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霧ヶ峰はノビタキだらけ

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都内では梅雨時らしい、うっとおしいお天気が続いています。この時期は、いつ雨に降られるか分かりませんから、出掛ける時には折り畳み傘が必需品です。昨日のことですが、出勤のために家を出て駅へ向かう途中、パラパラと雨が降ってきました。私がいつも背負っているザックは、モンベルのアウルパックというリュックサック型のもので、底の部分に折り畳み傘の収納ポケットがあります。雨が降ってきたので、ザックの収納ポケットの部分を触ってみたのですが、傘が入っているような感触が得られませんでした。さては、前回雨に降られたときに使い終わってから収納するのを忘れたか?....幸い、傘を差すまでもなく職場に到着できましたが、家に帰ってから確認したら、折り畳み傘はちゃんと収納ポケットの中に入っていました。カミさんからはボケが始まったんじゃないかと言われてしまい、しゅんとしています。
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さて、今回紹介するのは、長野県の霧ヶ峰で撮影してきたノビタキの写真です。この時期の霧ヶ峰高原は、なだらかな山肌に緑の絨毯が敷き詰められ、レンゲツツジのオレンジ色と、コバイケイソウの白色が点在して、とても気持ちの良い風景が広がります。山肌に着けられた小道を歩いていくと、ここで繁殖している野鳥たちの囀る声が、あちこちから響いてきます。
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ノビタキの声、ホオアカの声、そしてモズの鳴く声、遠くからはカッコウやホトトギスの声も聞こえてきます。いろいろな野鳥の声が聞こえますが、何といっても一番多いのはノビタキでした。こちらではノビタキの♀がすぐ近くに出てくれました。
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レンゲツツジの花の、まだ開き切っていない蕾の上に留ってくれたノビタキの♀です。イイ感じで撮影することが出来ました。ほんのりと胸を染めている、可愛らしさを感じました。
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ここはレンゲツツジの群生地になっていますが、この辺りにこのノビタキの巣があって、縄張りになっているのでしょうか、ツツジの木から木へと飛び回って、何度もポーズをとってくれました。
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この辺りは、一冬を越した枯れたススキの原野が広がっています。その中にもノビタキが4羽も5羽も飛び回っていました。ファミリーなんでしょうか、それとも.....何でこんなにいるのだろうかと思いながら、間近にたくさん撮影させてもらいました。
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ノビタキの写真を撮るなら、霧ヶ峰が良いという話は以前から聞いていましたが、実際に足を運んでみると、まさにノビタキだらけでした。特に早朝と夕方にたくさんのたくさんの個体が姿を見せてくれて、撮影することが出来ました。
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草原の中を抜ける散策路に張られたロープに、ノビタキ♂が留ってくれました。とても近い位置に出てくれましたから、大きく撮影することが出来ました。ちなみに今回撮影に使用した機材は、オリンパス E-M1mkⅡ + M.300mmF4 + MC-14 (35mm判換算840mm相当)です。高原を広く歩き回ってきましたから、三脚は使用せず全て手持ちで撮影してきました。マイクロフォーサーズ仕様で小型軽量・5軸手振れ補正+レンズ手振れ補正の恩恵は極めて大きいですね。

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by coffeeto-p2 | 2017-06-30 06:00 | 野鳥 | Comments(0)

