春を迎えたタシギ

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4月の声を聞くようになると、渡り途中のシギチたちがたくさん観察できるようになります。干潟や休耕田を巡り歩くのが楽しいシーズンですね。特にツルシギの渡りは早めで、3月中から渡っていく姿が観察できるようです。ソロソロ様子を見に行かなくてはと思っていました。
このところ、シギチの情報は殆んど入ってきませんが、休耕田巡りをしてみれば、何か見つかるに違いありません。足を運んでみなければお話になりませんから、例年淡水性のシギチがたくさん観察できる霞ヶ浦の周辺へ出掛けてみることにしました。
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渡り途中のシギチ類が羽を休めているであろうと思われる、水が張ってある休耕田を中心に、広大な田園地帯でゆっくり車を走らせながらかなり探し回ってみましたが、水のある休耕田が少なくて、なかなかその姿を見つけることができません。
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稲敷大橋からさほど遠くないハス田に差し掛かった時、シギチが水田の中に舞い降りるところを目撃しました。何が舞い降りたかよく分かりませんが、その辺りを探してみると枯れたハスの茎の影に、ジッと佇んでいるタシギの姿が見つかりました。
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一度その姿が見つかると、面白いもので後はそんなに苦労しなくても、次々とタシギの姿を見つけることが出来ました。少し離れた休耕田にも、草むらにタシギが何羽も羽を休めているところがありました。
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ここにもタシギが動かないでジッとしています。この休耕田の中だけでも5~6羽のタシギが潜んでいるようです。他の休耕田はあまりパッとしませんから、暫らく車を停めてここで撮影することにしました。
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図鑑によれば、タシギは旅鳥とされていますが、本州中部とそれより以南では越冬するとされています。今回撮影のために足を運んだ霞ケ浦周辺では、冬の間普通に姿を見ることが出来ますから、ここでは冬鳥としてのイメージが強いですね。
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春を迎えたタシギ達は、間もなく繁殖地へと旅立っていくものと思われます。これから暫らく休耕田を巡ると、淡水性のシギチの混じって、オオジシギやチュウジシギなどが次々と渡って来ることでしょう。見つけにくいジシギ類ですが、その識別もまたとても難しいですね。今シーズンもまた、識別に悩まされることの連続になりそうです。

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by coffeeto-p2 | 2017-04-17 06:00 | 野鳥 | Comments(0)
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