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登友会4月定例@上州武尊

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都内では、サクラの花が既に散ってしまいました。今更雪山登山でもあるまいにと思われますが、我が登友会ではこの4月の定例登山で、なんと今シーズン最後の雪山登山を楽しんでこようということになりました。今回登る山は上州武尊(標高2,158m)です。事前に幹事役のかずとりさんからチェーンアイゼンでは歯が立たない所があるので、8本爪以上のアイゼンを用意してくるようにとの連絡がありました。一体全体どんな状況になっているのか、少し心配もありましたが無事に登頂を済ませてきましたので、今回はその結果報告を書き込んでおきたいと思います。
写真の背景は登山口に当たる川場スキー場の、6階までが大駐車場の立派な建物で、7階がゲレンデへの出入口になっていました。
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登友会の定例登山で上州武尊(標高2,158m)へ登ったのは4月16日(日)のことでした。今シーズン最後の雪山登山をしたいということで、かずとりさんから連絡が来た時には、まだ雪山に登るのかとちょっと驚きました。でも、参加できなかった3月の定例登山に備えて、買っておいたアルパインパンツがお蔵入りしそうだったから、使用するチャンスできて助かりました。
先ずは、スキーリフトに乗って高度を稼ぎます。
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リフトトップまで2回リフトを乗り継いで、登山ルートのスタート地点まで大分高度を稼ぐことができました。これが二番目に乗ったリフトからの眺めです。
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いよいよ、ここから上州武尊(標高2,158m)に向けて、今回の山行の始まりです。誰いうともなく “記念写真” の声が掛かり、みんな揃って(私は写っていません)スタート前の勇姿のお披露目です。
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ところが、スタート地点からがいきなりの急登です。かなりの急勾配である上、シャーベット状の雪で登りにくい状況ですから、ここをクリアするだけで息が上がってしまいました。
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取っ付きの急登を過ぎて尾根道に出たところですが、斜面に向かって雪原にクレパスが出来ていました。気温が上がっていますから、ここから雪崩れ落ちることもあるでしょう。近寄りたくないけれど、すぐ脇を通らなければならないから、慎重に足を進めました。
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日焼け止めを塗らなければ、真っ赤に日焼けすること間違い無いほどの上天気です。それだけに、遠くの山並みの綺麗に見えること。あそこに見えるのは、平ヶ岳や八海山などの越後の山々ですね。
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今回は男性7名、女性4名の11名パーティーになりました。みんな元気一杯、最初の2020メートルピークにアタックします。雪中登山だけれど、汗もかくような状況でした。
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ここが2020メートルピークの頂上です。尾根道の両側は切り立った数百メートルの急斜面です。どちらに転んでも止まることなく滑落してしまいます。流石にここでは恐怖心で足がすくみました。
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あの恐怖を覚えたピークを過ぎて振り返ってみると、次のパーティーがそこを通過しようと、順番待ちをしているところでした。先程は恐る恐るやり過ごしてきましたが、見上げてみるとやはり強烈なポイントです。帰りも同じルートを通ると思うとあまり良い気はしません。
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歩き始めて1時間くらいでしょうか、ここで初めての休憩タイムです。雪の上ですが全然寒くなんかありません。くつろいだ面々は、まだまだ余裕綽々といったところです。
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雪に覆われた登山道を、ひたすら前を向いて進む登友会パーティーです。あの峰を越えれば、向こう側に上州武尊(標高2,158m)の勇姿が見えてくるはずです。
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振り返ってみると、先ほど通過してきた稜線が見えています。あの怖かった2020メートルピークがそそり立っていますが、帰りにまたあそこを通過しなければなりません。ちょっと嫌ですね。
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周囲を見渡すと、春とはいえまだまだ雪に覆われた越後の山々が厳しい姿を見せていました。この山並みが春を迎えるのは、まだ2ヶ月くらい後になることでしょう。
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あの小高い峰の左奥に見えるのが上州武尊(標高2,158m)の山頂です。ここまでくればあと一息といったところです。頂上直下の登りはキツイですが、元気を出して登りましょう。
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やっと上州武尊(標高2,158m)の山頂に到着しました。これは山頂に置かれていた “御嶽山大神” と刻まれていた石碑です。こういうのを見ると、どうしても記念に撮りたくなってしまいます。
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頂上から、周囲の山並みを撮影したものです。天気が良かったですから、遠くの山並みまでよく見通しが効きます。こんな風景が見られると、山に登った達成感を味わうことができます。
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山頂でお決まりの記念写真の撮影です。やっぱりこれが無いと、登友会の登山に参加した気分にはなれません。楽しいメンバーとの思い出の一枚です。達成感に包まれている一行でした。
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ついでに1人でポーズをとってみました。チョットはしゃいで見たくなりました。こんな記念写真が撮れるのも、山ならではの思い出ですね。
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山頂に別れを告げて、さあ今度は下りの雪道を歩くことになります。慌てずにユックリと足を進めますが、斜面ではシャーベット状の雪にアイゼンが役立たず、滑ること滑ること。
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スキーを履いていればちょうど良いゲレンデになっていました。歩くよりは尻セードで滑り降りるほうが楽チンです。それに、何より面白いのです。一度やったら止められなくなりました。
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帰りの2020メートルピークです。行きはこわごわ通過してきましたが、帰りはさほどの恐怖も感じないでスムーズに通過してくることが出来ました。
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リフトトップまで戻ってきました。なんだか呆気ない思いもしますが、全員無事に帰ってくることが出来ました。後はリフトで下るだけですから、まずはホッとしてここでアイゼンを外しました。
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ここでKさんは、登りの時に運んで来たスノーボードに履き替えて、一気に斜面を下ることになります。リフトで下るよりずっと早くて、何より楽しめますね。
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リフトを乗り継いで麓まで戻って来ました。あのリフトの向こう側に、上州武尊(標高2,158m)が聳えていたわけです。楽しい山行となりました。そして登友会のメンバーと、来月の定例登山はどの山に登ることになるか、楽しみは膨らみます。