蝶ヶ岳の山野草その3

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入梅したとはいえ、晴れてくれたので初夏の蝶ヶ岳(標高2,677m)はとても気持ちの良い場所となってくれました。とにかく空気が澄んでいて、梓川を挟んだ向こう側に、穂高連峰の山々が、眩しいくらいの雄姿を見せてくれました。ずっと急な苦しい山道を登って来て、稜線の上に出たところで一気に視界が開けました。「綺麗だ〜!」思わず声が出てしまいましたが、それほど素晴らしい眺めでした。予想をはるかに超えた長い雪渓歩きが続き、体力的にもかなり参っていたところでしたから、その感動は余計に大きく感じられました。あの景色の素晴らしさは、実際に登った人でなければ見られませんから、登山者へのご褒美だと思います。しばらくは眼前に広がる北アルプスの山々に目が釘付けとなり、動けなくなりました....。ふと足元を見ると、ミヤマキンバイが黄色い花を咲かせていました。
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山の美しさにばかり見惚れて、その存在に気付くのが遅れてしまいましたが、足元のミヤマキンバイも、高山の澄んだ空気の中で満身に日の光を受けて、綺麗に輝いていました。
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岩礫がゴロゴロした稜線上には、ところどころにミヤマキンバイが固まって群生していました。山の美しさばかりに見惚れていないで、頑張って咲いている姿も綺麗に撮ってあげなくては、申し訳ないというものです。
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撮るんだったら、やっぱり穂高の山並みを入れて、山の雰囲気を出したいわけですが、なかなか上手くいきません。もう少し工夫すれば、せっかく咲いていたミヤマキンバイが、もっと引き立ってくれたようにも思うのですが....私の腕ではこんなものでしょうか?
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蝶ヶ岳(標高2,677m)の中腹には、マイヅルソウが群生していました。これも初夏の山登りでは、必ずお目にかかることができる山野草の定番です。今年もまた、その姿を見ることが出来ました。
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マイヅルソウの群生は、高度の低いところや、山頂の付近を除いて、山の中腹あたりに集中していました。その辺りが、他の山野草も種類が多かったように思います。
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葉の形が、舞い飛ぶツルが羽を広げた様子に似ているところから、マイヅルソウという名前がつけられたようです。花が終わると、赤い小さな実を付けてくれます。
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こちらはユキザサです。これも所々でよく目につきましたが、上で紹介したマイヅルソウより、ずっと大きい山野草です。群生はあまり見られず、点在している感じでした。
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ユキザサという名前が付けられているように、雪のような白い花が咲いているところを撮りたかったのですが、ほとんどが淡いクリーム色で、白い花を咲かせていたのはほんの僅かしかありませんでした。
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こちらはミヤマカタバミです。花が開いてくれると、花弁に条線が出ているところまで確認出来るのですが、花が開くタイミングと上手く合わなかったようで、開ききったところを撮影できません。
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こちらはツクバネソウです。三脵から入って間も無くのあまり標高の高くないところで、ラショウモンカズラやタチカメバソウなどとともに、たくさん咲いているのが確認できました。羽根突きの羽根の形に似ているところから、ツクバネソウという名前が付けられました。昔の人は花の形をよく観察して、うまく名前を付けているんだと感心しました。
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最後に紹介するのがラショウモンカズラです。花茎に沿って紫色の花を階段状に咲かせていますが、花の形を羅生門で鬼退治をした渡辺綱の太い腕になぞらえた命名ということです。

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by coffeeto-p2 | 2017-06-29 06:00 | 野鳥 | Comments(0)

蝶ヶ岳の山野草その2

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6月17日(土)~18日(日)にかけて、登友会の月例登山に参加してきました。今回は、私を含めて5名という、こじんまりとしたパーティーになりました。1泊2日の行程で北アルプスの蝶ヶ岳(標高2,677m)にピストン登山して来ましたが、私以外の4名がテント泊ですが、年齢的にテントを担いで登るのがしんどくなっていますから、山小屋泊は私一人だけです。メンバーの皆さんは、都内を夜間に出発して高速道路を走り抜け、早朝に到着していましたが、私は前日の夜からスタート地点となる三股駐車場で車中泊をし、8時間以上の睡眠時間を確保して、体調万全のスタートを切ることが出来ました。
今回は少人数のパーティーとなりましたが、その代りたくさんの山野草を撮影してくることが出来ました。高山植物を含めた山野草の撮影結果について3回に分けて紹介中ですが、今回がその2回目になります。まず最初はショウジョウバカマの写真からです。
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東京近郊の低山地では、4月頃には花を咲かせているショウジョウバカマですが、標高の高い北アルプスの中腹では、今が花の盛りとなっていました。登山道の周辺の山の斜面に、たくさんの花を確認することが出来ました。
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もう6年前の2013年8月10日(土)~12日(月)にかけて、2泊3日の行程で白馬岳(標高2,932m)杓子岳(標高2,812m)鑓ヶ岳(標高2,903m)を歩いてきたことがありました。サンカヨウを見たのはその時が初めてのことだと思います。
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白馬三山を歩いてきた時、白馬の大雪渓に取り付く前にキヌガサソウの大きな花とともに、このサンカヨウもたくさん咲いていて、初めて見る花に感激した思い出があります。
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こちらはタニギキョウの花です。この花を初めて見たのは、南会津の田代山湿原に登る途中のことでした。もう2年前のことになりますが、高山植物が色々と観察できて、思い出深い場所となりました。
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初夏の気持ちの良い時期に、少し標高の高い山に登ると必ず姿を見せてくれるのがこのゴゼンタチバナです。場所によっては、大群落を形成していますが、ここではそんなにたくさんは見られませんでした。花が終わると赤い実を付けます。
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花茎の先に、白くて総状の花を咲かせていたカラマツソウです。花の形をカラマツの葉の形になぞらえて、この名前が付けられているようです。これも夏山でよく見る山野草です。
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茎に沿って、車輪のように葉を輪生させています。4枚の白い花弁を広げている、これはクルマムグラですね。小さい花ですが、山道の脇で良く目立つ存在でした。
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こちらも茎の上に白い花を総状に咲かせていました。少し背が高くなるこちらはコンロンソウですね。春先に咲いていたマルバコンロンソウは、葉の形が丸かったですが、こちらの葉は細くて鋸歯があります。
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こちらも茎の先に白くて小さい花を咲かせていたタチカメバソウです。ワスレナグサと同じムラサキ科に属する山野草で、先日戸隠森林植物園へ行ったときに咲いているのを見つけましたが、その時は背が低いままでした。でも、ここのは50センチくらいの高さがありました。
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三股の分岐に咲いていたところを撮影しました。名前が分からなかったのですが、後から調べてみたらタガソデソウになると思いますが、自信がないので間違っていたら教えてください。
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今回、最後に紹介するのはオドリコソウです。これは東京近郊でも普通に見られる山野草ですが、登友会のメンバーに、花の形が花笠を被った踊り子さんに見えると教えたところ、みんな感心していたので紹介することにしました。

