だろうか? 高山植物の図鑑を見てもなかなかわからなかったのですが、葉の形からどうやらサワギクであるようです。それにしても2,000mを超える高山では、こんなナヨッとした姿になってしまうんですね。
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こちらも黄色い花ですが、東京近郊でもよく見ることが出来るニガナの花ですね。これも環境適応能力が高く、平地でも高山でも普通に観察できる花です。

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by coffeeto-p2 | 2017-08-23 06:00 | 自然 | Comments(0)

尾瀬沼のトキソウ

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この週末は、カミさんとワンコを連れて福島県の裏磐梯へ家族旅行へ行っていました。避暑旅行のつもりで計画した訳ですが、都内ではこの8月に連続19日間降雨があったということで40年ぶりの記録になったようです。都内もぐずついた天候が続いていて、あまり暑くならず、過ごしやすい夏になっていますから避暑旅行もあまり意味がない気がします。でも、自宅にいるよりは、少しでも自然に触れ合ってくるほうが楽しいですね。
さて、今回はトキソウの写真を紹介していますが、8月最初の週末に夏休みを絡めて、尾瀬沼へ出掛けてきました。周辺の湿原に咲いている花を観察するのが目的でしたが、このトキソウも咲いているのではないかと期待を持っていました。
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絶滅が心配される植物ですから、早く見に行かなければ見れなくなってしまうと、以前危機感を持って探したことがありました。その頃、高山植物を観察しようと足を運んだ池の平湿原の近くにあった、群馬県の鹿沢園地で始めてトキソウを観察することが出来ました。
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今回足を運んだ尾瀬沼では、沼尻平周辺の木道を歩いていた時に、たくさん咲いているのを観察できました。一つ見つけると、次々に咲いているのが目に入ってきたのです。
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今回観察できたランの仲間は、このトキソウと同じ仲間のサワランでした。サワランは、大江湿原で一株だけ見ることが出来ましたが、それに比べるとトキソウは沼尻湿原でとてもたくさん観察できたのです。
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図鑑で確認したところ、トキソウと共にヤマトキソウが掲載されていました。花期はトキソウが5~7月であるのに対し、ヤマトキソウは6~8月ということで、小型で上向きに咲くのが特徴のようです。
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花の色を野鳥のトキになぞらえてこの名前が付けられたとのことですが、そういえばトキの姿を見たのは佐渡の保護センターだけで、野生のトキを見たことはありません。一度は野生のトキの姿を見ておきたいと思います。
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by coffeeto-p2 | 2017-08-21 06:00 | 植物 | Comments(0)