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by coffeeto-p2 | 2017-04-26 06:00 | 登山 | Comments(0)

棒ノ嶺に登ってきました


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3月中は春分の日が連なった三連休があるので、どこかへ遠出したくなりました。でも、年度末で仕事が忙しくなる時期ですから、気持ちの上には遠出するほどの余裕がありません。この3月は、登友会の定例登山にも参加できなかったので、この機会に山登りへ行ってこようと思いました。行くんだったら、山野草が咲いているところが良いなと思ってネットを見ていたら、棒ノ嶺(標高969m)に登る登山道の途中で、ネコノメソウが見られるとの書き込みが目に付きました。これはちょうど良いところですね。今回は、すんなりと目的地を絞り込む事が出来ました。登る山が決まれば、あとは実行あるのみです。三連休中日の3月19日(日)に登ってきました。
棒ノ嶺(標高969m)というのは埼玉県側の名称で、東京都側では棒ノ折山と呼称しているようです。一つの山に二つの名前が付いているのは何故でしょうか? 今回は、埼玉県側から登ったので、棒ノ嶺の名前で紹介します。
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ここは埼玉県飯能市側の登山口にある駐車場です。さわらびの湯という日帰り温泉施設に隣接しています。広い駐車場がありますから、たくさんの車が駐車できて助かります。
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駐車場から車道を登ると、そこに有間ダムがどっしりと構えていました。約10分ほどで到着しました。取っ付きのところにこの石碑がドッシリと据えられていました。
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有間ダムはコンクリートのダムではなく、ロックフィル式のダムになります。埼玉県内ではここだけだこいう事で、東京近郊では珍しい形式のダムであるようです。今回の登山口は、このダム湖を回り込んだ、左奥の水色の太いパイプの向こう側にあります。
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名栗湖をグルッと回り込んで到着した、ここが白谷沢の登山口です。駐車場からここまでの経路には案内標識などはありませんが、駐車場で地元の人から聞いていたので、ここまではすんなり来る事が出来ました。
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白谷沢の登山口から入ると、杉林の中に登山道が続いていました。歩き始めはちょっとキツイですが、すぐに慣れて足を進めます。
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歩き始めて暫くすると、登山道は谷川沿いを進むようになりました。これはあのハナネコノメを見つけるチャンスです。川に降りて周囲を探して見ると、岩陰にハナネコノメを見つける事が出来ましたが、まだ蕾で花は咲いていません。
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白谷沢の流れは水量はそんなに多くありません。やっと春がやって来たという感じで、これから賑やかになっていくものと思います。
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登山道脇の標識です。少し緩やかになったこの辺では、前後を歩く登山者の姿も見えます。東京近郊で手頃な山ですから、人気があるのでしょう。
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棒ノ嶺はハイキング気分で登れる低山ですが、岩壁に挟まれて狭くなった峡谷が続く場所があります。山岳用語でゴルジュと呼ぶのだそうですが、高山に挑む雰囲気が味わえます。
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ここのゴルジュも、渓流の中にゴロゴロしている大きな岩の上を、足元に注意しながら渡り歩いて通過します。ちょっとスリルがありますね。
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ゴルジュの向こう側にクサリ場があります。あれを登り切ればゴルジュの連続帯を抜けることが出来ます。
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ここの岩陰にも、ハナネコノメの群落がありました。喜んでカメラを向けましたが、ここもまだ蕾のままで花が開いていません。白谷沢のハナネコノメを観察するには、少し早すぎたようです。
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ゴルジュ帯を抜けたらその上に林道と合流するポイントがありました。ベンチなどが設置されていましたから小休止を取り、その上に続く山道を岩茸石へと足を進めます。
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坂道を登り詰め、稜線の上に出たところに大きな岩が聳えていました。これが案内標識にも表示が出ていた岩茸石です。若者が岩の上に登って、周囲の景色を眺めていましたが、見晴らしは道だったでしょうか。
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岩茸石から稜線上の道を辿ります。稜線に沿って左側は杉林、右側は雑木林と、樹林層がはっきりと分かれているところが面白いですね。
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ここが次のマークポイントである権次入峠です。これでゴンジリ峠と読むようです。奥多摩の高水三山の一つ岩茸石山(標高793m)への分岐にもなっていました。
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これは棒ノ嶺(標高969m)の山頂に建てられていた東屋です。山頂直下の登りがきつかったですが、広い山頂に出て、気持ちよく周囲の景色を楽しむことが出来ました。
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山頂の斜面には草原が広がっています。みんなここに座ってお昼を食べていました。私もザックを下ろして、おにぎりと温かいとん汁で栄養補給をします。秩父の山並みが少し霞みがちに見えていました。
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稜線上の道を下山していくと、途中にまた林道と合流する場所がありました。あの林道を横切って向こう側の尾根道を辿ります。
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途中の山道はこんな風に木の根が張り巡らされていました。足の踏み場に困ってしまうような状況で、歩きにくい道をそろそろと下って来ました。
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河又の登山口まで下ってきました。分かりにくい場所にありましたから、こちらから逆ルートを辿ろうとしたら、登山口を探すのに苦労したことでしょう。
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橋を渡って向こう側の小高い丘の上が車を止めた駐車場です。3月19日のことですが、まだマンサクの花が咲いていましたから、里に比べると気候は少し寒いのでしょう。お目当のネコノメソウもまだこれからというところでしたが、のんびりと山歩きを楽しんでくることが出来ました。