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by coffeeto-p2 | 2017-06-28 06:00 | 植物 | Comments(0)

蝶ヶ岳の山野草その1

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山登りの話になりますが、6月17日(土)~18日(日)にかけて、登友会の定例登山に参加して蝶ヶ岳(標高2,677m)に登ってきました。昨年の6月定例登山では、燕岳(標高2,763m)に登ってライチョウを撮影してきましたから、今回も上手くすればまた撮れるかもしれない。そんな期待も抱きながら参加してきました。でも、結果的にはライチョウはお留守だったようで、出会うことはできませんでした。でも、たくさんの山野草を撮影してくることが出来ましたから、今回から3回に分けて紹介したいと思います。まず初めはオサバグサです。
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これまでオサバグサを観察したのは、八ヶ岳に登った時と会津の帝釈山に登った時くらいでしたから、正直、北アルプスで見られるとは思っていませんでした。だから見つけた時はビックリしました。それが足を運ぶに連れて、結構な群落になっていましたから、嬉しい驚きとなりました。
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このオサバグサは、葉の形を見るとシダ植物の仲間だと思うようですが、実はケシ科の山野草になります。珍しい植物ですが登山道に沿って、その両側に花壇のように連なって咲いている様は圧巻でした。
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登山道に取り付くと、色々な山野草が次々と現れて楽しませてくれましたが、高度を上げるに連れて目に触れるようになったのは、こちらのイワカガミです。初夏の山歩きをしていると、必ず目に付く山野草の定番ですね。
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2年前のことですが、八ヶ岳の天狗岳(標高2,646m)の下にある黒百合ヒュッテの周辺にクロユリが咲いているという話を聞いて、急いで登ってきたことがありましたが、その時、中山峠から展望台にかけて咲いていたイワカガミの大群落が、いまだに脳裏に焼き付いています。
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今回の蝶ヶ岳(標高2,677m)への山行は、三股駐車場から1泊2日のピストン登山をしてきましたが、三股の分岐を過ぎてから、雪渓が現れるまでの間、かなり広い範囲にわたってこのエンレイソウを見ることが出来ました。
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こちらは特に珍しい山野草という訳ではありません。木に咲く花ですが、初夏の山ではよく見かけるムシカリです。別名をオオカメノキといって、私はこちらの名前の方がしっくりと来ます。
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こちらは下山途中に見つけたイチヨウランです。根元に丸っこい葉っぱが1枚だけついていて、これが名前の由来になっています。偶然でしたが、こんなのを見つけると本当に嬉しくなってしまいます。
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一緒に登った登友会の仲間に、珍しい山野草を見つけたと自慢していたら、同行していたS奥さんが、このイチヨウランの群落を見つけてくれました。ビックリポンです。こんなに固まって咲いているイチヨウランを見るのは、私も初めてのことです。
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さらに下っていく途中で、マイヅルソウの群落の中に咲くイチヨウランも見つけました。ここには2本が仲良く並んで咲いていました。初夏の北アルプスは、山野草の宝庫であると実感しました。
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こちらは登りの途中で見つけたオオバミゾホオズキです。でも、その時はもっと大群落があるだろうと思って撮影しなかったのですが、その後とうとう見つけることが出来なかったのです。とても気に掛かっていましたから、下山途中に撮影してきました。
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以前、登友会の定例登山で火打山(標高2,462m)~妙高山(標高2,454m)に登った時、オオバミゾホオズキの凄い群落を観察することが出来ました。今回撮影したオオバミゾホオズキは、ちょっとパラパラとして寂しい感じでした。あの時の大群落が思い出されます。

