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夷隅川河口のカワラヒワ

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お盆の帰省ラッシュで、高速道路はどこも大渋滞が発生しています。
山の日に続く三連休は、北八ヶ岳ロープウェイを利用して、坪庭を散策しながら縞枯山(標高2,403m)に登って来ましたが、行きも帰りも高速道路の渋滞が予想されました。何とかこれを回避できないものかと考え、行きは自宅で昼食をとって午後1時過ぎに出発したところ、若干の渋滞はあったものの午後5時過ぎにロープウェイの山麓駅に到着することが出来ました。そこで車中泊をし、翌朝一番のロープウェイで坪庭散策と縞枯山登山を楽しんでくることが出来ました。その日は日帰り温泉に浸かって汗を流し、蓼科湖畔の駐車場で2泊目の車中泊をしてきました。3日目はゆっくりと朝食を済ませてから出発して、午後1時過ぎには自宅に到着することができました。
帰りの中央高速は、小仏トンネル付近の渋滞が気になっていましたが、昼前に通過したことで1kmほどの渋滞で済み、心配していた10km以上の大渋滞に嵌まることなく、概ね順調に走り抜けることが出来ました。
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さて、今回紹介するのは、7月最後の週末に足を運んだ、外房の夷隅川河口付近で撮影したカワラヒワの写真です。ここの河口干潟では前回紹介したオオメダイチドリの写真が撮影できましたが、探し回っている間に干潟周辺の草地を飛び回っていた群れがこのカワラヒワでした。
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枯れ枝に留ったカワラヒワが、伸びをするように羽を広げてくれました。翼にある黄色い翼帯は、飛翔した時に気が付く程度ですが、黒褐色の風切羽の中に綺麗に浮かび上がって見えました。
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日陰がなくて、暑い暑い海辺の草原ですが、ここでたくさん観察できたのがこのカワラヒワの群れでした。私はグッタリとなっていましたが、彼らはこんな環境にも順応して、元気に飛び回っていました。
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この個体は、胸に黒褐色の縦斑がたくさん出ています。これは、今年生まれのカワラヒワの若鳥ですね。成鳥になればこの縦斑は消えて、ノッペリした一様な胸になりますが、幼鳥の時だけに見られる特徴です。
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昨日来の都内の気温は、そんなに高くなくて助かりますが、この週末に遊んできた2,000m級の山の涼しさには比べようもありません。それに引き換えこの海辺の暑さは、風が吹いていればまだ何とかしのげますが、逃げ込む日陰もありません。この日は車中泊をする場所をどこにしようかと、思案する様な状況でした。

by coffeeto-p2 | 2017-08-15 06:00 | 自然
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