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by coffeeto-p2 | 2017-04-14 06:00 | 登山 | Comments(0)

登友会2月定例@八ヶ岳中山

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登友会の2月定例登山は、八ヶ岳山麓にある渋の湯を起点に、高見石小屋を経由して中山(標高2,496m)に登り、黒百合ヒュッテに下って渋の湯へ戻るコースで実施されました。先月は今年最初の山行ということで、2017年にちなんで標高2,017mの雲取山へメモリアル登山をしてきましたが、60年ぶりという大寒波に見舞われて、大変寒い思いをしてきました。今月は、雪山を楽しんでこようということで、幹事役のかずとり君が選んでくれたのが八ヶ岳のこのコースになりました。
渋の湯の前に集結した登友会の精鋭7人の雄姿ですが、はてさてどんな山行になるでしょうか。
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歩き始めると直ぐに登山届を提出する窓口がありました。登山道は雪に覆われていますから、順番待ちの間に全員でアイゼンを装着して装備は万全です。
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歩き始めの登山道はこんな感じです。この辺りはそんなに雪が深くありませんから、皆んな足取りも軽く、でも滑らないように慎重に足を進めます。
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冷え込んでいましたが、天気は最高です。登山道から見上げる稜線が、順光線の中で鮮やかに浮かび上がっています。
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登山口から登り始めて概ね1時間ほどですが、次第に岩がゴロゴロした山容に変化してきました。でも、雪があるおかげで夏山を登るよりも楽に歩けます。
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ここが賽の河原と名付けられている場所です。汗もかいてきましたから、一枚脱いで体温調節をしながら休憩をとります。それにしても眩しい日差しを浴びて、これでは雪焼けすること間違い無いです。日焼け止めクリームが必要になりました。
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賽の河原で休憩中に、後ろを振り返ると中央アルプスの山並みが綺麗に見えました。空気が澄んでいますから、遠くまでよく見通せます。
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上を見上げると、雪景色の中に樹林帯が続きます。賽の河原を過ぎると、高見石小屋まではまた暫くは樹林帯の中を歩くことになります。
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高見石小屋の直下まで登ってきました。赤いウェアのえんちひさんは、ストックさばきも鮮やかに、足取り軽く登ってきました。
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高見石(標高2,249m)から見下ろす風景です。全面氷結している白駒池が白く見えています。風が強くて寒かったですが、眺めは最高でした。
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高見石でさっそく記念写真の撮影です。まだ山頂ではありませんが、こういう場所に来ると、誰が言い出すともなく記念写真の撮影があります。
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さて、景色を堪能した我々は、そのまま高見石小屋まで下ってきてここで小休止です。この小屋の名物は揚げパンとのこと、食べないわけにはいきません。....とても美味しかったです。ここに来たら是非食べてみてください。オススメします。
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この日は、スノーポンを持って来ましたから、高見石小屋から中山まで履いてみることにしました。でも、登りには向いていません。へばってしまう前に途中で脱いでアイゼンだけに戻しました。
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右側の中ほどに蓼科山が見えていますが、彼方には北アルプスの山並みが綺麗に見えています。晴れていて、とても眺めの良い景色でした。ここで皆足を止めて撮影タイムをとりました。
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中山展望台へ向けて、最後の登りに挑戦しています。とても良いお天気で、周囲の景色も最高ですから、皆んなハイテンションで気持ち良く足を進めます。
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稜線上に出たところで、樹木にエビの尻尾が育ち始めていました、スノーモンスターは大きく育っていませんでしたが、高山ならではの風景です。
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ここが中山展望台です。標識にあるように、右側の高見石の方向からから登って来ました。これから左側の中山、天狗岳方向へ足を進めます。
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展望台脇の樹林の陰で、本日の昼食タイムとなりました。携帯バーナーでお湯を沸かして温かい味噌汁を作り、オニギリにかじりつきます。そして美味しいコーヒーを淹れて....と、ここでサプライズ! えんちひさんの誕生日を祝うシャンパンとタルトケーキが出て来ました。山ならではのお楽しみでした。
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下山を始めると間もなく東天狗の姿とその右側に西天狗(標高2,646m)の姿が見えてきました。昨年は、黒百合ヒュッテに泊まってクロユリの花を撮影しながら、あの山に登ってきました。夏と冬ではずいぶん雰囲気が違います。
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山肌が露出したように見えるところがにゅう(標高2,352m)です。面白い名前ですが、その由来は分かりません。この辺りの登山道の両脇には、昨年来た時はイワカガミの大群落が続いていました。
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黒百合ヒュッテの前に到着しました。予定の時間より少し遅くなってしまいましたが、ここで少し休憩をとり、かずとり君が先生となってピッケルの使い方を実地指導してくれることになりました。
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ピッケル講習会の始まりです。講師のかずとり先生に続き、生徒の皆さんが斜面に登って行きましたが、さてその結果は....下から見ていたら、雪の中を転げ回っているようにしか見えないのですが....σ(^_^;)
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渋の湯へ下る登山道の途中で、最後の休憩をとっています。楽しんで来た雪山ウォーキングも間も無く終わりを告げることになりますから、名残惜しくもあります。メンバーからは、早くも次の登山のお楽しみの予定などで話が盛り上がっていました。
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登山口まで戻って来ました。メンバーは一人ひとりハイタッチを交わして無事の山行を喜び合う、楽しい雪中登山になりました。
私はこの翌日に探鳥予定があったので、諏訪湖サービスエリアで温泉に浸かり、そこで車中泊をしましたが、翌日は思いがけない降雪に見舞われ、あえなく退散してきました。
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by coffeeto-p2 | 2017-02-15 06:00 | 登山 | Comments(0)