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by coffeeto-p2 | 2017-06-27 06:00 | 植物 | Comments(0)

雪原のカヤクグリ

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6月17日(土)〜18日(日)にかけて、登友会の定例登山で蝶ヶ岳(標高2,677m)に登ってきました。昨年の6月定例登山では、燕岳(標高2,763m)に登りましたが、その時はライチョウを間近に撮影することができました。今年は蝶ヶ岳ということで、もしかしたらまたライチョウに会えるかもしれないと、ほのかな希望もありましたが、残念ながらお留守であったようです。それでも、山野草や高山植物をたくさん観察してくることが出来ましたから、自然観察が好きな私としては、大きな収穫があったと喜んでいます。そんな山野草については、次回から紹介する予定でいますが、今回は蝶ヶ岳の山頂付近で撮影することができた、カヤクグリの写真を紹介したいと思います。
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事前に蝶ヶ岳の山頂付近では、雪がたくさん残っているから軽アイゼンを持ってくるように連絡がありました。チェーンアイゼンで十分だと思ったのですが、予想以上に雪がたくさん残っていて、あちらこちらに雪渓を形成していました。テント場近くの雪渓に出てきたカヤクグリを見つけました。
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こんな雪渓の上でも餌が拾えるものなのでしょうか? それともお散歩? しばらくの間、雪の上をチョコチョコと動き回っていましたから、メンバーがテントを撤収している合間に、撮影チャンスに恵まれました。。
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こちらは下山し始めてすぐに、両側がハイマツ帯に囲まれた、稜線上の尾根道に出てきたカヤクグリです。雌雄同色ですから♂と♀のペアなのかは分かりませんが、近い位置から撮影することが出来ました。
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これは、早朝の散歩に出た時に、稜線上の立木の上に留まっていたカヤクグリです。撮影したカメラはオリンパスの STYLUS SP-100EE です。山登り専用に使っているカメラですが、換算24~1,200mm相当の撮影ができるうえ、マクロ撮影も可能ですから山では万能に使えるコンパクトデジカメです。
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ちょっと失礼! 後方から撮影したら、カヤクグリの肛門までしっかりと写っていました。意図的に撮影した訳ではないですが、コンパクトデジカメでもこんな画像が撮影できたので紹介します。

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by coffeeto-p2 | 2017-06-26 06:00 | 野鳥 | Comments(0)

