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ホオアカの囀りが響く奥日光

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梅雨寒の不快な天気が続いています。お休みをもらって、長野県へ野鳥観察の遠征に出掛けてきたのはよかったのですが、2日目は朝から雨に降られて、外気温は10度を少し超えるくらいでした。1日目にある程度の野鳥写真などが撮れて、全くの空振りではなかったのですが、雨は3日目まで続くという予報でしたから、野鳥観察どころではありません。写真撮影など出来るような状況ではありませんから、早々に退散してきました。しかし都内の自宅に戻っても、土曜日の昼間の気温は20度に届かず、肌寒い陽気です。雨の合間を縫って、愛犬のお散歩に付き合ってきましたが、喜んでくれたのはチョコちゃんだけであったようです。オホーツク海高気圧が張り出しているため、冷たい空気が流れ込んでいるということです。不順な天候は続いて欲しくありませんが、それでも梅雨寒の陽気は今日までということで、明日の日曜日からは平年並みの気温に戻ってくれそうです。
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さて、今回紹介しているのは、奥日光の戦場ヶ原で撮影してきたホオアカの写真です。5月26日(土)から27日(日)にかけて行ってきましたが、この時は天気に恵まれて、爽やかな高原の空気を満喫してくることが出来ました。
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戦場ヶ原を通過する木道を歩いて行くと、何本かの大きな枯れた立木があります。その脇を抜けようとしたら、草原から飛び上がった野鳥が枝先に留まるのが見えました。何だろう? 直ぐにカメラを向けると、そこにいたのがこのホオアカでした。でも逆光で撮影条件は良くありません。
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戦場ヶ原の広い草原の中から、ホオアカの囀りの声が響いてきました。何処で鳴いているのだろうか? 広い草原の中に目をやると、枯れた立ち木の上で囀る姿が目に留まりました。
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青木橋の手前、戦場ヶ原の草原が途切れるあたりには、シモツケソウの花畑がありますが、去年咲いた花の枯れた茎の上に、ホオアカが1羽留まっていました。花が咲いていたら良かったのですが、まだ時期的には早かったようです。
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枯れ木の天辺に留まって、これ以上ないと思われるような大きな声を出して、精一杯に囀っているホオアカです。名前の由来となっている頬の部分のレンガ色と、胸にある特徴的な黒色とレンガ色のよだれ掛けのような模様が、とてもよく目立ちました。
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この日は、小田代ヶ原を回って、午後から戦場ヶ原へ足を進めてきましたが、その途中であしだちの有志の皆さんと出会いました。偶然のことで驚きましたが、野鳥を見つけるよりも嬉しい出会いであったように思います。

by coffeeto-p2 | 2018-06-17 06:00 | 自然
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