登友会1月定例登山@雲取山

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私の楽しい山仲間のメンバー達と、平成29年(2017年)のスタートとなる最初の月例登山に参加してきました。今回目指す山は、東京都の最高峰である雲取山(標高2,017m)です。この山を選定したのは、今年の西暦年と同じであったからにほかありません。1月14日から15日にかけて、一泊2日のメモリアル登山を計画してもらいました。しかし、この日は日本列島全体が60年振りという大寒波にスッポリと包まれてしまいました。さて、どうなる事でしょうか....?
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この日は、男性8人、女性3人の合計11人のメンバーが、車4台に分乗して鴨沢の村営駐車場に集合しました。大雪が降るんじゃないかと天気が心配されましたが、良く晴れてくれました。寒さの中を身仕度を整えて、サァこれから出発です。
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1週間ほど前に降った雪が、まだ消えずに残っていました。今回は、山小屋泊組5人、テント泊組6人という構成になり、テント泊組はそれなりに重装備となりました。山頂までのアプローチは結構長いものがありますが、それでもメンバー達の足取りは快調です。
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ここが最初の通過ポイントである堂所です。標識が1本立っているだけですが、ここまで凡そ1時間くらいの行程となりますから、ルートをトレースする上での目安となります。
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堂所のポイントを過ぎたところにちょっと広い場所がありました。雪が次第に深くなり、アイスバーンになっている所もありますから、ここで全員アイゼンを装着することにします。チェーンアイゼン、6本歯、12本歯等など、かじかむ手でそれぞれのアイゼンを装着しています。
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かなり高度を上げてきました。冬枯れの木立の間から、遠くに山々の景色が見えるようになりました。どこの山かは分かりませんが、取り敢えず稜線が見えたところで1枚パチリ。
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歩き始めは寒かったのでたくさん着込んできましたが、体が次第に温まってきて汗ばむようになりました。S野さん暑くなってきたから、そろそろ1枚脱ぎたいよね。
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ちょっと一息ついて記念写真の撮影です。私がカメラを向けると、みんな直ぐにポーズをとって反応してくれます。左端に写っているのはテント組のため重装備のK池さんですが、ザックが重そうですね。でも片脚を上げて余裕しゃくしゃくと言ったところ。
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ここが七ツ石小屋下の分岐です。右に道をとれば七ツ石山を越えて雲取山へ、左へ道をとればブナ坂を経由して雲取山へ至ります。我々は、ブナ坂経由のコースを進みます。
そろそろお腹が空いてくる頃でしたから、遅めの朝食か早めの昼食か分かりませんが、みんなそれぞれ行動食を食べたり、汗をかかないように服装調整をするなど、ここで暫らく小休止をとりました。私も行動食として持ってきたパンに噛り付きました。
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登山道脇の小さな滝でしたが、完全に凍り付いています。大きなつららが何本も垂れ下がっていましたから、「水の補給につららを持って行って、しゃぶり付けば」等とジョークも飛んでいました。
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山肌に着けられた細い登山道ですが、雪と氷で大変滑りやすくなっています。みんな慎重に足を進めていきます。気温はずっと氷点下ですから、持って行ったiPhoneは早々にダウンしてしまいました。GPSでトレースしていたのに、これではLOGも残せず全く役に立ちません。
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ここがブナ坂、今回の登山ルートの概ね中間点と言ったところです。なかなか長いコースですが、一息ついて元気出していきましょう。
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樹林帯の向こう側に飛龍山(標高2,077m)へ続く稜線が見えます。稜線上の道を進みますが、次第に風が強くなってきました。気温も低いままですから、自然環境が厳しい状況です。次の目的地を目指して、ひたすら一歩一歩足を進めます。
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これが雲取山へ登るルート上の名物である “ダンシング・ツリー” だそうです。かずとり君に教えて貰いましたが、確かに踊っているような姿の立木です。何故こんな形になってしまったのでしょうか? 考えながら歩く私の足取りは次第に重くなってきました。
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ここが奥多摩小屋です。ここに至る直前から、急に風が強くなってきて真っ直ぐ歩くことが出来なくなりました。山陰にたたずむこの小屋の脇で、風除けの場所を確保して休憩をとりました。温度計は既にマイナス10度を下回るほどで、冷え込みとともに強風で体感気温はさらに低く感じられます。