登友会6月定例@蝶ヶ岳

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久し振りに、登友会の定例登山に参加してきたので、その結果を紹介したいと思います。4月の定例登山では、完全に雪山であった上州武尊(標高2,158m)に登ってきました。その結果は既に紹介しているとおりですが、5月は諸般の事情が重なって、参加することが出来ませんでした。今回は、何とか参加したいと思い、前日に職場の午後半休を取って、前夜から現地に乗り込みましたから、万全の体制で参加してくることが出来ました。駐車場で出発準備をするSさん夫妻、A部長、Mちゃんの面々です。今回は、1泊2日の行程ということもあり、参加者は私を含めて5名ということになりました。
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これがスタート地点になる三脵駐車場の風景です。50~60台は停まれるスペースがあります。前夜到着した時は、ほんの数台しか停まっていませんでしたが、朝起きてみたらほぼ満車状態で驚きました。
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朝6時に駐車場をスタートしました。左からA部長、S妻、Mちゃん、S夫の面々です。お天気に恵まれて、みんな元気いっぱいに出発しました。
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今回は、メンバー5人のうちこの写真の4名がテント泊で、私一人が小屋泊となりました。テント泊のため、皆大きなザックを背負っていて重そうです。私は35リットルの小さめのザックでしたが、それでも共同装備としてワイン1本と夕飯の食材を担ぎ上げます。
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ここが三股の分岐です。この小屋で登山届を提出して山道へ足を進めます。ここから右へ進むと常念岳(標高2,857m)へのルートになりますが、我々は左に進んで蝶ヶ岳(標高2,677m)を目指します。
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三股を過ぎると、間もなく本沢を渡る吊橋に到着しました。この吊橋は床面が金網であるうえ、歩くと揺れます。ちょっとおっかなびっくりに通過しました。
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吊橋を過ぎると、間もなくこのゴジラのような木が出迎えてくれました。形が本当にあのゴジラのような形をしていて、口の部分に石が詰められ、それが牙のようにも見えますから雰囲気満々です。眼の部分にも石が嵌められていました。
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途中に力水という水場がありました。蝶ヶ岳までは最後の給水ポイントですから、しっかりと補給して汗を拭きながら山道を登ってきました。やっとまめうち平に到着です。ベンチなども設置されていましたから、ここでちょっと長い休憩をとりました。
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これまでずっと樹林帯の中を歩いてきましたから、周囲の景色が見られませんでした。でも、ここまで来た時、急に視界が開け、常念岳(標高2,857m)の雄姿が望めるようになりました。
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山道の途中に、雪渓をトラバースする場所が何ヶ所も出てきました。これもその一つですが、最近雪渓で滑落して死亡事故が発生したということです。事前にアイゼンを持ってくるように連絡がありましたが、私たちも慎重に足を進めました。
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高度を上げてくると、山の斜面は完全な雪原へと変わりました。予想以上に長い雪原を登ることになり、傾斜もかなり急でしたから、とても苦しい登りとなりました。軽アイゼンを付けていたのに、時々足元が滑る状況もあって、かなり手こずる登りです。とても疲れてしまいました。
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やっと稜線の上に出ました。上空には雲のない青空が広がっています。とても気持ちよく晴れ渡ってくれて、目の前のハイマツ帯越しに、常念岳(標高2,857m)がとても綺麗に見えました。
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赤い屋根の蝶ヶ岳ヒュッテの向こうに、北アルプスの山並みがつながります。梅雨時とは思えない、雲一つない上天気で、これ以上の景観はないだろうと思われるような、雄大な景色に感激しました。
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眼下を流れる谷底の梓川を挟んで、向こう側には左側から前穂高岳(標高3,090m)、奥穂高岳(標高3,190m)、涸沢岳(標高3,103m)、北穂高岳(標高3,106m)が並び、大キレットを挟んで右端には槍ヶ岳(標高3,180m)の峰々が並んで見えます。
これまで長くて辛い登攀コースを歩いてきましたが、その疲れをいっぺんに吹き飛ばしてくれるようです。声を上げたくなるほど感激するような景色でした。
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テントの設営は無事に終わりました。私も山小屋へのチェックインを済ませました。夕食まではまだたっぷり時間がありますから、この時間を利用して、全員で蝶ヶ岳(標高2,677m)の山頂まで登ってきました。
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山頂から見下ろした蝶ヶ岳ヒュッテとその前のテント場です。ハイシーズンであれば、満開のテントの花が咲いているものと思いますが、梅雨の真っ只中ですから半分以下の状況です。
常念岳(標高2,857m)までの稜線が良く見えますが、かなり険しいコースになるようです。A部長が2か月前に三股から登り、常念岳から蝶ヶ岳に登って三股へ下るコースを1泊2日で歩いてきたとのことですが、完全に雪の中のコースで、タフな山行になったようです。
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この日の夕飯メニューは、A部長が運び上げてくれたカレーとタンドリーチキン、そしてMちゃんが飯盒で炊き上げてくれたライスです。上手く焚けたか心配していましたが、ちゃんとオコゲまで出来ていて美味しかったですよ。(^^)
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ワインで乾杯していよいよ夕食会の始まりです。ちょい辛のカレーとタンドリーチキンがよくあって、どこぞのレストランで食べるのと同じ味わいです。私はと言えば、美味しいワインの酔いも手伝って、ほろ酔い気分で満足できる夕食会でした。
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かなり遅い時間まで周囲は明るく、日も差していました。午後7時近くになって周囲の人が稜線の方へ移動しています。どうやら日の入りの時間を迎えたようです。私も遅れじとカメラをもって、稜線へ登りました。
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時間の経過とともに、空の色が変わっていきます。その変化のグラデーションを見ているだけで、見飽きることがありません。思い出に残る、なかなか綺麗な彩りです。
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辺りが次第に暗くなってきて、夜のとばりに包まれようとしています。空が茜色に染まって最後の夕焼けを見せてくれました。次第に冷え込んで寒くなってきましたから、あとは小屋に戻って布団の中に潜り込むだけです。
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お早うございます。時間は四時半を少し回ったところです。昨夜は午後8時過ぎには就寝し、登山の疲れもあって爆睡しました。でも、今朝は気持ちよく目覚めることが出来ましたから、早朝の景色を眺めに散歩に出ました。昼間に見た穂高連峰とまた一味違った、落ち着いた景色を見せてくれました。
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焼岳には雲が掛かり、幻想的な雰囲気です。刻々と雲の様子も変わって行って、眺めているだけで時間がたつのも忘れてしまいました。三文の徳をした気分です。
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朝食を済ませ、テントの撤収も終わりました。後は下山するだけですから、最後に皆でヒュッテの前で記念写真の撮影です。
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下山道へ向かう稜線上の山道です。この辺りは雪がなくて夏道となっています。昨日はとても良く晴れてくれましたが、この朝は少し曇っていて少し寒いくらいの陽気です。三股駐車場へ向かって、気持ち良く歩き出すことが出来ました。
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この先を少し行くと、昨日難儀した大雪原が広がっています。他の人たちはみなアイゼンを装着して歩いて行きますから、我々も、この場所でアイゼンを付けていくことにしました。
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ここは最後の雪渓のトラバースです。この前に、滑落して死亡事故が発生した雪渓をトラバースしてきましたが、登友会もパーティーはみんな足元がしっかりしていて、無事に通過してくることが出来ました。
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無事に雪渓をトラバースすることができました。ホッとしてアイゼンを外します。何故か虫が多く纏わりついてきます。S奥さんの持ってきたハッカが虫除けには大変効果があり、私もその恩恵に預かりました。
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まめうち平まで下ってきました。ここまでくれば三股駐車場まではもう少しです。今回は、6月中旬の登山になりましたが、とてもたくさんの山野草を観察できて、登山も楽しかったですが、私的には山野草観察に夢中になってしまいました。その結果は、また次回以降でまとめて紹介したいと思います。
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ゴジラのような木のところまで戻ってきました。もう駐車場まではいくらもありません。最後にここで思い出の記念撮影を撮影してきました。
後日、3日間ほど筋肉痛に悩まされた山行になりましたが、山野草観察に収穫があったし、総じて気持ち良く歩くことが出来て、思い出深い山行になりました。

