ムラサキシキブとジョウビタキ

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毎日歩く通勤経路には、このところ散り敷く落ち葉が目立つようになり、冬の到来が印象付けられます。街路樹のイチョウの木は、まだ黄色い葉が残っていますが、これも時間の問題といったところです。経路途中の横断歩道橋の脇に、モクレンの木が3本立っていますが、歩道橋を渡りながら目線の高さの木に目をやると、その枝には柔らかそうなビロードの羽毛に包まれた、花芽がたくさん出ていました。つい先日まで葉が残っている間は気がつかなかったのですが、枯葉となって散り落ちた後の枝では、来年の春の到来を待ちわびるように、開花の準備が進められていたのです。そんな様子を見つけたら、驚きとともに嬉しくなってしまいました。季節が巡るのはとても早くて、今は冬の入口に差し掛かってはいますが、春の到来を待ちかねている私のために、自然界から嬉しいプレゼントを貰ったような気持ちになります。これからは、春を予感させてくれる自然界のイベントが、色々な形で目につくものと思います。そんなのを見つけるのが、寒い冬の間の自然観察の楽しみになります。
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12月最初の週末は、3日(日)が登友会の忘年登山となっていましたから、2日(土)は近場で探鳥してこようと、埼玉県の北本自然観察公園へ出掛けてみることにしました。そろそろ冬鳥達も顔を揃えていることでしょう。
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冬鳥達との再会を楽しみに出掛けてみたところ、全体的に野鳥の姿は少なめでしたが、園内のムラサキシキブの木に飛来して、その実を啄ばんでいるジョウビタキ♀を見つけました。ジョウビタキとは今シーズン初めての出会いとなりました。
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渡って来てまだ間がないと思いますが、どうやらこの辺りを縄張りと決めたようです。姿を見つけて、しばらくの間観察していましたが、どこかへ飛び去ることはなく、ほぼ同じ場所で何度か姿を見せてくれました。
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ジョウビタキは、大陸で繁殖して日本へは越冬のために渡ってくることが知られています。しかし、最近聞いた話では、南八ヶ岳で繁殖するジョウビタキが観察されているということですが、実態はいかがなんでしょうか? 私も確認のために、足を運んでみたいと思うようになりました。
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ジョウビタキは、もともと昆虫類やクモ類などを捕食する動物食の野鳥ですが、冬の間は餌が少なくなりますから、今回観察したように木の実も餌にしているようです。餌の少なくなる冬の間は、野鳥にとっては生存をかけた厳しい季節になるのでしょう。

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by coffeeto-p2 | 2017-12-08 06:00 | 自然 | Comments(0)
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