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時折、身体が吹き飛ばされるような強風に耐えるため、足を止めてやり過ごしながら急登を登って行きます。次の通過ポイントである小雲取山(標高1,937m)までは、直線距離で1キロメートルちょっとですが、実際に歩くと思った以上の時間が掛かりました。
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遠くに見える山並みは丹沢山系でしょうか? 強風に抗いながら、でもまだまだ写真を撮るだけの余裕をもって歩いています。
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小雲取山(標高1,937m)がすぐそこに見えるようになりました。当初の予定では、この小雲取山を越えて、雲取山(標高2,017m)に登頂し、雲取山荘へ至る予定でしたが、あまりの強風で歩くのも大変でしたからコース変更し、巻道から山荘へ至るコースをとることになりました。山頂への登頂は翌日に持ち越しです。
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もうそこに飛龍山(標高2,077m)に続く山並みが見えていますが、ここが巻道への分岐となります。巻道へ入れば稜線上の景色は見られなくなってしまいますので、ここで記念に撮影しておきました。
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巻道に入って風除けになったのは良かったのですが、思った以上に雪が深くてとても歩き難くなっていました。コースタイムでは40分の道のりでしたが、我々はここを通過するのに1時間ほどもかかってしまいました。
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やっと雲取山荘の建物が見えてきました。予定時間を大幅にオーバーしましたが、明るいうちに到着することが出来ました。でも、テント泊組は設営がありますからこれからが大変です。
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雲取山荘の建物です。雪の中で寒々とした風景ですから、さすがに外で憩っている登山者の姿は見えません。山荘泊組は早速チェックインをして部屋に入りました。男性3人、女性2人で個室に入りましたが、豆炭炬燵が入っていて、いったん座ってしまうともう外には出たくない....
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いよいよ夕食の宴会が始まりました。テント泊組がいると、山荘内で宴会をすることが出来ないと断られてしまいましたから、雪の中での宴会を余儀なくされてしまいました。
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しんしんと冷え込む雪の野外ですが、遠くに夜景が見えました。東京の市街地でしょうか?ストロボを焚いても仕方ありませんから手持ちで撮影して見たのですが、カメラの手ぶれ補正が効いていて、なんとか見られる写真になりました。
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外気温はマイナス15度でした。持ってきたウェアを全部着込んで宴会に参加しましたが、それでも寒いです。ホットワインとホットウィスキー、それに焼酎のお湯割で体を温めました。とどめはA山部長が担ぎ上げてくれた食材でモツ鍋をみんなでつつき、震えるような寒さの中での大宴会は夜の闇とともに御開きとなりました。
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さて、翌朝の出発前に、全員で山荘の前で記念写真を撮影しました。テント泊組の話では、テント内でマイナス22度を記録したと言っていましたが、よくもまあ、そんな寒いテントの中で寝られたものです。感心してしまいますが、よく寝られたと全員が元気な顔を見せてくれました。
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ここが雲取山(標高2,017m)の山頂です。途中で雪混じりの風が吹きつけてくることもありましたが、念願のメモリアル登山を成し遂げる事が出来ました。この日使用したカメラはオリンパスのコンデジカメラのSP100EE という機種でした。メンバーが持っていたスマホのカメラは外気に触れると10秒くらいでダウンして使えなくなってしまいましたが、私のカメラはマイナス15度でも、ちゃんと撮影してくれました。山登り用の強い味方です。
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これも山頂に建てられていた西暦2,017年の記念モニュメントです。S本♂さん、K池さん、A山部長が3人並んで記念写真を撮りました。
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下山途中の登友会メンバーですが、カメラを向けるともう大変、皆んなポーズをとって構えてくれますから、ナイスショットの連発です。
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前日、強風のため巻道に逃げた分岐ポイントまで下ってきました。この日の天候も決して良好とは言えませんが、前日の荒れた天候に比べれば、歩きやすくてとても助かるような状況になってくれました。
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奥多摩小屋まで下ってきました。前日は、風が強くてこの下の小屋の周辺で休憩を取りましたが、この日は割合穏やかな天候になってくれましたから、稜線上でもこうして休憩することが出来ました。