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by coffeeto-p2 | 2017-06-25 06:00 | 登山 | Comments(0)

ツミが子育て中

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仕事に追われて忙しい日々を送っていますが、毎日の昼メシに何を食べようかと悩むことがよくあります。定食屋、日本そば屋、中華、洋食など職場の近くに食事のできるお店は色々ありますが、悩んだら手っ取り早く職場近くの牛丼店へ行くことにしています。「並盛り、つゆだく、サラダセット」が私の定番メニューで、これが500円と安く、早く食べられるし、美味いのが良くてよく利用しています。ところがこのところ、店内の改装工事に入ってしまい、利用できなくなってしまいました。ちょっと不便です。お昼時にはどこのお店も混雑しますから、その牛丼店の代替として職場の入っているビルの隣にあるラーメン屋や、交差点の向こう側にある立ち食いそばの店を利用しています。
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私の職場では、毎週水曜日はワーキングランチとして、外食しないで事務室でお弁当を食べながら、業務推進のミーティングを行っています。この時はホカ弁やその他の色々なお弁当をとっていて、何を食べようか迷うこともないので、これも目先が変わって良いものだと思います。
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さて、私はお昼に何を食べようかと迷うこともありますが、野鳥のヒナ達は、ひたすら親鳥が運んできたエサだけを食べて大きく育っていきます。先日、都内の公園でツミのヒナが孵ったというお知らせを頂き、その様子を見に行ってきました。この写真の個体はツミの♂になります。
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以前、「繁殖中のツミ夫婦」として近県の公園で繁殖していたツミの様子を、我が家から車で1時間半ほどかけて出掛けて撮影してきましたが、こちらのツミの繁殖は我が家から30分ちょっとの場所ですから、とてもお手軽に観察してくることが出来ました。
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公園のサクラの木に営巣していたツミですが、巣の中には5羽のヒナがいると教えてもらいました。何とかたくさんのヒナを撮影しようと思いましたが、こうして4羽の姿を写すことが精一杯でした。
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都内の公園ですから、周囲は建物がたくさんあります。自然環境に恵まれているとは言えない場所ですが、それでもツミ♂は獲物を狩ってきて、巣で待つ♀に渡していました。私の昼メシのように、美味くて安くて早く食べられるもの、なんてわけにはいく筈もありません。
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by coffeeto-p2 | 2017-06-24 06:00 | 野鳥 | Comments(0)

