棒ノ嶺に登ってきました


f0372177_15013468.jpg
3月中は春分の日が連なった三連休があるので、どこかへ遠出したくなりました。でも、年度末で仕事が忙しくなる時期ですから、気持ちの上には遠出するほどの余裕がありません。この3月は、登友会の定例登山にも参加できなかったので、この機会に山登りへ行ってこようと思いました。行くんだったら、山野草が咲いているところが良いなと思ってネットを見ていたら、棒ノ嶺(標高969m)に登る登山道の途中で、ネコノメソウが見られるとの書き込みが目に付きました。これはちょうど良いところですね。今回は、すんなりと目的地を絞り込む事が出来ました。登る山が決まれば、あとは実行あるのみです。三連休中日の3月19日(日)に登ってきました。
棒ノ嶺(標高969m)というのは埼玉県側の名称で、東京都側では棒ノ折山と呼称しているようです。一つの山に二つの名前が付いているのは何故でしょうか? 今回は、埼玉県側から登ったので、棒ノ嶺の名前で紹介します。
f0372177_14593435.jpg
ここは埼玉県飯能市側の登山口にある駐車場です。さわらびの湯という日帰り温泉施設に隣接しています。広い駐車場がありますから、たくさんの車が駐車できて助かります。
f0372177_15001315.jpg
駐車場から車道を登ると、そこに有間ダムがどっしりと構えていました。約10分ほどで到着しました。取っ付きのところにこの石碑がドッシリと据えられていました。
f0372177_15002169.jpg
有間ダムはコンクリートのダムではなく、ロックフィル式のダムになります。埼玉県内ではここだけだこいう事で、東京近郊では珍しい形式のダムであるようです。今回の登山口は、このダム湖を回り込んだ、左奥の水色の太いパイプの向こう側にあります。
f0372177_15002783.jpg
名栗湖をグルッと回り込んで到着した、ここが白谷沢の登山口です。駐車場からここまでの経路には案内標識などはありませんが、駐車場で地元の人から聞いていたので、ここまではすんなり来る事が出来ました。
f0372177_15003137.jpg
白谷沢の登山口から入ると、杉林の中に登山道が続いていました。歩き始めはちょっとキツイですが、すぐに慣れて足を進めます。
f0372177_15003730.jpg
歩き始めて暫くすると、登山道は谷川沿いを進むようになりました。これはあのハナネコノメを見つけるチャンスです。川に降りて周囲を探して見ると、岩陰にハナネコノメを見つける事が出来ましたが、まだ蕾で花は咲いていません。
f0372177_15004145.jpg
白谷沢の流れは水量はそんなに多くありません。やっと春がやって来たという感じで、これから賑やかになっていくものと思います。
f0372177_15004831.jpg
登山道脇の標識です。少し緩やかになったこの辺では、前後を歩く登山者の姿も見えます。東京近郊で手頃な山ですから、人気があるのでしょう。
f0372177_15005511.jpg
棒ノ嶺はハイキング気分で登れる低山ですが、岩壁に挟まれて狭くなった峡谷が続く場所があります。山岳用語でゴルジュと呼ぶのだそうですが、高山に挑む雰囲気が味わえます。
f0372177_15005904.jpg
ここのゴルジュも、渓流の中にゴロゴロしている大きな岩の上を、足元に注意しながら渡り歩いて通過します。ちょっとスリルがありますね。
f0372177_15010253.jpg
ゴルジュの向こう側にクサリ場があります。あれを登り切ればゴルジュの連続帯を抜けることが出来ます。
f0372177_15010631.jpg
ここの岩陰にも、ハナネコノメの群落がありました。喜んでカメラを向けましたが、ここもまだ蕾のままで花が開いていません。白谷沢のハナネコノメを観察するには、少し早すぎたようです。
f0372177_15011056.jpg
ゴルジュ帯を抜けたらその上に林道と合流するポイントがありました。ベンチなどが設置されていましたから小休止を取り、その上に続く山道を岩茸石へと足を進めます。
f0372177_15011585.jpg
坂道を登り詰め、稜線の上に出たところに大きな岩が聳えていました。これが案内標識にも表示が出ていた岩茸石です。若者が岩の上に登って、周囲の景色を眺めていましたが、見晴らしは道だったでしょうか。
f0372177_15011859.jpg
岩茸石から稜線上の道を辿ります。稜線に沿って左側は杉林、右側は雑木林と、樹林層がはっきりと分かれているところが面白いですね。
f0372177_15012175.jpg
ここが次のマークポイントである権次入峠です。これでゴンジリ峠と読むようです。奥多摩の高水三山の一つ岩茸石山(標高793m)への分岐にもなっていました。
f0372177_15013001.jpg
これは棒ノ嶺(標高969m)の山頂に建てられていた東屋です。山頂直下の登りがきつかったですが、広い山頂に出て、気持ちよく周囲の景色を楽しむことが出来ました。
f0372177_15013873.jpg
山頂の斜面には草原が広がっています。みんなここに座ってお昼を食べていました。私もザックを下ろして、おにぎりと温かいとん汁で栄養補給をします。秩父の山並みが少し霞みがちに見えていました。
f0372177_15014286.jpg
稜線上の道を下山していくと、途中にまた林道と合流する場所がありました。あの林道を横切って向こう側の尾根道を辿ります。
f0372177_15014617.jpg
途中の山道はこんな風に木の根が張り巡らされていました。足の踏み場に困ってしまうような状況で、歩きにくい道をそろそろと下って来ました。
f0372177_15015011.jpg
河又の登山口まで下ってきました。分かりにくい場所にありましたから、こちらから逆ルートを辿ろうとしたら、登山口を探すのに苦労したことでしょう。
f0372177_15015455.jpg
橋を渡って向こう側の小高い丘の上が車を止めた駐車場です。3月19日のことですが、まだマンサクの花が咲いていましたから、里に比べると気候は少し寒いのでしょう。お目当のネコノメソウもまだこれからというところでしたが、のんびりと山歩きを楽しんでくることが出来ました。

[PR]
by coffeeto-p2 | 2017-04-14 06:00 | 登山 | Comments(0)
<< ヤマセミとの出会い 田島ヶ原で自然観察 >>