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雪の中を下っています。下り終わったら、みんなで温泉に浸かって疲れを癒すことにしていますから、温かいお湯に浸かることだけを考えて、ひたすら雪の道を下っていきます。

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良く晴れてくれました。気温は氷点下ですが、山頂付近で体験したマイナス15度近くの空気に比べると、とても暖かい環境です。休憩するメンバーも、生き返ったような感じがしてきました。
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前日に、皆でアイゼンを装着したポイントまで下ってきました。堂所のポイントの直ぐ上の場所になります。下りですから、ここではアイゼンを付けたままで休憩して、このまま駐車場の場所まで一気に下っていくことになります。A澤さんが携行してきた折りたたみ椅子は、こんな雪の中ではとても役立つアイテムになりました。
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最後に紹介するのはこのカケスの写真です。下ってきた登山道の途中で、すぐ近くに留まって鳴きながら我々を歓迎してくれました。これは撮影せずにはいられない状況です。今回携行したSP100EEで、1,200mm相当までズームアップして撮影しました。

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by coffeeto-p2 | 2017-01-24 06:00 | 登山 | Comments(0)

登友会12月忘年登山@高水三山

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私が楽しみにしている趣味の一つに山登りがありますが、同じ趣味を持つ仲間達と、登友会というグループを作って毎月一回定例登山を行なっています。このところ、野鳥写真の撮影に没頭していたので、この仲間達との山登りは暫くご無沙汰していました。でも、今年最後の定例登山ということで、下山後に忘年会もやるという納会ですから、これは他の予定に優先して参加してこない訳にはいきません。
ということで、今回は登友会の12月定例登山の様子を紹介したいと思います。
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今回も、幹事役のかずとり君が計画を立ててくれた訳ですが、事前にネット上の “調整さん” で日程調整をして、期日が12月11日の日曜日と決まりました。その上で、かずとり君から奥多摩の高水三山へ登って、河辺駅前の温泉施設で汗を流し、立川市内の居酒屋で忘年会を開催するという計画書が送られてきました。
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JR青梅線の御嶽駅に集合して、ここから惣岳山(標高756m)〜岩茸石山(標高793m)〜高水山(標高759m)の三山を巡り、軍畑駅へ下ってくるのが今回のコースになります。今回参加の8名のメンバーで、御嶽駅脇の踏切を渡り、早速山道へと入って行きます。
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登山口に案内看板が設置されていました。まずはここで本日の踏破ルートの確認ですが、私は何年か前に軍畑駅から御嶽駅までこの三山を歩いていましたから、前回とは逆コースで歩く楽しみがあります。
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この日は少し冷え込んでいましたが、良いお天気に恵まれました。歩き始めて間もなく少し汗ばんできましたから、最初の休憩では早くも上着を脱いで調節します。
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今回は、初めて参加するメンバーが2人いましたが、すぐに打ち解けて山道を登りながら会話が弾みます。この時期は、山野草やチョウの仲間などは観察できませんが、その分、仲間達との交流が楽しめます。
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惣岳山へ登る途中に祀ってあった祠です。信心深いS野さんは、素通りできません。ここで祠に手を合わせ、お祈りしていたのは今回の登山の無事ですか? それとも....
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さて、この建物は惣岳山の山頂に建てられていたお堂です。古くから信仰の山でもあったようですが、今は金網で周囲が囲まれていました。
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惣岳山(標高756m)の山頂にあった標識です。周囲の展望が開けているわけではありませんから、標識がなければ山頂だと気がつかないかもしれません。
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惣岳山の山頂でしばしの休憩を取ったあと、次の目的地である岩茸石山へ向かいます。今回歩くコースは初心者向けのハイキングコースですから、ノンビリしたものです。樹木で見通しが効きませんが、たまたまここから周囲の山の端が見えました。
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ここが岩茸石山(標高793m)の山頂です。今回の行程では、ここが昼食休憩のポイントになりますが、あまりにもあっけなく到着してしまったような気がします。
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初心者向けのハイキングコースコースですから、少し歩き足りないと思うとから、もありましたが、ここで周期の景色を撮影して、昼食の準備に取り掛かります。
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岩茸石山の山頂は割合広くて、昼食を食べる場所を確保するのに心配はありませんが、前回登ってきた時には、小学生の遠足とバッティングして、その時は流石に隅っこで腰を下ろしていた記憶があります。
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向こう側に見える稜線は、秩父の山並みですね。よく晴れていましたから景色も大変よく見えました。奥多摩の山は夏はとても暑くて登れませんが、冬の時期には足慣らしにはとても良い場所ですね。
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今回の登山では下山後に忘年会をやるということで、昼食は各自で準備してくることになりました。でも、前コック長のかずとり君は、みんなに食後のデザートをということで、アップルパイの生地とカスタードクリームなどを一杯運び上げてきてくれました。山頂でさて焼こうとした時に、ホットサンドのプレートがありません....仕方がありません。コッヘルで焼くことになったのですが、その出来栄えは....^_^
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 アップルパイの生地が焦げ付いて上手く焼けなかったけれど、温めたカスタードクリームとリンゴをSさんご主人が皆に振舞ってくれています。....ご馳走様でした。
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昼食を終えた御一行様は、最後のピークである高水山(標高759m)の山頂へ到着しました。ここで登友会の山行では恒例となっている全員集合の記念撮影です。近くいいた人にお願いしてシャッターを押してもらいました。
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高水山(標高759m)の山頂に立っていた案内標識です。ここから先は軍畑の駅に向かってひたすら下るだけの行程になります。その後に控えている、河辺温泉で汗を流して、立川で忘年会という日程を楽しみにしながら足を進めました。
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高水山から少し下ったところにある常福院の本堂です。ちょっと立ち寄って撮影してきましたが、昔の人は、よくこんな山の上にこんなお寺を建立したものです。信仰心のなせる業であると思いますが、感心してしまいました。
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常福院から下る山道には、こんな落ち葉のじゅうたんが敷き詰められていました。気持ちの良い山道です。高水三山のルートは初心者向けのハイキングコースですから、楽々の山行を楽しんでくることが出来ました。
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山道を下り終えて、舗装道路へ出たところにこんな看板を出した茶店がありました。缶ビールが250円でヤマメの塩焼きも250円とメニューに書かれています。ちょうど喉が渇いたところで眼をひかれますが、この後に忘年会が控えています.....
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....後ろ髪をひかれる思いで、一行は駅へ向かって足を進めました。
この後、河辺温泉の梅の湯という河辺駅前の温泉施設で汗を流し、立川駅近くの居酒屋で、登友会の納会となる忘年会を楽しんできました。この日はサワーばかり5杯も飲んですっかり良い気持ちになりました。
山良し、風呂良し、お酒良しとたっぷり楽しんでくることが出来た一日でした。