梢のオナガ

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水曜日の都内は、午後からとても強い雨が降りました。風も強くまるで嵐が来たような天候でした。職場から外に出る用件があったのですが、強烈な雨と風に見舞われ、傘を差していても役に立たないほどです。すっかり濡れてしまい、ズボンの折目が全部消えてしまうような状況でした。これまでは、あまり雨が降らないでカラ梅雨のような状況でしたが、一変して降れば大雨というような様相となりました。出先から職場に戻り、仕事を終えて外に出てみたら、先ほどの雨が嘘みたいに上がり、薄日さえ差していました。極端な天気の変化に戸惑いながらも、これから暑い夏を迎えようとしています。猛暑になると予想されている今年の夏は、さてどんな状況になることでしょうか、気にかかるところです。
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先日、都内の公園でツミが営巣中であると教えてもらいました。これは是非写真を撮りに行かなくてはと、出掛けてきたのは6月11日(日)のことでした。この週末は土曜日にシラコバトトラフズクケリなどの写真撮りに埼玉県内を巡っていましたから、遠出はしていません。遠隔地でサンコウチョウの情報も頂いていましたが、それらは控えて近場のツミを撮影しようと、教えて貰った公園へ行き、難なく営巣中の写真が撮れましたが、たくさんのオナガが賑やかでした。ツミが餌を運んでくるのを待っている間、オナガがちょうど良い撮影対象になってくれました。
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この公園は、初めて足を運ぶ場所ですが、小さい子供さん向けの乗り物が走っていました。1日いても楽しめそうな場所でしたから、いつかうちの孫娘を連れて遊びに来たいと思います。家に帰ってそんな話をしたら、娘も大乗り気です。これは爺々としては、是非実現させなくてはなりません。
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孫娘を連れて遊びに出掛けるのは、週末アウトドア派のコーヒー党としては、予定のやり繰りが大変です。困ったものだ(*´-`)....そうだ、有給休暇を取って遊びに行けば良いんだ。
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オナガの写真とは関係のない話になってしまいましたが、この日足を運んだ公園では、緑が茂る梢にオナガの群れがやって来て喧しいほどです。しばらくは退屈することも無く、撮影に時間を潰すことが出来ました。
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オナガはカラスの仲間ですが、黒一色のカラスに比べると、美しい色合いの羽衣をしています。鳴き声こそあまり良いとは言えませんが、たまに撮影する対象としては、面白い野鳥であると思います。
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by coffeeto-p2 | 2017-06-23 06:00 | 野鳥 | Comments(0)

