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飛翔するノスリ

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渡良瀬遊水地は、特に冬場はタカ類の観察に適した場所であるということで有名ですね。これまで何回か足を運んで、早朝からタカ類を中心に観察し、ねぐら入りまで見届けようと、暗くなるまで観察を続けていたこともありました。1月22日に足立・自然にふれあう会(通称あしだち)の月例探鳥会がこの渡良瀬遊水地で開催されました。あしだちの探鳥会には、このところ全く参加していなかったので、メンバーの皆様から忘れ去られる前に顔を合わせてこようと思い足を運んできましたが、懐かしい皆さんと再会できて、それだけでも良かったと思っています。しかし、やはり一番のお目当ては野鳥観察にあります。特に、このブログで紹介する写真をたくさん撮って来なければなりません。買ったばかりの新しいカメラを持って、そのテスト撮影も兼ねて行って来ました。
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今回は、タカ類の数が少なかったものの、小鳥類がたくさん撮影できて、私なりには満足できる結果となりました。それに、前々回に紹介した渡良瀬遊水地では珍しいマガンの群れも観察できたりと、思っていた以上に成果が上がりました。何でもアクションを起こさなければ、それなりの結果を残すことが出来ないと、今回もまた実感しました。
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さて、今回紹介するのは、ノスリの写真です。探鳥会が終わり、解散した後で単独で撮影していた時、葦原の上空に飛来してくれたものです。少し距離がありましたから、新しく購入したオリンパス E-M1mKⅡ に 300mmF4 + MC14 を付けて、換算840mm相当の望遠レンズを手持ちで撮影しました。
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このシステムはとても小型軽量の上、カメラには5軸手ぶれ補正が搭載されています。レンズの手ぶれ補正の両方が効きますから、6段階分の補正効果があります。お陰で手持ちで撮影しても、ブレのない写真を撮影することが出来ました。
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もう一つこのカメラの素晴らしいところは、オートフォーカスが効いた状態で秒間18コマの連射が出来るというところです。これはすごい威力です。これまで使っていた E-M1 は、秒間10コマの撮影が出来ましたが、秒間5コマに落としてもオートフォーカスは最初の1枚で固定されていました。
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それがオートフォーカス追従で18コマですから驚きました。野鳥写真の撮影には、これだけでも購入する価値があると思います。
その E-M1mKⅡ を使って撮影してみましたが、初めての使用でしたから写真の良し悪しは別として、手ぶれ補正の効果と18コマ連射の威力を体感するには十分でした。連写のスピードは素晴らしく、これからは間違いなく私の主力カメラになります。

by coffeeto-p2 | 2017-01-27 06:00 | 野鳥
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