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by coffeeto-p2 | 2016-12-19 06:00 | 登山 | Comments(0)

日光白根山に登ってきました

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8月11日は、今年初めて設定された〝山の日〟の祝日でした。この日を記念して山登りをしてくれば面白かったのでしょうが、いろいろな理由から、山登りが出来たのは翌日の12日になりました。今回は連休の谷間となったこの日に休みを取って、4連休の夏休みとしましたから、自然観察をしながら山登りも楽しんでくることを計画しました。でも、どこを目的地にしようかと悩みましたが、野鳥観察に当たり外れの少ない所ということで、いつも行く奥日光にターゲットを絞ることとし、まだ未踏の日光白根山(標高2,578m)に登ってくることにしました。時期的には高山植物も観察できるでしょうから、楽しみな登山になりそうです。
白根山は、昨年家族旅行で沼田から入り、吹き割りの滝などを見ながら丸沼近くのペンションに泊まり、ロープウェイに乗って取り付きまで行ってきました。その時、山頂を目指して登っていく登山者の姿を見て、いつかは登りたいと羨ましく思っていた山でした。やっと願いを叶えることができます。今回は、菅沼の登山口から登ることにしました。
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菅沼の登山口から入り、奥の駐車場の脇を抜ける辺りからこんなキオンの花畑の中に道が続いています。早朝の気持ちの良い小道を進むと、登頂に向けての気持ちが昂ぶってくるのが分かります。
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今がまさにキオンの花の満開時期です。たくさんの花が咲いていましたが、チョウや虫たちもたくさん吸蜜に訪れてきていました。また、この黄色い花畑を撮影するカメラマンの姿もありました。
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キオンの見事な花畑を過ぎて、しばらく登山道を進むと今度はカニコウモリの花畑が広がっていました。場所によっては、山の斜面を埋め尽くすように咲いていて、これもまた見事な眺めでした。
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深い樹林帯の中に続く登山道では、気持ちの良い山歩きを楽しむことが出来ましたが、間もなくかなり険しい山道が続くようになりました。この辺りから、かなり汗も流れるようになってきました。
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登山口から入って約2kmのところに、こんな道標が立っていました。ここから、弥陀ヶ池までは900mということですから、あと一息というところまで来ました。ここまでほとんど休憩もとらずに登ってきましたから、行動食を補給しながら、ここで初めての休憩を取ることにしました。
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深い樹林帯を抜けると、景色が急に明るくなり、そこに静寂に包まれた池が広がっていました。これが弥陀ヶ池ですが、奥に見える山が目指している日光白根山になります。
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弥陀ヶ池の脇を進むと、木道も設置されていました。ここで、カメラのレンズを7-14mmに付け替えて、焦点距離7mmの超広角で撮影したのがこの写真です。
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弥陀ヶ池をグルッと廻り込んで、少し広くなっている岸辺から座禅山(標高2,317m)の姿を撮影したのがこの写真です。向こう側に、先ほど歩いてきた木道も写っています。こちら側からだと順光ですから、水の透明感もよく分かる写真になりました。
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ここが弥陀ヶ池の分岐です。右に進めば菅沼の登山口、左に進めば五色沼に至ります。真ん中の道を登ると向こうに見える鞍部を左に折れて白根山頂への最後の登りへと続いていきます。
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日陰のない登山道です。直射日光を浴びると暑いこと暑いこと....、ここはひたすら我慢して登ります。右側が座禅山で、左側が白根山の山腹になります。
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大分登ってきましたが、暑くて汗まみれです。振り返ると眼下には先ほど通過してきた弥陀ヶ池が左側に、とても色が綺麗な五色沼が右側に見えるようになりました。
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暑さにクラクラしながら登っていくと、足下に赤い実をつけたコケモモがありました。一息つきながらここで撮影しましたが、高度を上げるにつれて、高山植物もチラホラ目に付くようになってきました。
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白根山の山頂まで標高差であと100mくらいでしょうか。周囲には、大きな岩が目立つようになってきましたが、そんな岩陰に小さな白い花を咲かせていたセリ科の花を見つけました。これはシラネニンジンでしょうか? それともハクサンボウフウでしょうか? 私には識別できるだけの知見がありません。
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青空の下で、360度の視界を期待して登ってきたのですが、ここまで来たら次第に雲の量が増えてきてしまいました。周囲の山並みを隠すように、雲海が広がり始めています。
