思い出の波崎のオオソリハシシギ

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3週間連続して週末が雨に祟られ、野鳥写真の撮影が出来ませんでした。そのあおりを受け、このブログで紹介する写真がネタ切れとなってしまいました。仕方がありませんから、以前に撮影した写真の中から思い出の写真を拾い出してきました。
この写真を撮影したのは、2005年10月15日のことです。今からもう10年以上前のことになりますが、当時はカモメを観察してその識別をすることが面白くて、冬のシーズンは毎週のように銚子から波崎にかけて足を運んでいました。特に、銚子漁港の岸壁の上に並ぶカモメの群れは、その数の多さはもちろん、種類やバリエーションの豊富さで私を魅了してくれました。数年間はカモメの識別にめり込んで、銚子漁港へ足を運ぶことが毎冬のフィールドワークとなっていましたが、そのお蔭で野鳥識別の基礎知識を色々と身に着けることが出来たと思います。
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その頃の定例パターンとして、早朝の薄暗いうちから自宅を出発して、利根川沿いを一路銚子へと車を走らせていました。朝7時前後には波崎へ到着し、そこで朝食を食べながらまず波崎の海岸と新漁港で野鳥を探すのが常でしたが、その時、波崎の海岸で見つけたオオソリハシシギの写真が、今回紹介する対象となります。
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この時期の波崎海岸には海水浴客の姿はなく、サーファーが何人かいる程度だったと思います。割合静かな環境でしたから、シギチも安心して海岸で羽を休めているようでした。
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この写真を撮影した当時は、まだ一眼レフを所有していなかったので、フィールドスコープにデジカメを装着して、いわゆるデジスコ撮影していました。小鳥類のように激しい動きが少ないですから、割合撮影しやすい対象であったように記憶しています。
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オオソリハシシギは、同じ仲間のオグロシギと大変よく似た姿形をしています。くちばしが反っているのがオオソリで、尾羽が黒いのがオグロだと先輩から教えられましたが現場での識別が難しいですね。でも、背面の各羽に注目すると、先端が尖っているのがオオソリハシシギで、丸まっているのがオグロシギの特徴ですから、それが確認できれば識別できると思います。
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この写真を見れば、くちばしが僅かに反っていて、先端が黒い初列風切の下に見える尾羽が黒くありませんからオオソリハシシギと分かるのですが、距離が遠かったりするとオグロシギとの識別が難しいですね。

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by coffeeto-p2 | 2017-11-02 06:00 | 自然 | Comments(0)
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