水田に暮らすケリ

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私が今働いている職場は、定年退職後の第二の職場ですが、嬉しいことに毎月の給料の他に夏と冬の二回、ボーナスを出してくれるのです。当たり前といえばそれまでですが、60歳を過ぎて働かせて貰えて、おまけにボーナスまで支給してくれるのですから、これは恵まれていると思います。でも、給料もボーナスも全額銀行振込ですから、カミさんが管理することになり、私が自由に使えるわけではありません。未だに毎月の小遣いを貰って生活しています。現役時代からこれで何とかやり繰りしてきましたから特に不満はありません。でも、カミさんの愚痴を聞かされていると気持ちが滅入ってしまいますから、毎週末はカメラを持って何処かへ出掛けるのを楽しんでいます。「亭主元気で留守がいい。」を地でいっているようなものだと思いますが....、如何なものでしょう?
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週末の土曜日を待ちわびて、この日も朝から野鳥写真を撮影しようと、自宅を出発しました。鳥友さんと一緒に3ヶ所の探鳥ポイントを回ることにしていましたが、鳥友さんに急の予定が入り、私一人で回ることになりました。
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探鳥ポイントだけは教えて貰っていましたから、難なく到着することができました。緑一色に苗が伸びてきた広い水田地帯でしたが、その上空をケリが鳴きながら飛翔してくれました。探すまでもなく撮影してくることが出来ました。
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それにしてもよく鳴いてくれます。2羽のケリが連携を取るように鳴きながら飛翔してくれました。繁殖しているペアなのかどうかは分かりませんが、お蔭で結構な枚数を撮影することができました。
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飛翔しているケリの姿は、首から上は灰色で、背面と雨覆いが茶褐色、三列風切と次列風切が白色、初列風切が黒色です。見事に色分けされていて、スッキリした舞姿であると思います。
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緑一色の水田の中で、畦道の上に立ってくれました。紅い虹彩と黄色いくちばし、長い脚がひときわ目を引きます。すっと背筋を伸ばして辺りの様子を窺う、これまたスマートな立ち姿ですね。
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ちょっと上空の様子が気になったのでしょうか? 実際この日は、近くの林からカラスに追われたオオタカが飛び出すところを目撃しました。繁殖中のケリたちにとっては、決して安全が確保できているとは言えない場所のようでした。

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by coffeeto-p2 | 2017-06-22 06:00 | 野鳥 | Comments(0)

トラフズクの雛たち

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昨日の月曜日は、久し振りに足に筋肉痛が出ました。この土日に登友会の定例登山に参加して、蝶ヶ岳(標高2,677m)に登頂してきましたが、その影響なのです。スタート地点である三股駐車場から山頂まで、7時間近くも掛かってしまいましたが、予想以上に雪が残っていて手こずってしまったのです。でもお天気には恵まれて、穂高連峰の素晴らしい景色を堪能してくることが出来ました。その結果はまたこのブログで紹介する予定ですが、たっぷり遊んできたツケが回ってきて、両足の太ももが痛いこと....。(*_*)
昨日は、筋肉痛が残っていましたが、日課であるウォーキングを欠かすことが出来ません。朝のうちは爽やかな陽気でしたから、頑張って歩き通してきました。昨日の天気予報は曇りで気温は28度ということでしたが、よく晴れてくれて最高気温は30度を超え予報以上に暑くなりました。仕事を終えた帰りもいつものようにウォーキングをしてきましたが、30分くらい歩く間に汗をかくほどになってしまいました。それでもまだカラッとした陽気ですから助かります。これで湿度が高くなってきたらウォーキングするのは、暑さと汗対策を考えなくてはなりませんから大変です。
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昨日はちょっと足が痛かったけれど、気持ち良くウォーキングをしてきました。毎日の日課になっていますから、やらないでいると何か忘れ物をしたようで落ち着きません。毎日の積み重ねで健康が維持されているんだと、自分ではそう思っています。
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さて、今回紹介するのは、渡良瀬遊水地で撮影してきたトラフズクの写真です。3年前と同じ場所ですが、その時はここで木から落ちたヒナが地面を歩くところを撮影することができました。毎年この辺りで繁殖しているようです。
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今回は、だいぶ大きくなったヒナ3羽が枝先に固まっていました。もう成鳥とあまり変わらないような外見ですが、まだ親から餌を貰っているのでしょうか? それとも、既に巣立ち終えたのでしょうか。
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現地に到着した時には、目を閉じて寝ているような状況でしたが、しばらく観察していたら、目を開けたり動き回ったりと色々なアクションを見せてくれるようになりました。これは片翼を広げて飛ぶ練習でしょうか?
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白い羽毛は殆ど生え変わり、成鳥に近い羽衣となっていますが、あたりをキョロキョロと見渡す姿には、まだあどけなさが見て取れます。
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ジッとうずくまって寝ていた個体が、ブルブルッと身震いしながら動き始めました。これから夕方に向けて、活動を開始する準備を始めるのでしょうか。翼を広げてくれたので、羽の模様がよく見えます。
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相手をじっと睨みつけるような視線から、猛禽類の仲間であることが伺えます。これから狩りの練習などしながら、立派な成鳥へと育っていくことでしょう。

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by coffeeto-p2 | 2017-06-21 06:00 | 野鳥 | Comments(0)