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次第に雲の量が増えてきてやきもきさせてくれましたが、ここまで来て、かろうじて雲の切れ間から、菅沼や丸沼の姿が見えています。山の向こう側には、あの広大な尾瀬の湿原が広がっているのでしょうか....
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白根山の西側には、雲海がどんどん厚く広がってきました。次第に景色が隠れて見えなくなります。これでは、山頂で周囲の景色を堪能するという楽しみが....
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山の北側はまだ、それほど暑い雲海が広がっているわけではありません。手前には弥陀ヶ池がよく見えますが、まだ菅沼と丸沼もその姿が確認できる状況です。
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間もなく山頂というところで、東側を見下ろすと、そこに五色沼のコバルトブルーの綺麗な湖面が見えました。その美しさに見惚れて、思わずカメラを向けてしまうほどの良い眺めです。
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時間はちょうど10時になったところです。菅沼の登山口から歩き始めて3時間ちょっとの時間が掛かりましたが、無事に日光白根山(標高2,578m)の登頂を果たすことが出来ました。途中は辛いところもありましたが、頂上に立てばそんなことは吹き飛んで、涼しい風に吹かれながら気分は最高です。
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頂上直下の岩場に、トウヤクリンドウの群生がありました。身を乗り出すように撮影してきましたから、ちょっと怖かったです。私のイメージの中では、トウヤクリンドウは夏の終わりを告げる花のように感じていましたから、山の上では既に秋の気配が漂い始めているようです。
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山頂では20~30分ほど休憩かたがた、周囲の景色を堪能してきました。さて、それではお昼のポイントである五色沼の避難小屋へ向かおうと足を進めたところ、岩の間から五色沼の全景が綺麗に見えます。これはもう撮影するしかありません。
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五色沼避難小屋方向へ下ってきたところで、たくさんの登山者とすれ違いました。振り返って山頂方向を撮影したものですが、山頂直下の最後の厳しいところを、みんな頑張って登っていきます。
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ミヤマイワニガナ、タカネニガナ、ミヤマニガナなど、色々な名前が思い浮かびますが、はてさてこの花はどの名前が当てはまるものでしょうか?
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ここにもトウヤクリンドウが咲いていました。今度は身を乗り出すような岩場ではなく、登山道のすぐ脇の草むらの中でしたから、落ち着いてアップの写真を撮影することが出来ました。
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大分下ってきたところで振り返ると、先ほどまで見えていた白根山の山頂にガスが掛かり始めています。よく晴れているのに、山の天気は本当に分からないものですね。この辺りの草原にも、高山植物がたくさん咲いていました。
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山の斜面は、マルバダケブキやミヤマアキノキリンソウなどがたくさん花を咲かせています。その向こうに見える五色沼のコバルトブルーの色合いの中に、浮かび上がっている姿が印象的でした。
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これは、ヤマハハコの仲間であると思いますが、随分ボリュームのある花を咲かせているものです。その立派な花姿に敬意を表して、ここでも写真を1枚....
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あそこに見える赤い屋根の建物が、今回の昼食ポイントである五色沼の避難小屋になります。途中で風景や山野草の写真を撮りながらゆっくり降りてきましたから、時間は12時を過ぎてしまいました。
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避難小屋で遅めの昼食を食べて、ゆっくりと休憩させてもらいました。さて、これから五色沼へ降りて、下山方向へ向かうことにします。足を進めると、そこにカニコウモリの大群落が広がっていました。
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ここが五色沼です。上から見た時には、とても綺麗な色合いだったのですが、畔で見るとそんなでもありません。池の水も思ったほど冷たいものではありませんでした。
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五色沼を後にして、ここを超えるとその向こうに弥陀ヶ池があります。そこまで行けばあとは下る一方ですが、この登り返しが結構堪えました。でも、周りの景色を楽しみながらゆっくり足を進めます。下山後は、日光湯元の温泉で汗を流し、この日は赤沼駐車場で車中泊してきました。のんびり歩く山歩きは、とても気持ちの良いものでした。次はどこの山に登ろうか....思いを巡らすとキリがありません。(^^;;
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by coffeeto-p2 | 2016-09-03 06:00 | 登山 | Comments(0)